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2008年12月 4日 (木)

社会的良心

わけあって、『居住福祉』(早川和男、岩波新書、1997年)を
パラパラと読み直していたら、
「ふうむ」と、うなる言葉が書いてあった。

戦後、イギリスの社会保障制度の確立に貢献した
ウィリアム・べヴァリッジは、人間の「社会的良心」について
こう言ったそうだ。

「社会的良心とは、すなわち、物質的に快適な生活
をしている人々でも、隣人が快適な生活をしていな
ければ、精神的に快適でないという感情である。

会的良心をもつということは、仲間たちが、欠乏、病
気、陋隘(ろうあい)、無知、無為という社会的諸巨悪
につかまって苦しんでいるのに、それを見過ごし、個
人的な繁栄に自身逃げ込んで平静ではおられない、
ということ
である」



今朝の朝日新聞で、
反貧困ネットワークの湯浅誠事務局長は、
「黙認続けば正社員にも波及」というテーマで、
派遣切り問題を切り口に、短い論考を寄せているが、
最後に、

「連合や全労連といった労働組合は、正規労働者の
ベアを求めるだけでなく、非正規の雇用確保を求め、
果敢な運動を展開すべきだろう。要求書の一項目で
『非正規社員の待遇改善』をうたうだけではない『春
の闘い』がどう展開されるのか。非正規労働者や社
会全体が注目している」

と書いている。

まさに来年は
労働組合の社会的良心が問われる春闘になる。
学習運動も、その闘いにどう貢献するのか、試されている。




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日記」カテゴリの記事

コメント

「社会的良心」の言葉の対極に「自己責任」があると思います。「2009年春闘別冊」が私の手元に届くのが楽しみです。学んでがんばろうと思います。
ここのブログを読むと勉強になります。

投稿: 鹿児島K | 2008年12月 4日 (木) 19時25分

Kさんおつかれさまです。
社会的良心が一番かけているのが、
KY首相ですけどね。
はやく選挙で決着つけたいですね。おたがいがんばりましょう!

投稿: 長久 | 2008年12月 5日 (金) 11時06分

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