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2008年8月 8日 (金)

現実逃避…

夏バテか・・・。体がだるだるです。
仕事への集中力もまったく衰弱。
そういうときは、とりあえず本読んでます。
ま、現実逃避ですね。

ということで、最近読み終えた本。


『ファルク・ピンゲル 和解のための歴史教科書』
    (ファルク・ピンゲル+近藤孝弘、NHK出版、2008年)


「NHK 未来への提言」という
BSの番組を本にしているシリーズ。

世界中の教科書を収集している
「ゲオルク・エッカート国際教科書研究所」という
ところが、ドイツにあるらしい。
そこの副所長の方へのインタビュー本。

「なるほど」と思うところが多い。

ドイツとポーランドの歴史教科書対話。
ドイツとフランス。
旧ユーゴスラビア諸国での教科書対話。
東アジアにたいする認識と提言も。

「違いを強調するのではなく、共通点を見い出す」
という姿勢が大事。結局、長い時間がかかるけど、
交流と対話の積み重ねが、大事だということ。


『覇権なき世界を求めて-アジア、憲法、「慰安婦」』
            (石川康宏、新日本出版社、2008年)


元となっている論文は、たぶんすべて
読んでいるのだけれど、かなりの加筆がされている。

それだけ、情勢の進展、
世界の構造変化の流れが速い、
ということなのでしょう。

それにしても、あれだけの激務をこなしながら、
こうして本を仕上げられるワルモノ先生の力には、
いつも敬服いたします。

倉敷集会の記念講演がいまから楽しみです!
(私は裏方なので聞けないかもしれませんが…)


『GNH-もうひとつの<豊かさ>へ、10人の提案』
            (辻信一編著、大月書店、2008年)

「H」とはハッピー、つまり幸福。
「GNH」とは「国民総幸福」という造語です。

それぞれの「豊かさ論」がなかなか面白かったけれど、
なんかしっくりこない部分も。
「変えていくための道筋」があいまいで、
「価値観を変える」ところが強調されすぎな気も。

それぞれの提言を読んでいて、
『資本論』にその答えがあるんじゃないかなー、
と思いながらページをめくっていたら、
最後のダグラス・ラミスさんがマルクスのことを
語っていて、「おお!」と思いました。
マルクスの「労働論」のところが
ちょっと違うんじゃないか、と思ったけれど。

共通しているのは、
「豊かさ」とは、カネや経済成長じゃない、ということ。
西本郁子さんの「時間」の論考もおもしろい。



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