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2008年8月 2日 (土)

彫師・ナイチンゲール

最近読み終えた本。


『消えた女』(藤沢周平、新潮文庫、1983年)

『漆黒の霧の中で』(藤沢周平、新潮文庫、1986年)

『ささやく河』(藤沢周平、新潮文庫、1988年)


いずれも、「彫師伊之助捕物覚え」というシリーズ。
現代でいうと探偵物secret
元岡っ引の伊之助という彫師が主人公。
純粋に楽しめました!


『仕事の悩み解決しよう! トラブル@メール相談』
  (笠山尚人・中田進・林萬太郎・平井哲史、新日本出版社、2007年)


高知へいく電車の中で読んだもの。
こんな本を出版する必要のない日本に、早くしたいものです。



『統計学者としてのナイチンゲール』(多尾清子、医学書院、1991年)

ナイチンゲールは、たんなる看護師ではありません。
もちろん、「看護」を創出した人ですが、
病院建築家でもあり、すぐれた教育者・管理者でもあり、
多くの著述を残した著述家でもあり、
そして、卓越した統計学者でもあったのです。

ナイチンゲールは、ケトレという社会統計学者に
師事し、統計をもちいて、衛生改革や病院の問題点を
みごとにあぶりだすという、能力をもっていました。
もともと数字が大好きで、数学教師をめざそうと
思った時期もあったそうです。

「統計はなんのためにあるのか」という基本命題を、
ナイチンゲールは教えてくれているように思います。
私たちも、グラフや表などを使って、わかりやすく
問題点やものごとの本質を見抜くという手法をもちいます。
それはなにより、目の前の現実を変えるためにこそ、
だと思います。

「ナイチンゲールの統計学的思考とその方法論は、
鋭い観察によって事実を提示するとともに、その
問題点を明確にし、その結果、論理が導き出される
という手法である。これは、正に科学的方法論その
ものであり、彼女の考案した死亡率や、平均入院
日数の計算方式は、現在の医療統計学にそのまま
使われており、これらは100年以上もその優れた
先見性を示し続けているのである」(35P)




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