« 知って使おう労働者の権利 | トップページ | メイトアルバイトさん »

2008年6月27日 (金)

今日は朝日新聞にキレた

きょう(27日)の午後は、ソワニエ看護専門学校
11回目の講義。気温が暑くて体はバテバテでした。

読書日記は、『シスター寺本松野-その看護と教育』
という、すごい本を紹介しました。

また、前々回に出された学生さんからの2つの質問
について答えてみましたcoldsweats02

2つ目の質問に答えるときに、
マルクスの「職業選択にさいしての一青年の考察」の
有名な部分を紹介したのですが、
質問をしてくれた学生さんが感想文で、
「マルクスの言葉が胸に刺さりました」と書いてくれていました。
よかった。


本講義では、「ものの見方(1)」という、えらくシンプルな
テーマで、事実から出発すること、原因を考える姿勢、
先入観・決めつけとたたかう努力を強調しました。

ひとつの例として血液型性格判断をとりあげたのですが、
感想文などを読むとかなりインパクトthunder
あったようでありました。
ほんとーにこれは根深い問題です。
早くやめましょう、こんなことは。

が、しかし!
今日の朝日新聞の政治面で、「ポスト小沢」がどうした
こうしたという記事があって、民主党の幹部5人ぐらいの
紹介があったのですが、
「データ」として7つぐらいの項目があって、
「趣味」「座右の銘」「カラオケで歌う曲」などはまだ
わかりますが、なんと「血液型」が紹介されていました。
朝日新聞のレベルはそこまで落ちたかと
がっくりdownきました。女性週刊誌じゃないんですよ!
血液型がその人を判断するなんの材料になるんですか。
こんな非科学的なことを堂々と載せる朝日新聞の
見識を今日は(も?)はっきりと疑いました。

*人間の性格をたった4つに分けれるのでしょうか
*人間は生まれてから死ぬまで、性格は「同じ」なのでしょうか。
  「性格」は変わるものだし、そのときは血液型も変わるのですか?

 ・・・つまりここにあるのは、とても貧困・単純な「人間観」。

*だいたい、もし血液型と性格に因果関係があるのだったら、
 それが科学的に証明されているのだったら、なぜ小学校の
 教科書に書いていないのでしょうか。


 
「なんとも不思議なことであるが、ろくに観察もしないで、
 あるいはまったく観察ぬきで、あるいは少しでも世間の
 経験と突き合わせてみればとっくの昔に嘘とわかってい
 るはずの“ことわざ”や“格言”の類などに頼って、人び
 とは判断を下しているのである」
 (F・ナイチンゲール『看護覚え書』13章「病人の観察」より)


というような、ナイチンゲールやヘンダーソン、
川島みどりさんの言葉を講義で紹介して、
「科学的なものの見方を」と補足しました。

最後に、「観察力」「感性」をきたえる
トレーニングの努力について話してみました。





|

« 知って使おう労働者の権利 | トップページ | メイトアルバイトさん »

講師活動」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 知って使おう労働者の権利 | トップページ | メイトアルバイトさん »