サービスではなく人権
きのう(19日)は、75期岡山労働学校の
第6講義。
「公共サービスがあぶない!-雇用破壊と民営化の先に」
というテーマでした。参加は16名。
講師は、岡山高教組書記長の
藤原真さん。
藤原先生も、労働学校の
常連講師となっています。
藤原さんは最初に、「最近はまっていること」として、
広島カープについて熱く語られました(笑)。
カープを好きになった経緯や理由が語られ、
プロ野球で唯一の市民球団、広島市が運営する
公共の球団なんだ、というところから、話を始められました。
郵政民営化から2年、何が変わったか・・・。
民営化のうたい文句「小さな政府、小さな自治体」。
民間でできることは民間で。「構造改革」と「規制緩和」。
など、最初に民営化の理由や根拠を検証されました。
また、民営化は企業にとってのビジネスチャンス、
「パブリックビジネス」として位置づけられ、
「構造改革特区」「指定管理者制度」「PFI」「市場化テスト」などの
方法を用いて、どんどんと民営化が
進められていることが、医療や保育、奨学金などを例に
具体的に説明されました。
民営化の「影」は、本当にさまざまな形で
噴出していきているということを、
郵便、保育、耐震偽装、仙台プール屋根落下事件、
学校給食などの例をあげながら語られました。
そして、民営化の最後の市場?~「鉱脈は学校運営にあり」
として、いま公教育が変質してきている問題をあげられ、
じっさい藤原先生が現場で聞かされた言葉として、
「授業はサービス、生徒保護者はお客様」ということがあり、
入学してからは生徒は「商品」として、扱われようとしている
実態が語られました。
教職員評価制度や、学校の統廃合、
臨時教職員のワーキングプア、
リクルート出身校長の話や、
全国一斉学力テストの問題が説明されました。
さいごに、誰のための民営化か、ということが
強調され、憲法で保障された基本的人権を
担うのが公務の役割であり、
教育もサービスではなく、すべての人に保障される
基本的人権のひとつなどだ、ということが
強調されました。
いつものように、
おもしろく、とてもわかりやすいお話でした!
班討論の様子。
【受講生の感想】
「今日の民営化の話は納得いく話が多かった。
正直、郵政民営化『言ってたとおりになってる
じゃん』と思っていたから、聞きに来てよかった。
民営化があんなにもたくさんあることも知らな
かった」
「『民営化』よく聞くことば。保育園もその話題で
いっぱいです。あらためて、じっくり話をきけて
よかったです」
「民営化は、住民にとって全く利益がない。もう
けるのは企業ばかり・・・。公教育は守らねば…
高教組ガンバッテ下さい。自治体労働者もガン
バレ!」
「教育と福祉に国は力を入れるべきだと思う。
民営化してもいいものと、してはいけないものを
ちゃんと区別しないといけない。少子化、少子
化と言うまえに基盤をしっかりしないと意味が
ないと思う」
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コメント
正確には,球団でなく,球場の運営が広島市です。
ともあれ,土日行ってきました。残念ながらナイターは雨天中止でしたが,街のあちこちで「市民球場でカープを応援しよう(by広島市)」の看板が目に付き,やっぱり「市民球団」なんだなと実感しました。
一緒に行ったちび子(小学2年生)は原爆ドームに興味を示し,コンパクトデジカメを任せると計20枚ほど様々なアングルから撮影していました。何でだろ。
投稿: ワラセンセイ | 2008年6月23日 (月) 20時48分
ワラセンセイ、ありがとうございます。
カープ観戦、残念でした…。
私は1度も市民球場に行ったことがありません。
今年で最後らしいので、
1度はいかねばと思っています。
東京にいたころは、いろんな球場に足を運んだ
ものですが…。
ちなみに私は中日が好きなのです。
でも、先週の話を聞いて、カープもいいな、と思い始めています(笑)
岡山に近いですしね。
投稿: 長久 | 2008年6月23日 (月) 23時23分