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2008年6月30日 (月)

『学習の友』7月号

『学習の友』7月号のご案内(遅いか)。

【特集 プラス2℃の危機-地球温暖化と洞爺湖サミット】
 *目で見る学習 地球温暖化のABC(歌川学)
 *温暖化防止をめざす世界の動きと日本の責任(増田善信)
 *企業の社会的責任/家庭でのとりくみ(岩佐茂)
 *エコ・グリーン・ウェーブと地球温暖化対策(森吉秀樹)
 *グリーンジョブ運動?-人間らしい働き方と温暖化問題(小田川義和)

【その他の記事】
 *600人団交でパートの賃上げを勝ちとる(小寺美智子)
 *会社の嘘を許さない不屈のキャディさん、保育士さん(臼井道子)
 *ためされる良心-新聞ジャーナリズムの行方(吉崎二郎)

【連載】
 *ものの見方と人間らしさ③-木を見て森を見ず(長久啓太)
 *暦所を考える③-地獄・極楽と階級社会(村本敏)
 *労資関係と暮らし改善の道⑦民主的税制と暮らし改善
                           (辻岡靖仁・田中紘一)


今月号は今まさにホットな、
地球温暖化問題が特集です。
北極の氷snowが科学者の予想をはるかに越える
速度で解けているsweat02という事実が報道されています。
人類全体が、緊急に、総力をあげて取り組まなければ、
想像もできない事態が起こるかもしれません。

日本の責任は重い。
が、政権与党の姿勢はここでもオソマツ。
世論の力で政府と最大の排出先である
大企業を包囲していきましょう!





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2008年6月29日 (日)

メイトアルバイトさん

きのう(28日)は、生協労組おかやまの
メイトアルバイト学習交流会

久米センター(たぶん津山市)であり、
行ってきました。

岡山から車で1時間20分ほどだったでしょうか。
初めて来たところでありました。

11時から、全労連制作の「いまそこユニオン」の
DVDを見て、それから私が話す、という形式でした。
参加はメイトアルバイトさん7名と
労組専従の方3名の計10名。

メイトアルバイトさんとは、商品の戸別配達などを担う、
週に2日の短時間労働者のみなさん。
しかし、契約は2日でも、欠員があればそれ以上働いたり、
賃金が貴重な生活費の一部になっている人も多いそうです。

生協労組おかやまでは、
5年前までは、アルバイトの加盟はたった1人だけでしたが、
ここ3か月ほどで、組織拡大運動にとりくみ、
一気に50人近い仲間をむかえています。
団体交渉での発言、組織拡大を力にして、
時給アップなど、要求実現で大きく前進をしています。
全国的にも進んだ取り組みをしている労働組合です。

で、加盟した人たちを対象に、学習と交流会を
もつことになり、きのうの企画となったということです。

私は、「知っておきたい!労働組合の基礎知識」
といういつもの感じのテーマでしたが、
パートのみなさんとはまた少し雇用形態が違う
メイトアルバイトさんということで、内容を考えてみました。

Dscn4722

 お昼休憩の様子。
 昼食をいただきながら、
 とある面白い
 ビデオをみる。






7月にも笠岡方面で同じ学習交流会をします。



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2008年6月27日 (金)

今日は朝日新聞にキレた

きょう(27日)の午後は、ソワニエ看護専門学校
11回目の講義。気温が暑くて体はバテバテでした。

読書日記は、『シスター寺本松野-その看護と教育』
という、すごい本を紹介しました。

また、前々回に出された学生さんからの2つの質問
について答えてみましたcoldsweats02

2つ目の質問に答えるときに、
マルクスの「職業選択にさいしての一青年の考察」の
有名な部分を紹介したのですが、
質問をしてくれた学生さんが感想文で、
「マルクスの言葉が胸に刺さりました」と書いてくれていました。
よかった。


本講義では、「ものの見方(1)」という、えらくシンプルな
テーマで、事実から出発すること、原因を考える姿勢、
先入観・決めつけとたたかう努力を強調しました。

ひとつの例として血液型性格判断をとりあげたのですが、
感想文などを読むとかなりインパクトthunder
あったようでありました。
ほんとーにこれは根深い問題です。
早くやめましょう、こんなことは。

が、しかし!
今日の朝日新聞の政治面で、「ポスト小沢」がどうした
こうしたという記事があって、民主党の幹部5人ぐらいの
紹介があったのですが、
「データ」として7つぐらいの項目があって、
「趣味」「座右の銘」「カラオケで歌う曲」などはまだ
わかりますが、なんと「血液型」が紹介されていました。
朝日新聞のレベルはそこまで落ちたかと
がっくりdownきました。女性週刊誌じゃないんですよ!
血液型がその人を判断するなんの材料になるんですか。
こんな非科学的なことを堂々と載せる朝日新聞の
見識を今日は(も?)はっきりと疑いました。

*人間の性格をたった4つに分けれるのでしょうか
*人間は生まれてから死ぬまで、性格は「同じ」なのでしょうか。
  「性格」は変わるものだし、そのときは血液型も変わるのですか?

 ・・・つまりここにあるのは、とても貧困・単純な「人間観」。

*だいたい、もし血液型と性格に因果関係があるのだったら、
 それが科学的に証明されているのだったら、なぜ小学校の
 教科書に書いていないのでしょうか。


 
「なんとも不思議なことであるが、ろくに観察もしないで、
 あるいはまったく観察ぬきで、あるいは少しでも世間の
 経験と突き合わせてみればとっくの昔に嘘とわかってい
 るはずの“ことわざ”や“格言”の類などに頼って、人び
 とは判断を下しているのである」
 (F・ナイチンゲール『看護覚え書』13章「病人の観察」より)


というような、ナイチンゲールやヘンダーソン、
川島みどりさんの言葉を講義で紹介して、
「科学的なものの見方を」と補足しました。

最後に、「観察力」「感性」をきたえる
トレーニングの努力について話してみました。





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知って使おう労働者の権利

きのう(26日)は、75期岡山労働学校
第6講義がありました。
なんと参加は9名!(涙)
きのうは、青年劇場の「族譜」というお芝居が
同時刻に岡山市民会館であり、
そちらに何人か流れたもようであります。
それにしても少なかったので、残念。

テーマは
「いまこそユニオン-労働組合の底ヂカラ」
ということで、
県労会議事務局次長で学習協会長の
伊原潔さんが講師でした。


Img_1869

 プロジェクターを
 つかって説明する
 伊原さん。



労働相談の事例などを
紹介されながら、
労働者の権利、労働組合の力、
職場でこんな問題がおきたとき、
今の労働者が置かれている実態、
などなど、非常に具体的なお話でした。

一人でも入ることのできる
ローカルユニオンのことも紹介され、
「たたかう人生も面白い」と語られました。

リアルな事例が印象的なお話でした。


講義終了後のグループ討論では、
「前に働いてた職場では・・・」
「いまのバイト先でこんなことが・・・」という
話もだされ、盛り上がりました。


【受講生の感想】

「週1日でも6ヶ月働いたら年次有給休暇が1日つく
ことにびっくりしました。2年間は記録をとっていたら
残業代は出るのかと驚きました。パートやアルバイト
でも一般労働者の3/4以上の勤務時間があれば
社会保険に入れることも発見でした」

「そういえば・・・就活中に『面接で給料のことは聞い
てはいけない』と教わりましたが、働く人の権利に
ついては全然知らされていませんでした。不当なこ
とに気づける労働者をつくりたくない思惑がはたら
いている気が・・・権利を使うためにも、しっかり知っ
ておかなければ、と思いました。自分の会社の就業
規則を改めてチェックしようと思います。どきどき…」




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2008年6月26日 (木)

軍事と環境の視点

きのう(25日)も、過密な忙しさでした…。
18時からは、
岡山医療生協労組の中央委員会
30分間の平和学習の講師に行ってきました。
(写真とるの忘れた)

「平和運動の課題と労働組合」という内容。
軍事と環境、という視点に反響があったみたいです。
あと、90式戦車などの軍事費浪費に、知らなかった人は
唖然とし、「信じられない…」とつぶやいていました。


以下、レジュメです。



一。平和運動の課題と労働組合
 
1。平和運動は、“こなす”課題ではない
  
◇戦後63年・・・1年1年が、貴重な橋渡しの時期
   
*戦争体験者、被爆者の減少
   
*日本と世界の平和を創造する力をもった、主権者として
    成長するために

     
「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を
     地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会にお
     いて、名誉ある地位を占めたいと思ふ」(憲法前文)

     
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の
     不断の努力によつて、これを
保持しなければならない」(12条)

  
◇戦後の平和運動の教訓と成果
   
*戦争の違法化…人々のたたかいの結果
   
*みたび、原爆投下を許していない・・・日本の平和運動の先進性
   
*憲法9条を変えさせていない…安保闘争、「9条の会」の運動など
   
 ・結果、自衛隊を直接他国の戦争に参加させていない(表面上は)
   
*世界は九条を選び始めている
    
・今年5月、史上初めての「九条世界会議」の成功
   
*63年間戦争に参加してこなかった日本のブランドが、地域紛争
    解決の力に

 
2。労働組合がなぜ平和運動に取り組むのか
  
◇労働組合は、基本的人権・ヒューマニズムの担い手
   
*「人たるに値する生活」(労働基準法第1条)をもっとも破壊する
    ものが戦争
   
*平和のうちに生きることは基本的人権

    
「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、
    平和のうちに生存する権利を有することを確認する」
                           (日本国憲法前文)

  
◇憲法の理念を実現する役割
   
*憲法の下書きをつくったGHQ(連合国軍総司令部)が労働組合
    に期待したこと

  
◇私たちの暮らしと戦争
   
*世界の軍事費は年間
1兆2040億ドル(約140兆円‐06年)
   
*日本の軍事費は年間約5兆円。根拠のない米軍への思いやり
    予算は毎年約
2000億円。毎年の社会保障抑制額とほぼ同額。
   
*労働者が生み出した富(お金)が、武器や戦争に使われている
   
*戦争で破壊されるのは、命だけでなく、労働者がつくりだした
    モノやネットワーク
   
*エコに反する軍事エネルギー。そして環境破壊。
    
・イラク戦争開戦直後、イラク領内に展開した米軍が使用した
     燃料は
1日5.7万キロリットル。大阪府の1日のCO2排出量に
     匹敵。爆弾が発生させるCO2も。
    
・軍事関係による年間CO2排出量は、年間7.9億トン。これ
     は、排出量6位のドイツを上回る量。兵器は、環境への配慮
     は二の次で開発されている。
    
90式戦車の燃費はリッター200~300m、戦闘機に至っては、
     1分間飛ぶごとに908ℓの燃料を消費、約8時間飛ぶだけで日
     本人が生涯に排出するCO2を出す
    
・モノと人を破壊し、森林を壊し、汚染物を出す。戦争は最悪の
     環境破壊。
   
*軍事費に使うお金を、環境政策や、医療・福祉・教育にまわ
    せば、どれだけのことができるだろう。どれだけ、人びとの笑
    顔が増えるだろう。


二。当面の平和運動の課題
 
◇原爆症認定訴訟
  
*情勢は山場。被爆者の苦しみへの想像力を。
 
◇核兵器廃絶
  
*岡山県内の平和行進。7月16日~26日。どこかに半日でも参加を。
  
*8月の世界大会に職場から多くの仲間を送り出そう。
   現地で学ぶことの多さ。
 
◇岡山空襲の継承
  
*6月29日
 
◇日本の侵略戦争の学び
  
*問題はまだ山積み
 
◇海外派兵恒久法の阻止
  
*自衛隊の海外派兵を永久化する法律。今年中に形としてまとめ、
   来年の通常国会に提出される見込み。
 
◇横須賀への原子力空母配備反対。
  
*首都圏3000万人の命が危険に。事故が起きれば、首都圏は人の
   住めない死の街に。
 
◇他にもたくさんありますが・・・

 
◇学習することを常に土台に
  
*課題だけ押しつけると、反発を受ける。納得と共感が大事。



さいごに:1人ひとりができることを
      
あさのあつこさん(児童文学者)のメッセージ

      
「憲法九条が変えられれば、私の息子たちが徴兵される
      可能性だってあるわけです。でも、私たちは日々の生活
      に流されて、あまりそういうことを考えなくなっている。正直
      いって、どうしたらいいかを考えるのはものすごくエネル
      ギーがいりますよね。反戦デモに参加するのだってエネ
      ルギーがいるし、すぐ結果がみえるわけでもない。それな
      ら黙っていたほうが楽じゃないかと思う。
       
でもそういうことの積み重ねの結果が、今なのかもしれ
      ません。毎日普通に生活している私たちが少しずつ動い
      ていかないと恐ろしいことになると思うんです。いろんな人
      と本音で話しながら、何ができるかを手探りしていきたい
      と思っています」       (「しんぶん赤旗」
05.2.25付)



以上。




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2008年6月25日 (水)

うれしい反響

うれしいことが続いています。

全国学習交流集会in倉敷のチラシができて、
いよいよ本格的な宣伝活動に入ろうと
していますが、期待の声happy01が寄せられています!

このブログで集会の全体内容を2日前にお伝えした
ところ、さっそく兵庫のある労働組合の方から、
「チラシをメールで送ってください」と連絡がありましたpresent

愛媛労連の方からは、
「11月には愛媛からも参加します。
労連全体として、青年運動の強化のために、
10・5青年雇用集会と、11月の倉敷集会を
位置づけて、青年の参加を呼びかけています。
たいへん楽しみにしています」
とメールをいただきましたtulip

高知県学習協のI上事務局長からも、
「内容を見てみると、24,000円にふさわしい
ものに仕上がっていると思います。全体として、
青年の琴線ふれるものであることに自信を
もってとりくんでいきたいです」とメールで
連絡をいただきましたcake

そして、岡山でも来月の県の母親大会に
チラシを入れてもらおうと、連絡をとり、
チラシをFAXで送ったところ、新婦人の方から、
「すごくいい内容だね~!石川先生の話は
ぜひ行きたい」と期待の声をいただきましたyacht

きのうの林病院の学習会でも
チラシを配って宣伝したのですが、
藤野高明さんのことを2分ぐらいで
説明したのですが、みなさん「おおっ」という
雰囲気で聞いておられましたspade
唇で点字を読む、ということだけで、衝撃なのに、
社会科教員として30年間教鞭をとったという
事実に、驚いておられました。


倉敷集会、宣伝すればするほど、
手ごたえがある内容になっています。


こんなことが立て続けにあったので、
最近仕事が多忙で体は疲れているのですが、
気持ちはとても元気ですrun





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2008年6月24日 (火)

憲法違反です!

今日(24日)の午後は、
林病院の職員2年目研修の学習会に。

「憲法を学んで使う-活憲の時代」という
ことで、休憩をはさんで90分間話をしてきました。

Img_1866
 休憩時間の様子。
 30名弱の参加でした。

 新しくなっていた
 集会室にびっくり。
 前は暗くてキタナイ
 ところでしたから。


憲法そのものの話をするのは久しぶり
だったのですが、
少し情勢が落ちついてきているので、
以前なら自民党の新憲法草案の説明や
改憲をめぐる情勢を後半必ず入れていたのですが、
「主権者として成長するために、憲法を使おう!」と
いうことに比重をおいて話をしてみました。

とくに憲法の3章の説明に力を入れてみました。
また、林病院の労働組合は、オープンで、
最近組織率も下がっていて、
いろいろ困難も多いと聞いていたので、
28条のところの説明で、
「労働組合に入っていない人は憲法違反です!
すぐそこに事務所がありますから、すぐに行ってくださいっ」
と力をこめてアピールしてみました(笑)

9条の話では、日本の侵略戦争とその反省の
うえにたっての9条の意味について語りました。
あと軍事費の問題も。

さいごに、
あさのあつこさん、日野原重明さんの言葉を
紹介して終わりました。



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2008年6月23日 (月)

全国集会 内容かたまる

11月22日~24日(土・日・振替休日)に行われる
全国学習交流集会in倉敷の内容が
かたまりましたので、お伝えいたします。

参加費は24,000円(2泊3食+参加費)で、
高いですが、中身はそれ以上の感動を
お約束いたします!
ぜひ倉敷へおこしください bus car train airplane

岡山県内の日帰り参加は、
1日1,000円程度になる見込みです。


【11月22日(土)-1日目】

◇会場「岡山コンベンションホール」

13:00 スタート!
      開会式
      文化・交流企画shine(楽しい企画を準備中!)

14:10 基調報告
      山田敬男・労働者教育協会会長

14:35 休憩

14:50 ribbon
記念講演 ribbon

 
     「憲法どおりの日本をつくろう!」
       ~情勢をきりひらくたたかいと学習~


      講師:石川康宏さん(神戸女学院大学教授)

16:30 全体集会終了

      *各自で倉敷へ移動(山陽本線だと20分弱)
      *ホテルチェックイン
      *夕食は各自で

19:10
~20:50 特別交流企画cherry(自由参加)
      
      尾崎恵子さん(客室乗務員)-講演と交流のつどい-
       *会場:倉敷公民館ホール

      「輝いて生きたい、仲間とともに」
       ~大空に夢をのせて~


【11月23日(日)-2日目】

◇分科会&オプショナル学習会会場「倉敷労働会館他」

9:30~14:00 分科会note
           *昼食休憩は分科会ごとに会場で
                   (お弁当を用意します)

  ○第1分科会「働く貧困層問題を考える」
    ・問題提起者:石川康宏さん(神戸女学院大学教授)

  ○第2分科会「朝日訴訟から学ぶ」
    ・現地実行委員会が準備、運営

  ○第3分科会「いきいき青年活動交流会」
    ・問題提起者:中田進さん(関西勤労協講師)

  ○第4分科会「学習運動交流会」
    ・中央実行委員会が準備、運営

  ○第5分科会「『学習の友』交流会」
    ・労働者教育協会から問題提起(予定)

  ○第6分科会「労働組合の学習・教育活動」
    ・問題提起者:山瀬徳行さん(国交労連顧問)

  ○第7分科会「ハンセン病療養所をたずねて」(動く分科会)
    ・現地実行委員会が運営、別途交通費負担

  ○第8分科会「片山潜の生家と日帰り温泉」(動く分科会)
    ・現地実行委員会が運営、別途交通費負担

14:00~ 自由行動club
       *倉敷美観地区観光など、お楽しみください

14:30
~17:00 もっとトコトン学びたい人へ
       -オプショナル学習会flair-(参加自由)

        ①学んでみよう、基礎理論
         講師:槇野理啓さん(関西勤労協講師)

        ②平和と憲法を考える
         講師:浅井基文さん(広島平和研究所所長)

19:10
~21:00 青年大交流会chick
        *現地青年実行委員会が計画中!
        *会場:倉敷労働会館ホール


【11月24日(振替休日)-3日目】

◇会場「倉敷芸文館ホール」

9:30 スタート

9:40 ribbon 記念講演 ribbon

     「生きる力、学ぶ喜び」
      ~未来の扉をひらくために~

     講師:藤野高明さん(元盲学校社会科教諭)

11:10 閉会式
      ・分科会報告、行動提起、あいさつなど

12:00 全体集会終了


----------------------

3日目の記念講演は、尾崎恵子さんの
日程調整がつかなかったため(残念!)、
藤野高明さんにお願いすることになりました。

藤野さんのご紹介はまたおいおいしていきたいと
思いますが、すばらしい方です。すごい方です。
ぜひ聞きにおこしください。

また、尾崎恵子さんも1日目の夜に
講演していただく機会をつくることができました。
1日目の記念講演は、石川康宏さん。
分科会も充実しています。

先日、関西勤労協の中田進さんが電話してきて
いただいたときに、集会の内容をお伝えしたら、
「石川さんに、藤野さんに、尾崎さん、いや~すごいことやね。
来た人みんな感動やね~」とおっしゃっていました。

ほんとうにそうだと思います。
みなさんに「でっかい感動と確信」を得ていただける
全国集会になります。
2日目晩の「青年大交流会」も気合いを入れて準備します。
全国の仲間との交流にもご期待ください。


お、お、お、お楽しみに!
そして、倉敷へおこしください!

チラシが必要な方はご連絡ください。
メールの場合、PDFでお送りすることができます。





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2008年6月22日 (日)

タイムリー!

金曜日(20日)の晩、
岡山県AALA連帯委員会&日中友好協会岡山支部が
主催した
「チベット問題とは何か」学習会に参加しました。

会場は岡山医療生協会館コムコム。
参加は40~50名ほどだったでしょうか。

講師は、京都大学大学院教授で、
日中友好協会の常任理事でもある、
大西広さん。

Img_1863
 初めてお話をお聞きしましたが、
 とてもわかりやすいお話でした。

 そして、「ゆーてる意味わかりますね?」
 がよく口癖(だと思う)で出てくるのが
 特徴でありました。

話はすばらしく総合的で具体的。
中国のかかえる少数民族問題が、
経済的側面、政策的側面、文化・歴史的側面から
語られ、「なるほどぉ」「へぇぇぇ」の連続で
ありました。

オリンピックとチベット問題での
具体的提案まで示され、かなりスッキリ。

帰りぎわに、大西教授の最新刊、
『チベット問題とは何か-経済問題としての中国少数民族問題』
(かもがわ出版、6月新刊)をさっそく購入。
また読みたいと思います。

じつは、またしても来月頭に
チベット問題を学習会で話をしなくてはならなく
なってしまったので、
個人的にもすばらしくタイムリーな学習会でありました。

ほぼ、大西教授の受け売りでいこうと思います、はい。



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2008年6月20日 (金)

子どもの命みつめて(下)

今日(20日)の午後は、ソワニエ看護専門学校
10回目の講義。

「読書日記」は『ママでなくてよかったよ』。

また、ビデオを見る前に、
絵本、『わすれられないおくりもの』を読み、
あれこれ説明しました。

で、今日は小児科医・細谷亮太さんの
「子どもの命みつめて」(「人生の歩き方」という番組)の
3回目「親の悲しみと向き合う」と、
4回目「サヨナラの向こうに」を見ました。

Img_1861

 はじめて教室内を
 こっそり撮影(笑)

 ビデオをみる
 学生さんたち。



今回も、学生さんには
学ぶことが多かったようでありました。

感想文もよかったのですが、
今日は時間がないので割愛。


次回と次々回は、
一応「ものの見方(哲学)」なんですが、
さて、何をしゃべろうかな~。



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サービスではなく人権

きのう(19日)は、75期岡山労働学校
第6講義。
「公共サービスがあぶない!-雇用破壊と民営化の先に」
というテーマでした。参加は16名。


Img_1855

 講師は、岡山高教組書記長の
 藤原真さん。
 藤原先生も、労働学校の
 常連講師となっています。


 藤原さんは最初に、「最近はまっていること」として、
広島カープについて熱く語られました(笑)。
カープを好きになった経緯や理由が語られ、
プロ野球で唯一の市民球団、広島市が運営する
公共の球団なんだ、というところから、話を始められました。

郵政民営化から2年、何が変わったか・・・。
民営化のうたい文句「小さな政府、小さな自治体」。
民間でできることは民間で。「構造改革」と「規制緩和」。
など、最初に民営化の理由や根拠を検証されました。

また、民営化は企業にとってのビジネスチャンス、
「パブリックビジネス」として位置づけられ、
「構造改革特区」「指定管理者制度」「PFI」「市場化テスト」などの
方法を用いて、どんどんと民営化が
進められていることが、医療や保育、奨学金などを例に
具体的に説明されました。

民営化の「影」は、本当にさまざまな形で
噴出していきているということを、
郵便、保育、耐震偽装、仙台プール屋根落下事件、
学校給食などの例をあげながら語られました。

そして、民営化の最後の市場?~「鉱脈は学校運営にあり」
として、いま公教育が変質してきている問題をあげられ、
じっさい藤原先生が現場で聞かされた言葉として、
「授業はサービス、生徒保護者はお客様」ということがあり、
入学してからは生徒は「商品」として、扱われようとしている
実態が語られました。

教職員評価制度や、学校の統廃合、
臨時教職員のワーキングプア、
リクルート出身校長の話や、
全国一斉学力テストの問題が説明されました。

さいごに、誰のための民営化か、ということが
強調され、憲法で保障された基本的人権を
担うのが公務の役割であり、
教育もサービスではなく、すべての人に保障される
基本的人権のひとつなどだ、ということが
強調されました。

いつものように、
おもしろく、とてもわかりやすいお話でした!


Img_1859

 班討論の様子。





【受講生の感想】

「今日の民営化の話は納得いく話が多かった。
正直、郵政民営化『言ってたとおりになってる
じゃん』と思っていたから、聞きに来てよかった。
民営化があんなにもたくさんあることも知らな
かった」

「『民営化』よく聞くことば。保育園もその話題で
いっぱいです。あらためて、じっくり話をきけて
よかったです」

「民営化は、住民にとって全く利益がない。もう
けるのは企業ばかり・・・。公教育は守らねば…
高教組ガンバッテ下さい。自治体労働者もガン
バレ!」

「教育と福祉に国は力を入れるべきだと思う。
民営化してもいいものと、してはいけないものを
ちゃんと区別しないといけない。少子化、少子
化と言うまえに基盤をしっかりしないと意味が
ないと思う」



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2008年6月19日 (木)

苅田アサノさん!

最近読み終えた本。

『午後の居場所で』(落合恵子、朝日文庫、2003年)

朝日新聞でのエッセイ連載をまとめたもの。
肩ひじはらずに読める文章は、やっぱりイイ。


『日本の軍隊-兵士たちの近代史』(吉田裕、岩波新書、2002年)

学びたい内容とは違ったのですが、
これはこれで面白かった。

「日本軍」の特質は、歴史の中で
さまざまな要素が折り重なってつくられたのだなぁ、
と思いました。
「社会との関わりのなかでの軍隊」という問題意識は、
現在の自衛隊にも言えると思う。
じっさい、今そういう本を読んでいるところ。


『ママでなくてよかったよ』(森下純子、朝日文庫、2003年)

ソワニエ読書日記11冊目。

6歳で小児がんが発病し、8歳で亡くなった
重信(しげのぶ)くんと、そのお母さん(著者)の闘病記。

つらい。
がん治療の苦しさが痛いほど伝わってくる。
抗がん剤、放射線、手術・・・。想像をこえる辛さだと思う。
そして、親の心の痛みも。

一番苦しいはずの重信くんの、まわりへの
思いやりや気づかいは、ただただ、涙なのであります。
8歳で亡くなった彼が残してくれたものは、
きっと多くの人の心の中に、生き続けると思います。


『希望と勇気、この一つのもの』(澤地久枝、岩波ブックレット、2008年)

岩波ブックレットが25周年(たしか)とやらで、
装丁が真っ白になってました。

澤地さんの「私のかかげる小さな旗」は、
ますます、強く、高くひらめいているように思います。

五味川純平さんとお仕事されていたんですね。
知りませんでした。


『女性革命家たちの生涯』(広井暢子、新日本出版社、1989年)

来月早々に、とある「語るつどい」をすることになり、
モチベーションを上げて行こうと、
自宅の本棚で「何かよいものは・・・」と探していたら
目に入った本(いつ買っていたのかは不明)。

戦前生まれの女性革命家たち(13人の方が紹介されています)。
その多くは、天皇制権力の弾圧によって
命を奪われる。まだ、20代、30代だ。

どの先輩も、科学的社会主義の
学習への気合いがハンパでない。
この時代の特徴といってしまえばそれまでだが、
見習うことが多い。

科学的社会主義の理論と出会い、
共産党員として、人々の命と生活、幸福のために
生涯を生き抜いた先輩たちから学ぶもの…。

あまり好きな言葉ではないが、
“不屈さ”ということなのかなぁ。
はっきりいって自分にはない…。
すぐ曲がる、妥協する(涙)。


一番印象に残ったのは、やはり地元岡山、
苅田(かんだ)アサノさんだった。

名前は聞いたことはあったが、
この人はすごい!
地主(当時は権力的地位にある)の出身で、
お嬢さんでありながら、
「人間の真の力、真の努力の価値が知りたい」(女学校のときの作文)
と、ロシア文学から科学的社会主義の理論へと飛躍して
いった経過が書かれている。

宮本百合子さんとの交流や、
婦人運動との関わりも書かれていた。
1949年の総選挙で岡山1区から2回目の出馬をし、
見事当選。岡山では初の共産党の国会議員となる。

苅田アサノさんも津山出身である。
朝日茂さんも津山出身だ。
片山潜も久米南町だ。
じつは革新のすばらしい伝統が岡山にはある…!

が、「岡山のすごい先輩」のことを
知っている若い人はほとんどいないだろう。
もっと学んで、私も語れるようにならなければ。


あと、野坂参三さんの妻の野坂竜さんの
ことも書かれていたけど、
参三氏は、妻にも党への裏切りのことを隠して
いたのだろうか…。気になるぅぅ。


『時代を開く党づくり』(浜野忠夫、新日本出版社、2008年)

モチベーションアップ作戦2冊目。

浜野さんの経験話以外は、
ほぼ学んできたことばかりだったが、
改めてどういう角度から「語る」かな~と
材料をいただいた感じ。

あと、襟(えり)をただしてがんばろ! と思いました(笑)。




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2008年6月18日 (水)

やっぱり『友』増やさんと

月曜日(16日)は、
全国学習組織の運営委員会。

東京日帰りでありました。
主題は『学習の友』の普及・拡大。
2万部への回復を秋の全国集会までに、
が目標であります。

都道府県学習組織の状況なども
一定知ることができ、
「どこもたいへんだなぁ…」と思う。

運営委員会終了後は、
全国集会の中央実行委員会を短時間で行う。
3日目の講師の件を決める。
現地の意向・提案が承認され、
ほぼイメージどおりの集会となりそう。
成功間違いなし!(笑)

詳しい内容は近々お伝えできると思います。
第2弾チラシは9割できております。

Img_1850

 会議終了後、
 いつもの居酒屋へ
 移動。

 お茶の水の風景。



飲み会は、まあ、いつものような
メンバーで、いつものような話をしていました。
もう少し生産性(?)のある話ができればいいけどなぁ。

山田会長が「『友』の内容で400円は、ほんとうに
すごいこと」という話にはすごく共感しました。
増やさんとな~。

拡大月間中だるみ中のわたくしでありました。




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2008年6月17日 (火)

岡山にもキター

日曜日、講演会が終わって、
近くの丸善に。

久しぶりに大きな本屋に立ち寄ったのですが、
ありました! ありましたよ! 『蟹工船』!


Img_1846

 キター!
 平積みです。

 新聞、テレビなどで
 取り上げられるほど
 大ブレイク中の『蟹工船』。

 でも、ひと月前ぐらいまでは、
 本屋に行った人に聞いても、
 「平積みにはなってなかった」
 ということで、
 「岡山はまだ波がこないなぁ」
 と話あっていたのですが、
 ついに、この目で確かめました。





Img_1847

 しかも、
 文庫売り上げの
 第2位ですよ!








Img_1848

 そしてまた、
 30代男性では
 もっとも売れている
 本ということ。
 すごいな~。






Img_1849

 帰りぎわ、
 岡山駅地下
 一番街の
 弘栄堂書店に。

 ここでも
 目立つところに
 ありました!


手書きで、
若い労働者の圧倒的支持!」とありました。

「労働者」という言葉が使われること自体、
なんか感慨深いです。

『蟹工船』ブームは、
嬉しい現象である反面、
過酷な労働者の実態の反映でもあります。

まさに、
学習運動の出番ではないか、と感じます。
団結は、知の力によってより強くなります。
私たちの運動の社会的役割を肝に銘じて、
がんばりたいと思います。





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2080年をめざす!

日曜日(15日)は、
午前中、岡山空襲の戦争遺跡を学ぶ
スクーリングに参加。(後日ブログで紹介します)

後は、「岡山・生と死を考える会」主催の
セミナー
に行ってきました。

会場は岡山市民会館でした。

Img_1839




 見てのとおり、
 刺激あふれる
 スーパー老人、
 日野原重明医師の
 講演を聞いたので
 ありました。








Img_1841

 どうだ~!
 の、96歳。

 2階席の後ろの
 ほうだったので、
 写真もちょっと
 ぼやけぎみ。



「自分は、後、後、後、後期高齢者」
といって自己紹介されていました(笑)。
そういえば、司会の方も、
「悪名高き後期高齢者医療制度」と
はっきりいってましたねー。
世論ははっきりしています。

話の内容は、だいだい本などで
読んでいたものが多かったのですが、
やっぱり面白い!ユーモアたっぷり。
若干ひっかかる部分もありましたが、
全体的には、たいへん刺激的でした。

いのちは、自分にあたえられた時間であり、
その器に何をつめこむかは、自分しだい。

自分のためだけでなく、他人のために、
自分の時間を使うこと、
また、目標をもち、つねに新しいことに
挑戦する姿勢をもつことを強調されました。

「3年後に判明する研究を今していますので、
3年たったら、また岡山に来て話をします」
というので、99歳の日野原さんに会えそうです。

あと、知ってはいましたが、
スーパー老人日野原さんのモデルとなっている
現在102歳の超スーパー老人の話も面白かったです。
人間何歳になっても成長できます。

「自分のモデルをもちなさい。ああいう人に
なりたいな、という」
と話される日野原さんは、間違いなく私の
ロールモデルの1人です。

「きのうは朝の6時まで仕事をしていて、
起きたのは7時、それから新幹線に乗って
きました。でもこんなに元気です。そして、
みなさんとこうしてお話ができて、さらに元気
になっています。今日も徹夜できちゃうぐらい」

いったいどうしてそんなことが可能なのか・・・。
まったく怪物であります。

1日に固形食は1食しか取らないという日野原さん。
「65歳から食生活を改めること」
「私は1日1300キロカロリーで十分です」

ぼくも、65といわず、40歳ぐらいから、
食生活を本格的に見直そうかなと、静かに決心しました。

100歳までは健康に生きたい。
2074年。
ずっと仕事もしたい。

そして、もうちょっと欲張って、
2080年ぐらいを目標に考えたい。
106歳か…。

ぼくは本気ですよ!(笑)


Img_1845

 ミーハー精神で、
 サインセールをしている
 日野原さんを写真に。

 間近で初めて
 お会いできました。





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2008年6月14日 (土)

子どもの命みつめて(上)

きのう(13日)の午後は、
ソワニエ看護専門学校での9回目の講義。

「読書日記」は、
細谷亮太さんの、『医者が泣くということ』。
ついでに、私が細谷先生(聖路加国際病院小児科部長)を
なぜ知ったか、何に感銘を受けたか、
昨年の「読書日記」で読んだ細谷さんの4冊の本、
そして、細谷さんが「医者が泣くということ」について
どう考えているか、について紹介しました。

細谷先生はこう言います、

「私が小児科医を続けることができたのは、これらの
子どもたちが、死ぬことを通じて『生きる意味』を教え
てくれたからだと思います。子どもたちとサヨナラする
たびに、私はボロボロ泣いてきました。それは、人が
生きることの意味を私たちに教えてくれるからです。
ありがたいことだと思います。悲しくて、つらいサヨナ
ラ…。だから
私は、これからも泣くでしょう。泣かなくな
ったとき。それは、私が小児科医をやめるときです

 (『NHK知るを楽しむ 人生の歩き方』07年6・7月テキスト)


講義後半では、
昨年7月にNHK教育で放映された
番組(←こちら)の、
1回目「治せない病との出会い」と
2回目「病と闘う子どもたち」をビデオで見ました。
ビデオは私が自宅で録画したものです。

何度見ても涙が出てくる内容で、
細谷先生の語るひと言ひと言が、
とても心に届き、考えさせられます。

学生さんたちも、
とても感銘を受けていたようでありました。
涙をぬぐっていた人も何人もいたようです。


感想文を紹介します。


「今日のビデオは本当に涙が止まりませんでした。
細谷先生の最後の言葉『人間てすばらしい』という
言葉が心に残っています。最近無差別殺人などの
ニュースが多いなか、1人の『命』について考えさせ
られました。『命』に向かう仕事につく予定ですが、
1人1人の命の重さを尊重できる人間でありたいと
思います」

「人の死に接する。とても重いこと。できれば接した
くない。たとえ病気の人でも、それはその一時のこ
とであって欲しい。でも人間は必ず死ぬ。一生懸命
生きる。出会いを大切に。全力で人と接する」

「ビデオを観て、小さい子供に死ということを伝える
のは難しいことなのに、細谷さんは上手に伝えてい
て、すごいなと思いました。自分が看護師になったと
き、きっと最初は細谷さんと同じで、患者さんが亡く
なった時にショックを受けると思います。だけど、患
者さんを少しでも元気にさせることのできる看護師に
なりたいと思いました。次も早く観たいです」

「細谷さんののような医師はすばらしいと思った。今
日のビデオを見て泣いてしまった。死を受けとめる
のは子供も大人も同じように悲しくて、さみしいもの
だと感じたし、命の尊さを知りました」

「医療従事者を目指す者として、私も、細谷亮太さん
のように、患者さんやその家族から、たくさんの事を
学ぼうとする姿勢を大切にしていきたいと思いました。
そして、今日の授業で、細谷亮太さんは、尊敬する
人物の1人となりました」

「今日のビデオを見て、細谷さんのファンになりまし
た。僕は、医者ではないが、看護師になるうえでの
目標になる人だと思った。僕も患者さんと接するうえ
で、3人称じゃなく、2、5人称ぐらいの距離で看護で
きたらいいと思う」

「細谷先生の一言、一言が、心に響きました。本当
に多忙な毎日の中でも、患者さんと接する時間を、
人生の長い時間の中での“ある時間”と大切に思え
ることは、とても重要なことだと思います。医療従事
者として、人として大切なことは何か、人を想い人の
為に泣くことができることって、患者さんや家族に
本当に伝わるんだなと痛切に感じました。これから、
自分が看護師になっても、このような気持ちを忘れ
ないでいたいし、このような先生に巡り合いたいと
思います」

「私は、看護師になったら小児科で働きたいと思っ
ていました。でも、小児科は子どもが好きだからとか
いう軽い気持ちではできないと思った。治って退院
できる子もいれば、退院できずそのまま亡くなる子
どもだっている。その時に、私はその現実を受け入
れられるのかと考えさせられた」

「子どもの命をみつめて、子どもと向き合ってきた
細谷さんに感動しました。話を聞いて胸がいっぱい
になりました。子どもが思うことは、素直で、とても
心が優しいのだと、ビデオを見て思った」

「泣いてばかりでは何もできません。でも悲しい時
は悲しいと泣ける人間になりたいと思います。
ビデオは、色々と考えさせられる内容だった。内容
は難しくないのに、頭の中に色々な考えや思いが
でてきて、上手くまとめることができません。来週の
ビデオが早く見たいです」

「正直、ビデオを見ている間はずっと泣いていまし
た。素平くんと司くんの、お互いがお互いに対する
気遣いがすごく優しくて胸にジーンときました。もし
自分が司くんだったら、素平くんの死を受け入れら
れるか分からないです」

「ビデオを見て涙が出そうになりました。小さい子ど
もたちなのに・・・まだまだこれからなのに・・・と思い
ました。でも死んで残された周りの人たちは、その
ことで学ぶことがたくさんあるのだと思いました」


次週は、番組の3回目と4回目をみます。



・・・このブログでも何回も書いてきたと思いますが、
本当に、こうした「医療や看護」の学びと出会う
ことで、私の生命観、人生観、幸福感は、
より幅広く、豊かなものになりました。

とくに、この細谷先生との
出会い(実際にお会いしたことはないですが)は、
「生きていることの“あたりまえ”」が、じつは
本当に幸せなことなんだ、ということを教えてくれた
ものであったと思います。

あと間違いなく、以前より、涙もろくなりました(笑)。
すぐ泣いてしまいます。
でも、泣けなくなったら、そのほうが悲しいですよね。




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2008年6月13日 (金)

『貧困』がある!

きのう(12日)は、75期岡山労働学校
第5講義
「日本には、『貧困』がある!-私たちにできること」
があり、14名が参加しました(だんだん減っている)。

講師は、われらが(笑)早島町議、
須増伸子さんでした。労働学校では常連講師です。

Img_1811
 ぼくが民青に入った
 とき(18歳)に、専従で
 県委員長をされていました。

 とっても明るい人です。
 元看護師さんです。

須増さんは、
ワーキングプアや、生活保護の実態などを
詳しく紹介されながら、
「人間らしい生活」とは、ということをお話されました。

また、現在日本で貧困と格差が
広がってきた背景についても、
ていねいに説明をされました。

さいごに、雨宮かりんさんの言葉を紹介されたり、
なぜいま『蟹工船』か、ということを話をされました。
9月にある早島町長選挙についても語られ、
「ぜひ応援してね」と結ばれました(笑)。

相変わらず、話がとてもわかりやすく、
ソフトな語り口なので、
参加者にもとても好評でありました。

Img_1814


 グループ討論の様子。





【参加者の感想】

「え!そうだったの?と知らなかった情報も
たくさんあり、深く、そして楽しさも忘れず学
習できました。ありがとうございました!」

「ヨーロッパの様子を聞いて、『すごいなぁ』
と思いました。日本も見習って欲しいです」

「自分の体験を思い出します。給料が入っ
た数日後には、使えるお金は2万円とか。
そこから食費や交際費をださないといけない」

「新しい視点からのお話を聞けて勉強になり
ました。格差がなくなる社会になったらいい
なぁと思いました」

「大企業だけがお金を貯め込んで、世間に
まわっていないのが問題だと思います」



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2008年6月12日 (木)

来月九州に行くぞ~

いま、11月の全国集会の要請行動の
段取りをしはじめている。
7、8月は九州にも行く予定。

とりあえず、7月の頭に、
福岡県学習協のS事務局長に
会いに行ってきます。
電話したら、「365日焼酎を飲んでいる」
と言ってたので、焼酎をお土産に(笑)。

で、後半にもう一度、
九州に行けたらと思っています。

鳥取も7月中に1度行きたい。

あー、楽しみです。
オルグ行脚は絶対面白いですからねshine


全国集会の内容については、
16日の中央実行委員会を経て、
ほぼ全体像が固まりますので、
来週中にはお伝えできると思います。

お楽しみに!




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2008年6月11日 (水)

まじめな風景…かな?

きのう(10日)は、18時から笠岡市職労
勤労者通信大学の学習会4回目。

労組コース4章を中心に、
『学習の友』なども使いながら、
労働組合の社会的役割について
考えました。

また、きのうは、第1回テストの
答え合わせなどをしました。
書記長が思わぬ苦戦!
問題を深読みしすぎて考えると、
言葉の問題とかで思わぬ
落とし穴があるものです(笑)。

「今日は勉強不足を痛感・・・」と
Y書記長は痛恨の表情を浮かべていました
bearing

Img_1804


 参加は6名でした。

 まじめな学習風景…





Img_1803

 いや、ほんとは
 こんな感じなんですけどね(笑)
 かなりザックバランにやってます。
 書記のA澤さん、はしゃいでます。


次回は7月8日(火)、
5章を学びます。




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2008年6月10日 (火)

ソワニエ本多し

最近読み終えた本。

この時期はどうしても
ソワニエ本の比重が多くなる。
どれも有意義な学びが得られるので
いいのだけれど。

『老いるもよし-臨床のなかの出会い』(徳永進、岩波書店、2005年)

ソワニエ「読書日記」7冊目。

大好きな徳永医師の本。
この人のすごいところは、
患者さんとのなにげないやりとりや日常のなかに、
「大切な意味のあること」を見いだす力、だと思う。

平易な文章で読みやすく、
さわやかな気分になる1冊。
なにより、「老いるもよし」という、
本のタイトルがいいじゃないですか。
後期高齢者医療制度と正反対です。



『ナイチンゲール 神話と真実』
       (ヒュー・スモール、田中京子訳、みすず書房、2003年)


ソワニエ「読書日記」8冊目。

先日も紹介したが、
ナイチンゲールが、自らの過ちとどう向き合ったのか、
その後の人生をどう生きたか、を追及した1冊。

川島みどりさんが、「事故論(過誤論)のモデルとなる」
と指摘しているが、まったく同感。学ぶところが多い。

全体的に、「この著者はナイチンゲール嫌いなんかなぁ」と
思える雰囲気をかもしだしているが、
ナイチンゲールの2通の手紙を根拠に、大胆な推測を
している部分は、説得的だ。

ナイチンゲールの伝記ものは、
ほぼずべて「100%賛美型」なので、
これはこれで、なかなか刺激があったと思うけど。

ナイチンゲールも「歴史のなかで読む」という
読み方をせねばならない。


『コード・グリーン 利益重視の病院と看護の崩壊劇』
 (ダナ・べス・ワインバーグ、勝原裕美子訳、日本看護協会出版会、2004年)


ソワニエ「読書日記」9冊目。

マグネット・ホスピタル(医療従事者が集まってくる病院)の

1つで、世界的にも有名で、ボストンにある、
ベス・イスラエル・ディーコネス病院の看護の
崩壊劇の過程を、若い社会学者が聞き取り、調査をし、
分析・評価したもので、米国の医療政策の失敗を明らかにしている。


著名な院長と看護部長を退職させ、
ビジネス・コンサルタントに経営の実権を握らせたことで、
あっという間に医療・看護の質が低下し、
有能な誇り高い医師や看護師が辞めて
しまった経緯がリアルにわかる。


率直な感想は、「こんなにも簡単に看護が崩壊するのか」
というもの。
利益重視の病院経営の波が看護に押し寄せるとき
(看護部の地位低下、ケアの主体性の後退、看護師の
人員不足など)、
看護師の「働く喜び、誇り」をたやすく奪い去るということ。
それが「燃え尽き症候群」となり、離職率の上昇に
つながっていく。
看護師不足、地域医療の崩壊と言われている日本の
医療情勢を考えれば、これは遠いアメリカの話ではなく、
まさしく日本の「看護の危機」に警鐘をならす
1冊。


『医者が泣くということ』(細谷亮太、角川書店、2007年)

ソワニエ「読書日記」10冊目。

尊敬する小児科医。「小児がん」の専門医です。
細谷亮太さんの本はたぶん5冊目。

今週と来週の授業は、この細谷先生の
NHK教育の番組のビデオを見ます。
昨年7月に放映されたものです。

なんと、今年の7月にまた再放送されるみたいです。
近づいたら「見ようぜ!」の宣伝したいと思います。

この本は、日記風エッセイで、読みやすく、
激務をこなされている細谷先生の仕事や日常の
生活のことなどがわかる貴重な1冊。
毎年の四国お遍路の旅日記も、とても面白い。


『自衛隊の国際貢献は憲法九条で-国連平和維持軍を統括した男の結論』
                      (伊勢崎賢治、かもがわ出版、2008年)


PKOとか、武装解除とか、
はっきりって今まであいまいなイメージしか
もっていなかったが、
これは非常にリアルに紛争地域の現場で
起きていることや、パワーバランスなどがわかる。

憲法9条をもつ日本は、アフガニスタンなどで、
「美しい誤解」(非暴力の中立的イメージ)という特長をもち、
「日本のやつの言うことなら」と信用されるという。
日本にしかできない役割とは。問題提起の1冊。

九条を使って、日本にしかできない
戦略的な外交を展開することが、21世紀の
おおきな課題。貴重な現場からの声。

それにしても、自衛隊って、
つくづく不思議な軍隊だと思う。
自衛隊の勉強も少ししてみたい。


『そうか、もう君はいないのか』(城山三郎、新潮社、2008年)

作家、城山三郎と、その妻との
出会いから別れまで。

引き込まれるように、2時間で一気に読む。
ほんとうにステキなカップルだったんだな、と思う。
最後は泣けた。

城山さんの小説も、何冊か読んでみようかなぁ。





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2008年6月 9日 (月)

毎週の風景

今日(9日)の晩は労働学校の運営委員会。
開校中は毎週必ずやっています。
これで16回目の会議です。

今晩は久しぶりに早い時間に
4人全員集合!

Img_1802
 独習報告、
 近況報告などを 
 しているところ。


最近受講生の参加率が低下している。
働きかけの強化が今日の議論の主題か。



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「そんなにいい雑誌が!」

『学習の友』拡大月間のご報告。

土曜(7日)は、岡山高教組の定期大会に
5月号の見本誌と「購読のお願い」の簡単な
お手紙をつけて配布していただく。
いまのところ反応なし。

今日(9日)は午前中、倉敷医療生協労組へ出かける。
つくなり、「もう増やしたわョ」と労組のYさん。
事務所にきていた児島歯科の方が購読とのこと。
いきなり嬉しいではないですか!

Img_1801



 労組事務所。





10時から、Yさんと水島協同病院内を
見本誌を持ってオルグにまわる。
労組役員をしている人を中心にまわるが、
みな、わりとすんなり「では」ということで購読となる。
「今日はすごい幸先いいですね」とYさんと話し合う。
水島協同病院では5部増やすことができた。

続いて、健寿協同病院を、こんどはKさんとまわる。
ここでも4部拡大!
みんなの学校にも来ていたFくんも購読に。
うれしーなぁ。

ウキウキで事務所に帰って落ちついていると、
労組のYさんが、「あ!Kさんだ」と外にかけだす。
外をたまたま歩いていた薬剤師のKさんに
『友』をすすめていただく。
労働組合の活動や社会情勢をわかりやすく
学べる雑誌と聞いて、Kさんは、
そんないい雑誌があるんですか!」と、すんなり購読!

これで合計10部の拡大となりましたshine
本日の目標達成!
倉敷医療生協労組では、まだ増える余地が
ありそうなので、期待大です。

11時過ぎになって、
「長久くんお昼は? よかったらふれあい診療所で
昼食バザーがあるんだけど」と誘われ、
もちろんお付き合いさせていただき、美味しいカレーと
サラダ各種、最後にコーヒーゼリーまでいただいて
しまいしまた(おごりで)。

拡大行動へのご協力、そしてお昼まで
いただいてしまい、本当に感謝です。
ありがとうございました。

午後はさっそく『友』拡大月間ニュースの
1号をつくり発送。
見出しはもちろん「そんなにいい雑誌があるんですか!」
の言葉ですflair




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2008年6月 6日 (金)

ナイチンゲールの偉大さ

今日は(6日)午後から、ソワニエ看護専門学校へ。
8回目の講義は、『君たちはどう生きるか』を
使っての最後の授業でした。

読書日記は、
『コード・グリーン』という本と、
『ナイチンゲール 神話と真実』という
2冊を紹介しました(またブログで紹介します)。

講義内容は、労働学校でも先日やった、
コペル君の苦しみ、の話です。
でもって、そのことを話をしたあと、
関連させるかたちで、
ナイチンゲールがいかに「人間らしい苦痛」に
向きあったか、ということを語ってみました。


以下は、その部分のレジュメです。
引用がほとんどですが・・・。




三。ナイチンゲールの偉大さ-長久の私論
 
1。偉大な看護師であったと同時に、偉大な人間だった、なぜか?
  
◇人間らしい苦痛に、向きあい続けた人

  
◇ナイチンゲールの人生における苦闘

   
①看護師になること自体が、たたかいだった-別紙資料参照
    
*こうありたい自分と、現実のギャップ
    
*けっして、あきらめなかった

   
②クリミア戦争の検証のなかで
         ー自らの過ちと向きあい、真実を広げようと奮闘した

    
*『ナイチンゲール 神話と真実』から
      
・事故(過誤)論のモデルとなる(川島みどりさんの指摘)

      
「ナイチンゲールは、スクタリの彼女の病院で亡くなる兵士
      のあまりの多さについて、軍司令部の無能さと非常さが物
      資の補給を滞らせ、そのため極度の栄養失調と疲労困憊
      のすえ、手遅れとなって搬送されてきたためであると、かた
      く信じていた。戦後になってこれを実証しようとして、統計学
      者のウィリアム・ファーとの共同作業を始めたのだったが、
      
25,000人の兵士のうちの18,000人を死なせた主な原因は彼
      女がそれまで確信していたこととは異なって、兵舎病院の
      過密さと不衛生な状況が病気を蔓延させ死者を増やしたと
      の結論を得た。しかも、
最も死者の多かったのがスクタリ
      の彼女の病院であり、初歩的な衛生事項の注意を怠った
      がための惨事であった事実を認めること
は、政府や軍当
      局を激しく非難し、彼女に敵意を持つ管理者たちを批判し
      た理由そのものを、自ら否定しなければならないことに通じ
      る。
       
クリミアから帰還した彼女が、国民的支持や賞賛の蔭で、
      しばらくのあいだひっそりと沈黙を守ったことは、戦時救護
      の疲労からの心身の不調と、何よりも彼女の謙虚さゆえと
      する向きもあろう。しかし実際は、
真実を知って虚脱状態に
      なるほどの衝撃と屈辱に耐えていたナイチンゲールがいた。
      学ぶべきはその先である。彼女は、知り得た事実-異常な
      死亡率の要因-をできるだけ多くの人々に知らせることで、
      再び同質の過ちの反復を避けようと強く決意したのであった。

      のみならず、女王や政治家を巻き込んだ隠蔽工作に対して、
      
『真実の公開』への闘いを挑み、歴史的事実を後世に残す
      ために文字通り生命をすり減らす思いで立ち向かったので
      ある。
そうすることによって、自らの責任をとろうとした。この
      ことこそまさに、今、わが国の医療界が直面している事故や
      過誤の事実公開、情報開示への教訓でなくて何であろう」

       
「小さな失敗でも、率直にこれを認めることは勇気の要る
      ことである。まして、いまや英国民の栄誉としてのナイチン
      ゲールであったから、自分の患者たちの多くが、自分の否
      定し続けてきた原因で死んだことを認めざるを得なかった
      苦悩は想像にあまりある。しかし、
彼女は多くの兵士らの
      死に報いるために、失敗の教訓を限りなく活かしてその後
      の人生を生きたと思う
。心身ともによい状態でなかった十年
      にしぼってみても、その仕事の多様さと質の高さに驚くが、
      『人間のために何事かをなし得た人々は、今も昔も極めて
      人間らしさの激しくきつい人々、その情熱も知力も意志もひ
      としおつよい人々ではなかったのだろうか』という宮本の分
      析したナイチンゲール像が浮き彫りになって迫ってくる。
       
失敗の教訓を活かした一つは、『病院覚え書-第1版 
      
1858年』の執筆である。これは、英国の病院における死亡
      率の高さの真の要因を探るため、統計学と帰納的推理を
      用いて分析した結果、死亡率に影響する条件として、立地
      条件の悪さに加えて衛生状態の欠陥があるといい、『ひと
      つ屋根のもとに多数の病人が密集』『ベッドひとつあたりの
      空間の不足』『換気の不足』『光線の不足』の四点を挙げて
      いる。なかでも多数の患者を詰め込んだ病院におけるすさ
      まじい死亡率の例として、スクタリの病院で5人のうち2人が
      亡くなったことを示しながら、比較対象としてのクリミアのテ
      ント病院では、整った建物も毛布もなく食物や薬品まで不
      足していたのに、死亡率はスクタリの半分であったとして、
      過密現象がいかに危険かを述べている。そして、『たとえ
      どんなに小規模病院であろうと、このように恐ろしい生命
      無視の事態をもたらす構造上の欠陥や管理の誤りを繰り
      返さないようにしたい』と述べている」
         
(『神話と真実』より、
            川島みどり「
21世紀-ナイチンゲール像への接近」)

     
*ナイチンゲールの『病院覚え書』は、病院の建築(病棟の
      設計、立地条件、衛生環境、換気、ベット配置、空間の広
      さ、など)とはどうあるべきか、を示した、世界で初めての
      著作。この流れは『看護覚え書』(
1859年)にもつながっている。

 
2。ナイチンゲールのメッセージ

    
「私たちに私たちの苦しみをお与えください、心をこめて私
    たちは天に向かって叫びます-無関心よりも苦しみをくだ
    さい-と。無からは何も生まれませんが、苦しみからは癒
    しがもたらされます。麻痺よりも苦痛のほうがずっとましで
    す。努力すること100回、そして波にのまれてもよいのです。
    そうすれば人は新しい世界を発見するでしょう。磯辺に無
    為に立ちつくすよりも新世界への道を先触れしながら波に
    のまれて死んだほうが10倍もよいのです」

    
「満足しないこと自身、ひとつの与えられた特権といえない
    でしょうか? そのとおりです。あなたの種族、人類のため
    に苦しむのは、ひとつの特権です-それは、救世主や殉
    教者たちだけのものではなくいつの時代でも多くの人々に
    担わされてきた特権なのです」
     
(F・ナインチンゲール『思索への示唆』、カサンドラより)

   
*患者さんの「人間らしい苦痛」を想像する力

    
「この世の中に看護ほど無味乾燥どころかその正反対の
    もの、すなわち、自分自身は決して感じたことのない他人
    の感情のただ中へ自己を投入する能力を、これほど必要
    とする仕事はほかに存在しないのである」
    
(F・ナイチンゲール『看護覚え書』、補章「看護婦とは何か」より)

   
*「進歩」し続けようとする強い意志

    
「もう一つの危険。それは固定化してしまって進歩しないこ
    とである。『進歩のない組織でもちこたえたものはない。』
    われわれは未来に向かって歩いているだろうか。それとも
    過去へ向かって? われわれは進歩しているだろうか、そ
    れとも型にはまってきているのだろうか? われわれは看
    護の未開の文明の入口をやっとまたいだばかりであること
    を忘れまい。まだなすべきことがたくさんある。平凡な型に
    はまることはすまい」(『病人の看護と健康を守る看護』)

     
これは、ナイチンゲール73歳のときの文章です。
     
彼女の、“情熱を持ち続ける力と能力”には、
     脱帽するしかありません。


以上。



準備していくなかで思ったこと。

ナイチンゲールが、自らの過ちと向きあい、
乗り越えていった姿は、
晩年のレーニンの経済政策の転換とダブって
みえました。
いままでの自分の仕事を大胆に見直し、
誤りを直視し、乗り越えていく力。
偉大な仕事をした人の特徴なのであろう。

ナイチンゲールの偉大さを、
また別の角度から学べた講義だった。





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2008年6月 5日 (木)

すごいたたかいダ!

今日(5日)は、75期岡山労働学校の第4講義。
参加は16名でした。講義がすごく良かっただけに残念・・・。

テーマは、
「社会と生き方、自分づくり②-学ぶこととの出会い」
ということで、
講師は江草ケイ子さん(新婦人岡山県本部会長)でした。


Img_1800_2 Img_1799_2






江草さんは、
山陽放送に1963年にアナウンサーとして入社。
そのときの職場の状況や、
会社の異常な社員教育(組合攻撃、アカ攻撃)、
そして労働組合との出会いについて語りました。

山陽放送の異常な弾圧やイジメ、人権侵害は、
若い受講生にとって、信じられないようなことばかり。
しかし、実際に江草さんの経験されてきた
事実は、非常にリアルで説得的なものでした。

江草さんは、学習運動に誘われるままに参加するなかで、
目からウロコの体験の連続だったことを話し、
また組合の先輩方の人間性にふれるなかで、
「私はしゃべる機会になりたかったわけではない。
人間性や社会の真実を報道する自分の生き方を
つらぬくために、組合に入ろう」と決意。

そして、山陽放送の労働組合に加入。
しかし、会社は江草さんにたいし、
アナウンサー部からの、見せしめ的な配置転換を行いました。
他にも、労働組合活動家への狙い撃ち的な攻撃は続き、
しかも山陽放送は「弾圧のデパート」と呼ばれるような
異常な攻撃がくりひろげられたことをリアルに話されました。

しかし、けっして筋をまげなかった江草さん。
「その根底には、とことん学習活動を重視した
労働組合での学びがあった」と話されました。

また、これは自分たち山陽放送だけの問題だけではなく、
日米の支配層が文化・マスコミを右傾化しようと
激しい攻撃をかけてくるなかでのたたかいなのだということを
学習の中からつかんでいったことも紹介されました。

基礎的な学習をキチンとしてきた
人たちは、どんな困難や苦労や失敗があっても、
その中から必ず前進につながるものを見て、
そのことを過小評価せず、決してあきらめない、
ということも力説されました。



他にも、貴重なお話がたくさん聞けたのですが、
全部は紹介しきれないほどです。

受講生は、“あの”山陽放送の異常な弾圧攻撃や、
それに屈せず自分の生き方を貫き、
凛として歩んできた江草さんのお話を、
吸い込まれるように、聞いていました。

「まるで映画を1本みたかのような話でした」という
運営委員の言葉が印象的でした。

私たちの大先輩方のたたかいの歴史は、
ほんとうに貴重なものであり、
いま困難にぶつかっている若者を励ますものです。

もっと多くの若い人に、
聞いてもらいたい話でした。
やっぱり闘いの歴史はすごい!



【受講生の感想】

「今日の江草さんの講義を聞くまで、こんな
社員教育があったなんて知りませんでした。
すごい、むちゃくちゃだなと感じました」

「とても共感をもってお話を聴くことができま
した。色々なことを感じ、思い出すことができ
ました。『自分らしく生きたい!』という思いを
守り続けることはたやすいことではありませ
んが、それが生きるということなんじゃないか
な?と思う」

「いつお会いしてもキラキラ元気な江草さん。
今日のお話でその元気の理由が少し分かり
ました。もっとお話を聞きたいです。自伝を
書いてほしい!」



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2008年6月 4日 (水)

はじめの、い~ち部

きのう(3日)は、『学習の友』の普及要請に
新見と高梁に行ってきました。

まずは新見。
carで行ったのですが、新見はやはり遠い!
自宅の早島から1時間40分かかりました。

Img_1790
 ほんとーに久しぶりの
 新見市役所。

 いかに県北オルグを
 さぼっていたかが
 わかります(反省)

この役場の裏手にある
新見市職労をたずねる。
顔なじみの専従書記の方が対応
していただく。

職場や労働組合の状況などを
あれやこれやと質問する。
学習活動はほとんどやれていないそう。
新採用は、毎年2、3人だという。
職員の平均年齢が高くなれば、
労働組合も必然的に平均年齢は上がる。
青年自体が圧倒的に少ない職場になっている。
これではたしかに元気がでないなぁ。

ここは自治労(連合加盟)の組合員も
同数ぐらいいるそうです。合併がありましたからね。
「自治労って名前変わるらしいですね」と
ふると、「あ、そうなの。知らなかった」と書記さん。
はっきりいって、一般の人には、
自治労連と自治労の区別はつかない。
いや、職員でもわかっている人は少ないと思う。
名前変更で少しはスッキリするのかもしれない。

それはともかく、
『学習の友』の見本誌bookと要請文を
渡し、終了する。


続いて、倉敷医療生協の阿新診療所へ(写真はとり忘れた)。
診療所と歯科がいっしょになったところである。
事前に労組書記局に支部役員さんの名前を聞いていたので、
受付でさっそく聞いてみるが、あいにく外に出ているという。
「もうしばらくして帰ってくると思いますよ」というので、
駐車場の車で本を読みながら待機する。

その後、ふたたび訪れると、
今度は帰っておられたので、
見本誌を渡して説明してみる。
『友』の存在は知らなかったそうで、
他の役員と相談して、また検討する、とのこと。
よろしくお願いします。



続いて高梁へ車をとばす。

Img_1791


 ここにも、倉敷医療生協の
 歯科がある。
 事前に聞いておいた
 役員さんの名前を受付で
 言い、対応してもらう。



労組支部委員長の女性(歯科技工士)に対応していただく。
ここでも『友』の存在は知られていなかった(涙)。
見本誌を渡して説明すると、なかなか好感触。
これはいけるかもしれない。
ここは1部も入っていないので、よろしくお願いします。

さいごは(もう最後かよ!)、
高梁市職労。

Img_1793


 この高梁市役所の
 裏手の
 組合事務所へ。


書記の方はもうすっかり顔なじみで、
「お久しぶりです」とあいさつする。
「長久さん、『友』に書かれてましたね」と
うれしいことも言ってくださる。ありがたや。

ここは役員専従がいないので、
仕事を中断してわざわざ組合事務所に
来て対応していただくのです。

きのうは、執行委員長のSさんが
事務所に下りてきてくださり、
話を聞いてくださいました。
Sさんとは3度目か4度目だったと思います。
私のことも認識していただいていました。

『友』の見本誌を渡してここでも
「ぜひ役員さんレベルにはとってほしい」と
話をしてみました。
いまは3部、労組扱いで入っていますが、
個人読者はいません。
書記局のなかで回覧される程度だという。
そこをなんとか!活用も広げていただきたい。

また、ここでも職場や労組の状況などを質問してみる。
笠岡市職労の勤通大学習も話題となる。


てなかんじで、きのうは4か所を
ゆっくりまわってみました。
久しぶりに訪ねたところが多かったので、
いろいろ情報も聞けて、有意義でした。
あとは『友』が増えれば言うことないのだけれど。


これにて、きのうのオルグは終了。



さて、今日(4日)は午前中、
放送関係の最近できたばかりの労働組合を
訪ねて、新屋敷町にある山陽新聞の建物に入る。
ここに入ったのは初めてである。
印刷所がなかにあり、面白そうだ。
(写真をとればよかった!)

その4階にあった会社に突撃する。
社員10数名の小さな会社である。
組合事務所などもちろんない。
組合役員のKさんと社長のSさんに
対応していただく。
「なぜ社長が!?」と思われるかもしれないですが、
詳しい事情は長くなるので省きます。

見本誌を渡し、ここでも『友』の魅力を説明する。
社長も「これは組合で1部とればいいよ」
と進言してくれたので(笑)、
労組扱いで1部購読となりました!
paperばんざいpaper

拡大月間初の拡大、
はじめの1部となりました。
また、新しい職場に『友』が入るということは、
新しいつながりが生まれた、ということです。
これから毎月届けにいきますから。


ということで、
月間運動のご報告でした。





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2008年6月 2日 (月)

拡大月間スタート!

今日(2日)から、『学習の友』
拡大月間がスタートshineしました。

県内部数を500部へ回復upするのが目標です。

今日はさっそく、県労会議、
岡山市職労、岡山医療生協労組、
林精研労組、岡山県医労連へ、
要請文と見本誌をもって出かけました。

とりあえず今日は、大所を攻めてみました。
「まず、購読していない執行委員さんに」
ということで話をしました。

もちろん、一般的な要請だけでは、
課題山積の労働組合ですので、なかなか
うまくいきません。もうひと工夫必要です。
これから手をうっていきます。

あと、最近誕生した放送関係の
とある労働組合の支部執行委員長さんに、
「水曜日の午前中に要請に行きたいのですが」と
電話telephoneして、アポをとりました。がんばるぞぃ。

明日は久しぶりに県北へオルグ。
『友』を持って、
新見と高梁方面へ攻めのぼりますcar


その報告は水曜日に。
たぶん明日はブログ更新ありません。



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盛り上がる ふれコン

土曜日(31日)は、75期岡山労働学校の
交流企画「
ふれあいコンパ」。
略して「ふれコン」。
今期はじめての交流企画であります。

1次会のラガーには、19名が参加。

Img_1786

 縦長の
 個室でありました。

 みなさん、かなり
 楽しそうでした。

 しりとり自己紹介も
 盛り上がりました。


Img_1789
 このお二人は、かなり陽気に。
 つーか、飲みすぎでないのぉ?


私も若い人と楽しくお話ができて、
とってもよかったです。

ちと飲みすぎて、日曜は頭が少し痛くなりました…。
先週はまったくお酒を飲んでいなかったので、
肝臓がびっくりしたかもしれません。

2次会にも17名が参加し、
とにかく、しゃべる食べるさわぐ。

11時20分頃にはお開きとなりました。
参加されたみなさん、おつかれさまでした。



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