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2008年3月25日 (火)

職場を壊すGABCD

もう10日ほど前になると思うけれど、
岡山高教組の先生から、
「これをぜひブログで紹介して」と、
高教組のニュースをいただいた。


「すごくよくがんばってて、
B以上だけどBです

「あなたは
転勤してきたばかりだからB

「あなたは副主任だからB」

Cの人もいるがあなたはB。安心しなさい

・・・教職員評価システムが導入されて2年目。
職場で教職員集団のチームワークをみだす
事態が実際に起きているという。
しかもこの「評価」は記事を読むかぎり、
かなりテキトーである。

ランクは、上からG、A、B、C、D。
まだ賃金にはリンクしていないが、
他県ではすでに賃金に反映されている
ところもあるという(高知や山口など)。

教育はコミュニケーション労働であり、
また、教師“集団”の力を必要とする
営みであるのに、それを破壊する制度が
導入されているのだ。


「職場を壊すGABCD」という記事によると・・・

・席決めでくじ引き。アルファベットの書かれた紙きれを
 見て
「おっ、Gじゃ!」と口にすると、周りがギョッとした
 顔に。口には出さないがみんな気にしているのか。
・実は
Aだったけど、とても正直には言えない。苦労して
 いる先生を見ると、「スミマセン」という感じ。


もうひとつ、記事を紹介。

◆まるで「ほめ殺し」・・・怒るベテラン、意気消沈する若い先生

 「秋の中間面談で『モチベーションが下がった』という
 声が多かったせいか、今回は管理職(校長)がとにか
 くほめる。手のひらを返したようで逆に信用できない」
 という職場も。また同じ職場から、ベテランの先生に
 対して「
若いうちは成長するが、あなたくらいになると
 教科指導力は高止まりする。だから評価はB
」と述べ
 た校長の言葉が報告され、「それではまるで『ほめ殺し
 だ』という怒りの声があがりました。

 一方で、若い先生についてこんなケースが紹介されま
 した。
 
 「自己目標シート」の「自己評価」の欄をすべてAで提出
 したところ、「すべてAの人はめずらしい。2、3人しかい
 ないのだが」と校長。しかし実際は、その先生を含め周
 りの先生は全員「すべてA」で出していた。一番若く、反
 論できない人に皮肉な言葉を投げている。その先生は
 ショックを受けて、黙り込んでしまった。



いま、学校現場の矛盾は、外から見ている
私たちの想像をこえることになっているのだろう。
たった一文字のアルファベットで、教職員の
仕事を評価する。こんなアホな評価制度をして、
いったい誰が喜ぶのか?
ネライはやはり賃金リンクなのか?

岡山高教組では、「教職員評価の賃金リンク反対」の
上申をもとめるオレンジ色の署名にとりくんでいる。
オレンジの嵐をsign03」がスローガンになっているそうだ。

教育は国民全体の課題。
ぜひ関心と応援を、よろしくお願いします。


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