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2007年11月24日 (土)

自民党はなぜ憲法改正か

おととい(22日)は、74期岡山労働学校の第7講義。
参加は15名と、残念ながら回復せず。
それぞれ理由はつかめているのだけど。

「自民党は憲法をどう変えようとしているのか」というテーマで、
県学習協講師の坪中明久さんが講師を担当しました。


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今期のテーマは「日本の戦争教室」ですが、
過去の歴史の反省のうえに、憲法が生まれたという背景と、
現在の自民党やアメリカの改憲動向について結びつけながら、
講義はすすみました。


以下、講義の概要。

1.まず、自民党の新憲法草案を検証しよう
 ①先の戦争への反省と不戦の決意がない…前文
 ②自衛隊(最小限の実力組織)を自衛軍に(軍隊)に…9条・76条の3
 ③立憲主義がゆがめられ、国が国民を支配、しばるものに
                           …12条・13条・73条の6
 ④政党に一定の要件を課し、自由な活動を制約している…64条の2
 ⑤内閣総理大臣に大統領的役割をあたえている…72条
 ⑥地方自治をはじめ、国の財政負担減、住民負担増を求めている
                                  …91条・92条
 ⑦改憲しやすいようにハードルを下げている(現憲法は硬性憲法
                                      …96条

2.だれが、何のために改憲をもとめているのか
 (1)ロイヤル陸軍長官からフォレスタ国防長官への覚書(1948年2月28日)
 (2)アーミテージ元米国務副長官の語録(2000年10月11日~)

3.戦争準備はどこまできているのか
 (1)法律上は?
 (2)自衛隊と米軍の協力関係、一体化は?

4.これから私たちがめざすこと
 (1)国民投票で、憲法改定反対の過半数の国民の支持をかちとること
 (2)アメリカいいなりの大本にある「日米安全保障条約を廃棄し、対等・
   平等の「平和条約」を結ぶこと
 (3)(東)アジアの平和と互恵の共同体づくりに力をつくすこと


以上。


受講生の感想文。

「国民生活切捨て、小さな政府づくりで、道州制の
問題がとりざたされていますが、そのことは憲法改
悪の先取りだと思いました」

「憲法や9条は変えたらいけないと思うけれど、どう
いうことが書いてあって、どこをどう自民党案として
変えられているのか、よく知らなかったので、資料を
しっかり読んでみようと思いました。日本はきちんと
日本の立場で戦争反対、戦争の放棄を訴えていけ
るくらいの国になってほしいし、していきたいと思い
ました」

「新憲法草案のなかみをじっくり読むと、恐ろしくなり
ます。『憲法変えてもいいんじゃない?』という人もこ
れを知ると絶対反対すると思います。知らないという
ことは恐いです」


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