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2007年11月12日 (月)

大学生協のみなさん

日曜日(11日)、午後1時から、
生協労組中四国地連大学部会幹事会の学習会に
行ってきました。

ようするに、中四国各地の、
大学生協の職員のみなさんです。

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 会場はオルガホール。
 参加は10名。

 20代~30代の
 みなさんがメンバーです。


「知っておきたい!労働組合の基礎知識」ということで、
約1時間20分話をしました。

とりあえず、先月も同じような話をしたのですが、
大学生協の職員のみなさんなので、
少しそのへんの話もつけくわえてみました。


以下、講義の概要(三のみ詳しく紹介)。


一。日本国憲法から労働組合を考える
 1。憲法を読む
  ◇基本的人権の核心は何か
  ◇第27条
  ◇第28条
 2。権利を知って使う

二。「これがあたりまえ」と思わない-働く人びとの現状をみる
 1。そもそも労働者とは…
  ◇労働者と言われる人びとの特徴
   ①数が多い ②ひとりでは弱い存在
  ◇イタリアのゼネラルストライキにみる労働者の力
 2。働く人びとの現状-ヨーロッパと比較して
  ◇低い労働組合組織率-18%
  ◇ヨーロッパとの違い①-労働時間・休暇
  ◇ヨーロッパとの違い②-最低賃金
  ◇ヨーロッパとの違い③-パート雇用
  ◇ワーキングプア問題
  ◇こんな働き方をつくりだしてきたのは誰か

三。いま求められている労働組合
 
1。「一人の痛みは全体の痛み」
  
◇職場には、矛盾がいっぱい-「不平・不満」を「要求」に高める
  
◇一人の「痛み」を全体の「痛み」と考えられるかどうか
   
*本来人間とは、他人の「痛み」を「ほっとけない」存在
   
*非正規労働者こそ労働組合が必要
   
*人間らしさとは何か?-基本的人権への理解が不可欠

 
2。団結(数の力)を強くするために
  
◇組合活動は、「話し合い」が出発点
   
*話し合いによって、要求が明確になり、実践・行動が生まれる
   
*要求討議、職場討議は困難さをともなう
    
・なかなか時間もとれない。「本音を話し合う」ことに不慣れ。
    
・「話し合い」がしやすい雰囲気づくりを工夫して
   
*役員自身が率直に「自分の思い」を語ることが大事

 
3。
労働組合役員として
  
◇自分自身の、権利意識を育てる-知ること、学ぶこと、使うこと
   
*実際に使う、活用することをしなければ、権利はさびついていく
  
◇労働組合を、人間の手にたとえると…
   
*役員は、血液(エネルギー)を流し続ける存在

 
4。大学生協の労働組合に期待すること
  
◇現在の自分や仲間とともに、未来の生協職員のために
  
◇学生アルバイトは無権利状態-権利普及の必要性
   
*権利普及の学習会、チラシ配布、労働相談・・・

 
5。学ぶことをドカンと真ん中に位置づける
  
◇学ぶことで、個人と集団の力量をたかめる
   
*継続性と目的意識性
   
*すぐに効果に表れないのが学習活動
   
*しかし、これをオロソカにすると、組織は壊死(えし)にいたる。
  
◇権利学習、労働組合論、哲学・経済、政治経済情勢
    ・・・学ぶ課題はたくさん
   
*「人を集めないと」という脅迫観念をすて(もちろん大人数の
    ほうがよいが)、少人数からでも実践していく。時間はこじあ
    けてつくる。誰かがリードしないと学習活動はすすまない。
   
*ぜひ今後とも学習協をご活用ください。




以上。


終了後、「なぜ日本の組織率は低くなったのか」
「派遣の働き方について」などの質問がだされ、
参加者みなさんで討論をしました。

積極的に発言される方が多く(こうした学習会ではめずらしい)、
それぞれの経験や考え方がとても勉強になりました。
やはり現場の声を学ぶことの大切さをあらためて感じました。


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