« ヒューマニズムと微温 | トップページ | コペル君人気、衰えず »

2007年10月24日 (水)

文章について考えた

労働者教育協会の大きな事業のひとつである、
勤労者通信大学という通信教育制度があります。

2008年に全面改訂の「新・労組コース」が始まる予定で、
その教科書の原案が先日送られてきましたが、
まだ読んではいませんでした(ざんげ)。

きのう、二見事務局次長から電話があり、
「読んだ?」と聞かれたので、「パラパラとしか…」と
こたえたら「読んで意見ちょーだい」とのことだったので、
急いで読みはじめ、さっき、だいたい読み終えました。

で、ここで無責任な感想を書くわけにもいかないので、
ちゃんと意見・感想文書をまとめようとは思うのですが、
あれこれ考えながら、手もとにあった、
『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』
  (井上ひさしほか文学の蔵編、新潮文庫、2002年)

を、以前読んで線を引いたところをパラパラと読んでみました。

いちばん大事なことは、自分にしか書けないことを
書くことです。自分にしか書けないことをだれにでも
わかる文章で書く
。これが出来たら、プロ中のプロ。
ほとんどノーベル賞に近いですよ、これは。(笑い)
 不幸にして日本の作家、学者の人たちのなかに
-とくに学者は相当多く、作家はさすがに少ないん
ですが-だれにでも書けることを、だれにもわから
ない文章で書いている人がいるんですね。
 ・・・文章とは何か。これは簡単です。作文の秘訣
を一言でいえば、自分にしか書けないことを、誰に
でもわかる文章で書くということだけなんですね。
 ・・・
書いたものが面白いというのは、その人にしか
起こっていない、その人しか考えないこと、その人し
か思いつかないことが、とても読みやすい文章で書
いてある。だから、それがみんなの心を動かすわけ
です。
 単純に単純に、相手にわかりやすいように書く。
これが出来ればもういい。もう、これでわたしの『作
文教室』を終えてもいいんです。(笑い)」

…てなことを井上さんは冒頭で強調されていて、
私もそのとおりだと思います。

勤通大で(に)しか書けない文章や言葉を、
相手に届くように、わかりやすく書く。
これにつきるのではないか、と思います。
「教科書」という難しさはありますが。

なんとか来週のはじめには、
意見・感想文書を送りたいと思います!



|

« ヒューマニズムと微温 | トップページ | コペル君人気、衰えず »

日記」カテゴリの記事

コメント

まっとるよ

投稿: ふとめしんど | 2007年11月 2日 (金) 22時44分

すみません!
仕事が立て込んで書けませんでした。

来週の火曜日中には送ります!

投稿: 長久 | 2007年11月 3日 (土) 17時30分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ヒューマニズムと微温 | トップページ | コペル君人気、衰えず »