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2007年10月 5日 (金)

「学力世界一」の哲学

きのうの入学式の興奮からか、昨晩はほとんど寝れず…。
こんなことは数年に1度しかない。
だいたい寝ようと思ってその体制に入れば、
20分以内で、寝てしまう私なのに。

おかげで、すでに夕方からは仕事の効率が落ち始めている。
日曜日の学習会の準備も、「過去の遺産」でなんとかつじつまを
あわせようと・・・・・・イカン!こんなことでは。

ということで、急きょ、新しい刺激を注入しました。

『オッリペッカ・ヘイノネン 「学力世界一」がもたらすもの』
         (オッリペッカ・ヘイノネン+佐藤学、NHK出版、2007年)

を読みました。

以前NHKのBSだったと思うけど、
この本のもとになった番組「NHK未来への提言」をみて、
とても刺激的だったことを覚えている。


29歳でフィンランドの教育大臣となり、
現在の「学力世界一」の基盤をつくった中心的な
役割を担った、ヘイノネン氏へのインタビュー。


やはり、この人の語る内容は、
哲学そものです。ひと言ひと言が、深い。


その、ヘイノネン氏が語る「21世紀に求められる力」とは何か。


「今日の世界では何もかもが目まぐるしく変わり、周囲に
膨大な量の情報があふれています。変化に適応し生き
抜くためには自分で自分を導いていかなければなりませ
ん。自分自身を知らなければなりませんし、自分の内面
から新しいことを学ぼうというモチベーションが生まれな
ければなりません。
 
人びとが自ら学ぶ力が必要なのです。新しい出来事に
対応する能力、将来思わぬ問題が起きたときにそれを解
決する能力が重要です。その能力を養うためには学ぶ力
を身につけなければなりません。他者と協力する力や他
国とコミュニケーションをとる力も求められ、言葉の教育も
重要です」


他にも、
学校や校長、教師に大幅に権限を委譲し、
教師集団の自主性を引き出し、教育の質の向上を
はかったこと。

教育の機会均等の平等は絶対に必要な基盤で
あること、などを強調されています。

まったく、日本の教育と180℃方向性が違います。



それにしても、国民の77%が、
毎日平均1時間読書をしているというから、
フィンランドはすごい国ですな。

たぶん日本はその逆で、
33%ぐらいかも…(あくまで印象です)。


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