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2007年9月26日 (水)

朝鮮戦争・土・釈迦内

最近読み終えた本。

『史実で語る朝鮮戦争協力の全容』(山崎静雄、本の泉社、1998年)

朝鮮戦争のさい、アメリカは日本のモノと人を総動員して
戦争に協力させたという事実があります。

占領時代の歴史の暗部だけに、
なかなか資料が少なく、またまとまった研究もないそうで、
貴重な本だと思います。

 もくじ

 第1章 アメリカの介入
 第2章 日本政府の選択とねらい
 第3章 朝鮮戦争協力の実施体制
 第4章 分野別調達状況
 第5章 戦争地域に出動した日本海運
 第6章 米軍の出撃と兵站ささえた国鉄の輸送協力
 第7章 傷病兵治療と日赤看護婦動員
 第8章 関係地方自治体の状況
 第9章 朝鮮上陸作戦を保障した機雷掃海


驚きの事実がたくさんあったのですが、
確認できることは、米軍(国連軍)は日本の協力がなければ、
朝鮮戦争をたたかうことはできなかった、ということです。

また、1950年10月17日、
国連軍の元山上陸作戦のさい、日本の掃海部隊が
朝鮮半島が目と鼻の先にある元山周辺水域の
機雷掃海に動員され、1隻が機雷に接触、沈没。
25歳の青年が亡くなっています。

すでに平和憲法が施行されていた日本で、
戦争に動員され、命を奪われた人がいるということです。

この事実を、重く受け止めたいと思います。


『土を喰う日々-わが精進十二ヵ月』(水上勉、新潮文庫、1982年)

読んでみたいと思っていた本。

水上勉さんが1年間、軽井沢の自宅(?)の畑でとれた
野菜などを中心に精進料理を自ら調理、食した記録エッセイ。

やっぱり、人間は、土から離れてはアカン、と思いました。
そして、春夏秋冬、もっと季節を五感で感じる生活を送りたい。

たいへんだとは思うけど、あこがれの生活です。
どんな食材でも、その命のエネルギーをいただいている、
という感覚を大事にしたいです。



『釈迦内柩唄』(水上勉、新日本出版社、2007年)

お芝居を観て、すぐに読みました。
有馬さんのひとり芝居の情景を思い浮かべながら、
言葉をかみしめました。

さいごのコスモス畑の話が好きです。



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