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2007年7月 4日 (水)

DNAからみた憲法前文

最近読み終えた本。
時間がないので、くわしい紹介はできませんが。

『看護婦ががんになって』(小笠原信之・土橋律子、日本評論社、2000年)

患者の立場になって、はじめて気づくことの数々。
こうした先輩の苦闘の実践を、しっかり受け継ぎ、学びあうことが大事。


『生と死の美術館』(立川昭二、岩波書店、2003年)

古今東西、人間の生・老・病・死について、人々は考え、
表現してきた。
54の絵画や美術作品をとおして、現代にも通じる問題を考える。

江戸の街が、くすり屋だらけだったとは、知らなかった。


『未来につなぐいのち』(藤野高明、クリエイツかもがわ、2007年)

昨年の5月、71期岡山労働学校の記念講演に
お招きした藤野さんの、待望の著書。
「障害は個性ではない」というのは、そのとおりだと思う。
深く学べる1冊。


『日本人になった祖先たち-DNAから解明するその多元的構造』
                    (篠田謙一、NHKブックス、2007年)


それにしても、ここまでわかるもんなんですね。
そのことにびっくりしました。人間の進歩はすごいよ。

また、私たちが日常使う、「○○のDNAを受け継いでる」
「ものづくりのDNA」というような使い方は、間違いであることも
わかりました。これからは使わないようにします(笑)。

さいごのさいごの言葉も紹介。

 「私たちはかつて、『恒久の平和を念願し、人間相互の関係を
 支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する
 諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持
 しようと決意した』と宣言したことがあります。それから60年以
 上が経って、この考え方が時代に合わないと考える人が増えて
 きたように思えます。しかし、私たちの持つDNAを研究してみる
 と、そもそも人類の持つDNAの違いはごくわずかであること、
 そしてその成立の経過から私たちの持つDNAは、ほとんどが
 東アジアの人々に共有されていることがわかりました。人類700
 万年の歴史から見ればほんの少し前に分かれた世界中の人々
 や、
同じ遺伝子を持ち、DNAから見れば親戚関係の集団である
 アジアの人々に、公正や信義を重んじることを期待することは
 間違いではないはずです
。DNAを用いた人類の由来に関する
 研究は、この日本国憲法前文の精神の正しさを生物学の立場
 から保証しているように思えます。
これからの私たちの社会の
 あり方は、この精神を否定するところからではなく、ここから出
 発し、平和な世界を構築することが求められているのではない
 でしょうか」


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