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2007年6月 1日 (金)

事実を大切にする

きのうは73期岡山労働学校の第3講義
講師は労働学校常連講師、早島町議の須増伸子さん。
参加は17名でした。

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「現実をとらえるすじ道-事実を大切にする」というテーマでした。
相変わらずのわかりやすい講義でしっかりまとめて
いただきました。


以下、講義の概要。

*はじめに-現代若者をとりまく哲学・価値観
 ・「美しい日本」、「歴史教科書」
 ・「自己責任論」
 ・「青春を鮮やかに、潔く美しく生きろ」
 ・「親学」
 ・ニート、フリーター、派遣社員、貧困、未婚、少子化、過労死、リストカット

*哲学とは

*哲学の根本問題
 ・哲学は、二つの大きな陣営に分かれる
 ・世界の根源は何か?
 ・物質と精神、どっちが先?

  唯物論-物質を根源的と考える
        働くものの哲学
  観念論-精神を根源的と考える
        観念論の落とし穴
        「べきだ」「はずだ」「気のもちようだ」「今どきの若い者は・・・」

  物質とは・・・
  精神とは・・・

 唯物論に立つ人の態度は
  ①独断、先入観、幻想からではなく、事実をしっかりふまえ、
   そこから出発すること
  ②どのような神秘をも仮定せず、心がけの問題に解消したり
   せず、物事の客観的は本質、私たちがおかれている客観
   的な状態にしっかりと目を向けること
  ③正しい認識に導かれた実践こそが、幸せな暮しを実現し、
   社会を変える原動力になること

*人間は真の自由をつかめるか?
 ・人は誰でも自由を欲する
 ・必然的な法則を科学的に認識し、実践することで自由は拡大する

*唯物論は実践の科学-世界を変えるために
 ・実践が現実を変える
 ・実践は人間の認識を発展させ、さらに発展した認識は実践を発展させる

*人間は真理をつかめるのか?
 ・真理は実践によって検証され、より真理にちかづく

*おわりに
 「きけわだつみのこえ」日本戦没者の手記
 「戦場で心が壊れて」ベトナム戦争の元海兵隊員アレン・ネルソン
 「生きさせろ」雨宮処凛


以上。



参加者の感想

「自分の哲学を持っていないと世の中に流されること、社会を
正しくとらえることが大切なことがわかりました。『戦前の方が
よかった』という歴史の逆行がおきているのが恐ろしいと思い
ました」

「今日の講義は聞いていて楽しかったです。唯物論と観念論の
違いを初めて知りました。もっと詳しく知りたくなったし、唯物論
のことを聞いて、現実をしっかりとらえることは大切なことだと
思いました」

「唯物論の話がおもしろかった。物事を正しく、正確にとらえる
こと、客観的な事実に目を向けること、など自分もそういう風に
生きていきたい。出来ない時もあるけど・・・」


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