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2007年6月26日 (火)

南の炎-山原健二郎

24日(日曜)は、9時半ごろホテルを出発し、
目の前に展開していた日曜市を通りながら、西へ歩く。


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喫茶店でモーニングをとったあと、
前から一度行ってみたいと思っていた、
山原健二郎資料館へ。

山原健二郎とは、高知県出身の、
元衆議院議員(日本共産党。10回連続当選)。

1996年の小選挙区制導入後初めての選挙で、
高知1区で劇的な勝利。当時の驚きはいまでも覚えています。
そのときに、「山原健二郎とはどんな人か」という
関心が私に生まれました。

で、今回の高知にきた機会に、ぜひ資料館へ
行ってみたいと思い、念願かないました。


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 2006年にオープンした
 山原健二郎資料館。

 「南の炎」の字が
 あざやか!

 この2階に資料館が。















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 これが資料館の中。
 さまざまな資料に
 目をとおす。

 ずっと「すげー」と
 唸ってました。

 館内の方に 
 コーヒーも
 いただいちゃいました。


感想をひと言でいうと・・・
「一歩でも近づきたい、と思えるような人」ですかね。

特に印象に残ったのが、
はじめて国会議員に当選してから、
高知のお母さんに「毎日様子を手紙を書く」という約束をし、
母がなくなるまでの10年間で、
約3000通の手紙を書いた
こと
実物を見ましたが、全部、山原さん直筆の絵が
描かれている絵手紙なんですよ!
心底、感動しました。

とにかく筆まめなことにも驚きなのですが、
短歌を詠むわ、絵も描けるわ、文化人でもあります。
感性の豊かさにも感動です。

あー、こんな人に一歩でも近づきたい!
という感じです。
携帯メールもちゃんと返しませんからね、わたし。

資料館でパンフ3冊と『航路』という山原さんの著書を買って、
大満足しました。よかったー。

帰りの電車で、
『寒椿胸に一輪地下侍-自由民権運動と今日』(山原健二郎、1999年)
と、
『汝が紅は沖縄のもの-私の短歌生活』(山原健二郎、2001年)

を読みました。いずれも30数ページの薄いパンフですが、
おもしろいったらありゃしない。

山原さんが沖縄にこだわっているところも、
私との共通点を得た感じで、うれしくなりました。

感動したエピソードは山ほどあるのですが、
紹介しきれません、はい。

そこで、山原さんの短歌を紹介して終わりにします。

 「南の熱き炎にくらぶれば 赤きじゅうたん色あせて見ゆ」

 山原さんが衆議院に初当選したときに詠んだ歌。

 「高知の県民が熱い気持ちで私を国会へ送り出していただきました
 けれども、その気持ちから考えると、この国会には赤いじゅうたんは
 敷いてあるが、そのじゅうたんが赤く見えない。ほんとに薄汚れた国
 会だなということを感じまして、この歌ができたのでござます」
                        (『汝が紅は沖縄のもの』)

 
「秋月や満天の星きらめきて」

 山原さんが1996年の衆議院選挙当選が決まった日に詠んだ歌。

 その選挙結果について、高知新聞の記者の座談会の言葉。
 「山原の
愚直なまでの生きざまが最後に評価されたということじゃ
 ないかな。流れ星と違って
“北極星”は動かない

 そして山原さん。
 「
みんなが北極星になろう。そして動かないものを国民に示して、
 そして柔軟で説得力があって、そういう構えでたたかうならば、
 必ず今の情勢の中で議席を得ることができると思っております」
                        (『寒椿胸に一輪地下侍』



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