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2007年6月22日 (金)

科学的なものの見方

今日はソワニエ看護専門学校の8回目の講義。
しとしとと雨が降るなか、行ってきました。

講義前段の「読書日記」では、
川島みどりさんの本を1冊紹介。

また、「私の本の手に入れ方・選び方」「本とは何か」
「“学”という字の成り立ちから考える“学ぶ”ことの意味」
なんてことを話してみました。

先週の感想文の中に、
「先生の紹介する本は、書店に置いてない」
というものがあり、その質問にこたえる形になりました。

紹介した本を「書店に探しに」行ってくれた、
という時点で、かなり嬉しいことですが。



今日のテーマは
「科学的なものの見方とは」でした。


以下、講義の概要。

一。長久の「看護・医療」読書日記
  ◇本とは、学ぶとは
  ◇今週読んだ本

二。科学って、なんだ?
 1。科学的とはどういうことか
  ◇「科学」というときのイメージは?
  ◇辞書でひくと
  ◇科学的とは、「正しい」とか「正しくない」とかいうことではない
   *ものごとの「ありのままの事実」から出発すること
   *そのなかにある法則性をみつけてゆくこと
   *その法則にそって、現実に働きかけること
   *科学に誤りはつきもの

 2。「ありのままに見る」ことの難しさ
  ◇人間の認識の過程で
  ◇「決めつけ」「先入観」の悪い例-血液型性格判断
   *人間の多様さの否定
  ◇看護と、科学的な観察・判断

三。観察力を育てるために(おまけ)
 1。「気づき」のアンテナを高めるトレーニング
  ◇気づく能力は感性によって高まる
  ◇生活のなかで訓練する
 
 2。関心のウイングをひろげる
  ◇人間、好きな人や対象に対しては関心をもつもの
  ◇ふだん関心がむかないような人や対象を「観察」してみる
   *患者さんに対する無関心→差別につながる


以上。


科学的・・・難しいわなぁ。
でも、看護師に必要なものの見方です。
がんばって訓練してください。

授業終了後、読書日記の紹介本のなかから、
『命のノート』(細谷亮太)『ナースの広場』(徳永進)を
「読みたい」と、2人から注文が入る。
これも、うれしい反応でした。


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