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2007年6月29日 (金)

ものごとは動いとる!

今週は激務でもうクタクタ!
きのうは晩23時過ぎに帰宅し、
朝は6時に起きて7時に家を出て事務所へ。

でもってかなりの湿度と暑さで、
午前中の仕事でもうすでに体がヘロヘロ…。
その体を引きずって、午後、
ソワニエ看護専門学校へ。

今日は
第9講義「ものごとを変化のなかでとらえる」でした。
講義の準備もギリギリになってしまい、
いつもなら前の日の午前中ぐらいにメールでレジュメを
送るのですが、今日は講義開始1時間前に完成…!
急いで印刷し、自分でもっていったのでありました。

学生さんもきのうテストがあったようで、ヘロヘロのようでした(笑)。
お互いヘロヘロということで、なかなか面白い授業だったように思います。


以下、今日の講義の概要。

一。長久の「看護・医療」読書日記
 ◇今週読んだ本

二。ものごとは、どのような“あり方”をしているのか
 
1。「どうせ」という時、私たちはどういうものの見方になっているか
  
◇たとえば・・・
   
*「どうせあの人は変わらない」「どうせ自分はこんなもの」
   
*「どうせやってもムダ」「そんなことしても変わらない」
   
*「どうせ世の中、そんな簡単に変わるもんじゃない」

  
◇変わらない。

 
2。ものごとを、運動・変化のなかでとらえる-弁証法
  
◇静止・固定は相対的、運動は絶対的
   
*運動とは、物質の存在形態
   
*あるものが運動しているということは、そのものがそのもの
    でありながら、同時にそのものでなくなっていくということ
   
*ひとりの人間も、その人でありながら、同時にその人でなく
    なっていく。つまり、つねに運動・変化している。

 
3。患者さんは、運動・変化している

  ◇『生きるってすばらしいね-植物状態からの脱出』から
            
(望月春江著、日本看護協会出版会、1981年)
   
*脳死宣告を受けた女性とその家族
   
*「病院の中の医師たちの機械的ともいえる言葉」(著者)
   
*「当分変化は起きません」「偶然でしょう」

  
◇ひとつの生命をどうみるか、という“哲学”が求められる
   
「生命の積極的肯定・・・無条件にその生命の可能性を信じるということ」
                       
(川島みどり著『キラリ看護』、医学書院)
   
「患者のどんなに小さな変化や反応も見落とさない、気づきのアンテナ
   の感度を、看護師なら意識的に高めなければならないのです」(同上)

   
*関節リウマチで物言わぬ老婦人

   
「患者の表情や様子を何ひとつ観察しようとしない看護婦や、また何か
   変化がありはしないかと思いもしないような看護婦は、まるでこわれや
   すい陶磁器の管理をしているようなもので、何も得られない道を歩みつ
   づけ、けっして看護婦にはなれないであろう」
   (ナイチンゲール『看護覚え書』15章「補章」<看護婦とは何か>より)

 
4。「経験」は絶対か
  
◇「今までこうだったから…、こうだろう」
   
*自分や他人の過去の経験を、時、所、条件からきりはなして
    固定化し、その尺度ですべてをはかろうとする
   
*患者さんへの見方
   
*他人への見方
   
*職場への見方
   
*自分自身への見方

三。矛盾が原動力
 
1。動いている(生きている)ということは、矛盾がある、ということ
  
◇ものごとの中には、つねにその内部に相反する要素や傾向がある
   
*これを難しい言葉で、“弁証法的な矛盾”あるいは、
    “対立物の統一と闘争”、といいます。
   
*自分の中にある「相対立する自分」
   
*「病気や老い」とたたかう「生命力」
   
*社会の矛盾

 
2。発展する
  
◇ものごとの矛盾のぶつかりあいの結果、新しい質、より上昇的・
   前進的な変化が生み出された場合、それを「発展」という。


以上。


講義が終わって、すぐさま玉野へ『友』を配布。
岡山に帰ってきて、ちょろちょろと『友』配布。

あー、疲れた、疲れた、やだやだ。
生ビール飲みたい!!

が、これから岡山空襲62年の「ピースキャンドル」という
企画があるため、行かなければぁ。雨降らないように。

この週末は、休息にあてよう、うん、あてよう。

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アウシュビッツに行って

きのうは73期岡山労働学校の第7講義
講師は高教組書記長で、世界史教諭の藤原真さん。
参加は19名。


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「世界を学ぶ哲学-歴史・人間・文化」というテーマで
お話いただきました。
昨年末、全教青年部が企画したアウシュビッツ(ポーランド)への
ツアーに参加。そこで見てきたこと、考えたことを
中心にお話をしていただきました。
写真をふんだんに使っての講義は、たいへん好評でした。

それにしても、やはりアウシュビッツは、
写真を見て、話を聞くだけでも、
あまりのコトの重さに、たじろぎます。
でも、私も1度は行ってみたい。


以下、講義の概要。

【アウシュビッツの伝言】

 ○ポーランドについて

 ○アウシュビッツへ
  ・ビルケナウ(アウシュビッツ第2)にて
  ・アウシュビッツ(アウシュビッツ第1)にて

 ○オシフィエンチム国際青年会館
  ・「次の世代への忠告」
  ・「寛容性と民主主義を維持する集団」を育てる

【ワルシャワの不屈】

 ○ワルシャワへ
  ・ゲットーとユダヤ人
   「コルチャック先生」
   ワルシャワ・ゲットー蜂起
  ・ワルシャワ蜂起と街の壊滅
  ・「すべては未来のために」 世界遺産ワルシャワの「誕生」

【日本に帰ってきて】
 ○「日本人らしさ」の氾濫
  ・藤沢周平は怒ってるぞ!・・・たぶん。
  ・「美しい国」って何だよ。

 ○「日本人らしく」生きていくためには
  ・反省することが「自虐」なのか
   →「心に刻む die Erinnerung」
    ・・・「ある出来事が自らの内面の一部となるよう、これを
                   信誠かつ純粋に思い浮かべること」

  ・学ぶこと、考えること、伝えていくこと


以上。


受講生の感想

「久しぶりに学生にもどったようでした。世界史(今日学んだこと)を
あらためてじっくり聞く中で、なんて人間はざんこくなのか、と1番に
思った。『ひとりひとりが未来のかけ橋』この言葉が心に残りました」

「アウシュビッツの話を聞いて再び衝撃を受けました。今の私にで
きることは、この出来事を心に刻むことです」

「“未来へのかけ橋”ステキな響きとともに胸にきました。私(たち)
自身がかけ橋となって世界を広げること=学ぶこと、につながる
ような気がした」



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憲法がある、ということ

今週から、怒涛の「学習月間」がはじまりました!
学習協の、ではなく、
岡山医療生協の「学習月間」なのですが。

ということで、今週、来週、さ来週と、
3週間ぶっつづけで、月曜~木曜日の昼間に、
1時間の学習会を行います(12:45~13:45)。
内容はすべて同じ。講師も同じ(私)。
週に4日間×3週間。つまり全部で12回の学習会のうち、
「職員全員が、必ずどこかに参加するべし」というものです。

中身は憲法。
改憲手続法が通ってしまったこともあり、
本腰を入れて憲法を位置づけてたたかう
という医療生協の気迫です。

で、さっそく今週、月~木まで、4回の学習会を
行いました。今週の会場は
東中央病院の会議室
4回で合計70名ぐらいの参加だったと思います。

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 はじまる前の様子。







以下、講義の内容です。

「憲法がある、ということ」

はじめに:空気のありがたさは、普段意識しない。
      
憲法の存在も、空気の存在と、似ている。
      
「憲法がある」ということ。

一。日本の戦争は美しかったか
 
1。日本の侵略戦争だった
   
◇アジアでは、日本の侵略戦争によって2000万人以上が犠牲に。
    日本は、戦争を引
き起こした側。
    日本人も、310万人の命が失われた。
   
◇日本人にとっては、中国人は「チャンコロ」であり、フィリピン人は
    「黒ん坊」だっ
た。1人ひとり、名前をもち、家族もあり、生活がある
    のだ、という想像力が失われ
るのが戦争。教育の結果。戦場での
    憎しみの連鎖。
   
◇アジアの人びとの痛み、苦しみ、思いに対する想像力を。
    侵略した側は忘れても、侵
略された側は忘れない。
   
◇無数の死者の声なき声、戦争で傷ついた人びとの思いが
    憲法にこめられている。
   
◇憲法9条は、侵略国日本の、アジアと世界に対する国際公約

 
2。兵士は潔く、美しく死んだのか
  
◇「俺は、君のためにこそ死ににいく」?
   
*描かれない「戦争の現場」
     -どのような姿となって、兵士たちは死んだのか?
   
*兵士の命は「鴻毛より軽し」(軍人勅諭)-消耗品として

     
「ひとりにはひとつの命、というのは実感だもんねえ。海軍に
     入って、夜はハンモックをつるして寝るんですが、当時の軍
     隊では人間よりハンモックのほうが大事だった。練兵場の一
     番はずれにハンモック用の防空壕があって、空襲警報が鳴
     るとまずハンモックをたたんでそこへ持って行き、ハンモック
     の安全を確保しなければならない。一番安いものは人間だと
     いうことになっていて、『おまえらの代わりは1銭5厘(はがき
     の値段)でいくらでもくる。ハンモックがいくらするかわかるか』
     と何度いわれたことでしょうか。もうめちゃくちゃだったねえ。
     僕らは員数として扱われた。員数のひとつだと思い知らされ
     た。けれども数じゃない。ひとつひとつが大事な命だぞ、と。
     それは、本当の、僕の心の底からの叫びだもの」
          (島本慈子『戦争で死ぬ、ということ』岩波新書より、
                
城山三郎さんのインタビュー部分を引用)

  
◇日本軍の兵士のうち、半数以上は、飢えなどが原因による
   広義の餓死者だった。

 
3。日本国憲法前文の、「決意」
  
◇反戦の誓いとその決意

  
◇「個人の尊重」を柱とした基本的人権の確立

二。安倍内閣が目指す「美しい国」とは?
 
1。「日本の戦争は正しかった」という靖国派が独占する安倍政権
  
◇閣僚18人中、15人が靖国派。

 
2。自民党の新憲法草案
  
◇そのポイント
   
①侵略戦争の反省を前文からスッパリ消している
   
②自衛隊を海外でアメリカと戦争をする軍隊につくりかえる
   
③国民へは責任や義務をおしつけ、基本的人権は「お上の許す範囲で」
   
④憲法改正のハードルを低くし、さらなる改憲をねらう

  
◇「現行憲法が変えられた社会」では、何が起こるのか-想像力を
   
*自衛隊がイラク人を殺せるようになる(アメリカの戦争に加担)
   
*「公の秩序の維持」という名目で、自衛軍が国民に銃を向ける
    ことが可能。
   
*彼らの言う「愛国心」を強制される。基本的人権も制限。
   
*行政サービスの費用は住民が負担せよ。

 
3。「戦争できる国」を先取りする動き
  
◇教育基本法の改悪
   
*日本国憲法とのつながりを絶ち、
国家統制のもとでの教育に。

  
◇防衛庁→防衛省の誕生
   
*自衛隊の任務は「日本防衛」に限定されていたが、
海外活動を
    「本来任務化」に格上げ。
   
省昇格で権限は大幅増。予算要求や法案提出が可能に。
    
防衛出動の承認を得る閣議開催も独自に要求できる。
   
*民主党も省昇格法案に全員賛成(1人も反対せず)

  
◇「壊憲」のための改憲手続法(国民投票法)
                -最短で3年後に改憲案発議・国民投票
   
*最低投票率の定めがない(少数の賛成で改憲可能)
   
*公務員・教育者に対する運動規制(国民主権に抵触)
   
*有料意見広告野放し(金の力で世論誘導可能)
   
*投票は条文ごとでなく、まとめて方式に(9条だけだと反対多数のため)

三。憲法がある。選挙がある。
 
1。医療労働者として憲法を考える
  
◇いのちに向きあう仕事として
   
*「いのちのSANBA9条の会」(埼玉協同病院)
   
*イラクで生まれてくる子どもたちも、同じ人間ではないのか?
    
・米軍は湾岸戦争・イラク戦争で、イラク国内で大量の劣化ウラン
     弾を使用。子どもは成人より
10~20倍も放射線の影響を受けや
     すい。そのため、子どもの白血病や癌が激増。劣化ウラン弾が
     使われた地域では、先天性奇形が倍に増えた。目が一つしか
     ない赤ん坊、無頭症の赤ん坊が生まれている。

    
「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、
    平和のうちに生存する権利を有することを確認する」(日本国憲法前文)

   
*航空自衛隊は、今もイラクで米軍の支援活動を行っている!

  
◇憲法のカナリアとしての25条
   
*貧困は、戦争へとつながっていく

    
「出会った高校生たちは口々に私たちに訴えた。『正社員で雇って
    くれるところだったら、どこでもいいんです。安くても、厳しくてもい
    い。でも本当に雇ってくれない』『この村で一番良い働き口は自衛
    隊です。公務員だから安定しているんです。それ以外、目指す就
    職先はありません。去年、合格した人はヒーローでしたよ』…(中略)
    …行き場のない彼らがこの先どう生きていくのか、それほどまでに
    地域社会は疲弊しきっているのか。『ワーキングプア』へとつなが
    る取材は、こうして始まった」
                     
『ワーキングプア-日本を蝕む病』)
   
*閉塞感を打ち破るには「戦争しかない」という若者も

  
◇21世紀版「大砲(戦争)か、バター(福祉)か」
   
*自衛軍ができれば、軍事費は間違いなく膨張していく
    (いまでも年間5兆円)
   
*福祉や医療費は抑制される

 
2。憲法がある、そして、選挙もある!
  
◇堤未果さん(ジャーナリスト)-いま9条に恩返し
   
「改憲派の暴走に『無力感を感じる』という声もあります。でも私たちに
   はまだ一票という武器があります。六十年、九条に守ってもらってきた
   お返しを、今度は私たちがするときです」
  
◇あさのあつこさん(児童文学者)-子らに伝えたい“変える力”
   
「毎日普通に生活している私たちが少しずつ動いていかないと恐ろし
   いことになると思うんです。・・・子どもたちに『これからあなたたちの生
   きていく社会はろくなもんじゃない』とは絶対語れない。『生きるに値す
   る社会だよ』といいたいし、何より『君たちは社会を変えていく力があ
   る』と伝えたい」


以上。

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2007年6月28日 (木)

『学習の友』7月号

7月号の『学習の友』の主な内容。

特集「ゆがむジャーナリズム」
 ・真実を伝えるメディアをつくるために(松田浩)
 ・テレビジャーナリズムはなぜゆがむのか(須藤春夫)
 ・新聞の政治報道はこれでいいのか(金光奎)
 ・弱者の立場から問題をとらえる想像力(井戸秀明)

*表現の自由とは何か(右崎正博)
*ルポ 君を、戦場には送らない

*連載講座あなたとすすめる労働組合活動
 ・第10回「組織拡大こそ最大の要求闘争

他にも、
4ページに二見さん(労教協事務局次長)のミニコラム、
51ページに広島の平野さんも出ていて、なんか学習運動も
変わってきたなーという印象を持ちます。

『学習の友』も、よく観察している人はお気づきだと思いますが、
レイアウトなども、このところ、かなり良くなってきていて、
かなり読みやすくなってきています。
編集部のみなさんの努力のたまものです。

読者、広げないとなー。

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2007年6月27日 (水)

シャガールの絵を堪能

24日(日)のつづき。

山原健二郎資料館を出ると、すでに11時半 。
急いで路面電車に乗って、次の目的地に。

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 高知県立美術館








高知県立美術館で、いまやっている
マルク・シャガール 愛の世界」展がお目当て。

今年はシャガールの生誕120年だそうです。

シャガールは、1887年にロシア、現在のベラルーシ共和国の
貧しいユダヤ人の家に生まれ、パリに出て豊かな色彩感覚を
開花させました。
二度にわたる世界大戦、アメリカへの亡命、愛妻の死など、
さまざまな苦難を経験しつつも、生涯絵を描き続け、
詩的で豊かな色彩表現と物語性は、世界中の人から
いまも愛されています。

で、相方が大のシャガール好きで、それに影響され、
私もシャガール好きに。
そして、たまたま高知県立美術館でシャガール展を
やっていたので、これ幸いと、足を運んだわけであります。

美術館でランチを食べ、
その後じっくりシャガールを観賞。

結局、美術館に3時間半ぐらいいました。
やっぱシャガールの絵はいいね。堪能しました。

16時の高知発「南風」に間に合うように美術館を出て、
急いで駅に。

南風号アンパンマンバージョンに乗って(たまたま)、
岡山に帰ってきたのでありました。

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高知日記、おわり。

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2007年6月26日 (火)

南の炎-山原健二郎

24日(日曜)は、9時半ごろホテルを出発し、
目の前に展開していた日曜市を通りながら、西へ歩く。


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喫茶店でモーニングをとったあと、
前から一度行ってみたいと思っていた、
山原健二郎資料館へ。

山原健二郎とは、高知県出身の、
元衆議院議員(日本共産党。10回連続当選)。

1996年の小選挙区制導入後初めての選挙で、
高知1区で劇的な勝利。当時の驚きはいまでも覚えています。
そのときに、「山原健二郎とはどんな人か」という
関心が私に生まれました。

で、今回の高知にきた機会に、ぜひ資料館へ
行ってみたいと思い、念願かないました。


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 2006年にオープンした
 山原健二郎資料館。

 「南の炎」の字が
 あざやか!

 この2階に資料館が。















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 これが資料館の中。
 さまざまな資料に
 目をとおす。

 ずっと「すげー」と
 唸ってました。

 館内の方に 
 コーヒーも
 いただいちゃいました。


感想をひと言でいうと・・・
「一歩でも近づきたい、と思えるような人」ですかね。

特に印象に残ったのが、
はじめて国会議員に当選してから、
高知のお母さんに「毎日様子を手紙を書く」という約束をし、
母がなくなるまでの10年間で、
約3000通の手紙を書いた
こと
実物を見ましたが、全部、山原さん直筆の絵が
描かれている絵手紙なんですよ!
心底、感動しました。

とにかく筆まめなことにも驚きなのですが、
短歌を詠むわ、絵も描けるわ、文化人でもあります。
感性の豊かさにも感動です。

あー、こんな人に一歩でも近づきたい!
という感じです。
携帯メールもちゃんと返しませんからね、わたし。

資料館でパンフ3冊と『航路』という山原さんの著書を買って、
大満足しました。よかったー。

帰りの電車で、
『寒椿胸に一輪地下侍-自由民権運動と今日』(山原健二郎、1999年)
と、
『汝が紅は沖縄のもの-私の短歌生活』(山原健二郎、2001年)

を読みました。いずれも30数ページの薄いパンフですが、
おもしろいったらありゃしない。

山原さんが沖縄にこだわっているところも、
私との共通点を得た感じで、うれしくなりました。

感動したエピソードは山ほどあるのですが、
紹介しきれません、はい。

そこで、山原さんの短歌を紹介して終わりにします。

 「南の熱き炎にくらぶれば 赤きじゅうたん色あせて見ゆ」

 山原さんが衆議院に初当選したときに詠んだ歌。

 「高知の県民が熱い気持ちで私を国会へ送り出していただきました
 けれども、その気持ちから考えると、この国会には赤いじゅうたんは
 敷いてあるが、そのじゅうたんが赤く見えない。ほんとに薄汚れた国
 会だなということを感じまして、この歌ができたのでござます」
                        (『汝が紅は沖縄のもの』)

 
「秋月や満天の星きらめきて」

 山原さんが1996年の衆議院選挙当選が決まった日に詠んだ歌。

 その選挙結果について、高知新聞の記者の座談会の言葉。
 「山原の
愚直なまでの生きざまが最後に評価されたということじゃ
 ないかな。流れ星と違って
“北極星”は動かない

 そして山原さん。
 「
みんなが北極星になろう。そして動かないものを国民に示して、
 そして柔軟で説得力があって、そういう構えでたたかうならば、
 必ず今の情勢の中で議席を得ることができると思っております」
                        (『寒椿胸に一輪地下侍』



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2007年6月25日 (月)

高知に行く

この土・日は、高知へ行ってきました。
たぶん、7、8年ぶりの高知です。

23日(土曜)、15時過ぎに高知駅へおりたち、
すぐさま路面電車で移動。
岡山にも路面電車はありますが、
なんとアンパンマン路面電車を発見!おお!!


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 これは子どもが
 喜ぶわな~。








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 高知城周辺も
 歩いてみる。







さて、今日のお仕事会場、高知城ホールへ。
5・20青年大集会・高知県実行委員会が主催する、
「5・20青年大集会 報告&学習・交流会」に。

高知からは青年大集会に19名も参加したとか。
地方ではトップクラスだそうです。さすが高知、ですね。
この日の参加は27名だったそうです。


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17時半からスタートし、最初30分ほど、集会の報告が。
自治労連青年部、高教組青年部、民青同盟の3人から
集会に参加しての感想などが語られました。

18時頃から、学習会となり、
「人間らしく働きたい!」というテーマで約1時間ほど、話をしました。

以下、講義の概要。

一。人間だけに問われる“人間らしさ”
 1。「人たるに値する生活」
  ◇労働基準法第1条

 2。個人の尊重-日本国憲法の基本的人権

  ◇28条は、私たちの強~い味方

二。私たちはモノじゃない!-働き方を問う
 1。こんなんじゃ暮らせない!-低い日本の最低賃金
  ◇最低賃金を引上げる欧米、低空飛行のままの日本

 2。もっと早く帰りたい!休みがほしい!-労働時間の異常
  ◇残業
  ◇有休休暇

 3。ワーキングプア-働いてるのに貧困って!
  ◇雇用破壊-「コスト削減」と「もの言えぬ労働者づくり」
  ◇マスコミもとりあげざるをえない状況に

 4。こんな“働き方”をつくりだしてきたのは誰か-原因をしっかり見定めよう
  ◇財界の要求
  ◇労働法制の連続改悪-どの党が賛成してきたのか
  ◇財界、政府の次のターゲットは正社員

三。共感とつながりを広げて-いかそうビッグチャンス
 1。青年が動き始めた

 2。共感しあえる力を育てる-「学び」と「場」を
  ◇佐貫浩さんの問題提起
  ◇痛みの原因を学び、仲間への優しさへと変える(首都圏青年ユニオン)

 3。いかそうビッグチャンス-参議院選挙が、ある!
  ◇支持率急落で「末期症状」の安倍内閣
  ◇職場で声をあげれない若者でも、投票にはいける
  ◇学ぶ活動をドカンと真ん中にすえて


以上。


ちょっと時間オーバーしてしまいました。
すみませんでした。


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 講義のあと、4つの
 グループにわかれての
 感想交流。

 



私の入ったグループは、
全建労の青年2人、高教組の青年部長さん(たしか)、
大学生、民商の専従、高知民報の記者、というメンバーでした。
みんな若い。

高教組の方が司会をしていたのですが、
上手にまわしたり、話をふったりしてくれていました。
初対面の人も結構いたようですが、なごやかに交流ができました。

感想交流が終わると、軽食と飲み物を囲んでの交流会。
22時まで同じ会場で交流が続きました。
そうめんを作ってくれた民青のみなさん、おつかれさまでした。

終了後、ホテルまで送ってもらい、
今日のお仕事は終了。

次の日(日曜)は高知市内をウロウロと。
その模様は明日のブログで書きたいと思います。


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2007年6月23日 (土)

日本を蝕む病

最近読み終えた本。

『新訂 看護観察と判断』(川島みどり、看護の科学社、1999年)

これまた大変勉強になりました。
井尻正二が出てくるとは思いませんでした。
さすがです、川島さん。

「労働者」「仲間」をありのままにとらえることの難しさ、
を教えてくれる本でもあります。

以下、本より引用。

  
偏見は、生涯を通してたたかわねばならない問題である。
  如何にして曲解した観察がなされるかを理解すれば、偏見
  は少なくなるだろうし、繰り返し自己分析を行うことによって、
  より少なくすることは可能かも知れない。しかし、残念ながら
  我々はみな、一度は偏見に陥るものである」
            
(V・ヘンダーソン『看護の原理と実際Ⅱ』)

  
ありのままの患者像を観察によって得ようとすることの難し
  さを自覚することから、真の観察は始まる
といってよい。観察
  のつど『今、私の知覚していることは、対象の姿を真に反映し
  ているであろうか』と、自問することを忘れてはならない」
              
(川島みどり『新訂 看護観察と判断』)

  
「真面目であるがゆえの思いこみや、偏った、狭い見方につ
  いては、絶えず克服する努力を怠ってはならない。
一生懸命
  に相手のことを気遣い、なんとか力になりたいと願うあまりの
  善意ではあっても、独り善がりのきめつけをしてはいないだろ
  うか
。自己の価値観にのみとらわれて、相手の人生観や生き
  方を否定していることはないか」             (同上)

  
「直感とよばれる人間の精神活動は、これを一種の洗練され
  た感性の働きであるとみることができる。しかも
直感は、対象
  の漠然とした、ばらばらな印象を受けとる受動的な能力として
  感性の働きではなくて、人間の肉体的な、精神的な全経験お
  よび、全能力が集約された感性の働きであって、そのなかに、
  判断力、類推力、抽象力などといった悟性や理性の働きも圧
  縮した形でふくんでいる能動的な感性の働きである

                          (井尻正二『科学論』)

  
「受動的な感性は、動物的で遺伝的な本来その個人にそなわ
  ったものであるが、
能動的な感性は、社会的・人間的なもので
  ある。したがって、ある程度トレーニングによっても、その能力
  を高めることは可能である
。美しいものを見て感動したり、音
  楽や芸術に触れ、スポーツや登山で汗を流すことも、感性を豊
  かにするトレーニングになる。
人間が生活の過程で感じる『喜・
  怒・哀・楽』の反応すべてが、感性をきたえ直感の能力を強める

  のである」        (川島みどり『新訂 看護観察と判断』)

  
「看護は人間を相手の仕事である。対象となる人々の、個々の
  背景に応じて形成された感じ方も一様ではない。それだけに、
  
多様で多面的な人間の感じ方に接近するための基礎となる学
  習もしなければならない。…そのためにも、
専門的知識を吸収
  することはもとより、文学作品などを通して、人間の心の動きや
  感情、さまざまな人生の過ごし方や人生観についても意欲的に
  学ぶようにしたい
。…看護婦自身の生き方や、生活の仕方その
  ものが、看護婦の感性に及ぼす影響を十分理解して、意欲的
  に生活のもろもろの事象をも刺激にしていく必要がある。
気づき
  のアンテナの感度をよくする努力
は、看護観察の基本であるか
  らである」                           (同上)


『成果主義とメンタルヘルス』(天笠崇、新日本出版、2007年)

成果主義システムとメンタルヘルス悪化の因果関係を
追求したもの。著者は医師であり、科学的な実証方で
問題にせまっていきます。
大企業のおよそ9割になんらかの形で導入されている
という成果主義。そりゃ、うつ病は増えますよ。


『「慰安婦」と心はひとつ-女子大生はたたかう』
           (石川康宏ゼミナール編、かもがわ出版、2007年)


6月に出た新刊。
石川ゼミ3冊目の本ですが、
1冊目、2冊目とはまた違う角度、内容の本であり、
そこのところに唸ってしまいました。

学生の座談会は必読。とくに活動家の諸先輩の
みなさんに読んでもらいたいと思いました。

松竹伸幸さんて、今かもがわ出版にいるんですか!?
知らなかった…。同姓同名じゃないわな…。


『ワーキングプア-日本を蝕む病』
     (NHKスペシャル『ワーキングプア』取材班・編、ポプラ社、2007年)


これもこの6月の新刊。
昨年7月の「ワーキングプア」、12月の「ワーキングプアⅡ」の
取材班やキャスターが、番組作りの動機や、
番組では取り上げられなかったエピソードなどもふくめ、
書かれている、貴重な本。

番組づくりの議論を重ねて、確認したことは、
「日本国憲法をひとつの指針にすること」
ということ
ちゃんと据えられていたそうです。
それも番組で語ってほしかったですが。

 「実は
取材はしたものの放送には結びつかなかったものも
 数多くあった
その一つが『オンコールワーカー』と呼ばれる
 日雇いの労働者
だった。…携帯一本で派遣会社からの連
 絡を受けて仕事を請け負う日雇いの労働者。最近、若者を
 中心に急増している。わたしたちが取材した35歳の女性も
 7,8社の派遣会社に登録し、携帯電話で連絡を受けては、
 徹夜で倉庫の仕分け作業をしていた。
  …日雇いなので会社では名前も覚えてもらえず、友人も
 ほとんどいない。技能もまったく身に付かないまま年齢を重
 ねている。『将来の夢はなんですか』という記者の問いかけ
 に対し、彼女は
『私のスペアなんていくらでもいるのですよね』
 とだけ答えた。『彼女の居場所はなく、人間の尊厳まで奪わ
 れてしまっていくように感じられた』と記者はその実感を話し
 た」

 「『ただ普通の暮しがしたい』としぼりだすような声で話した児
 童擁護施設の子ども。『自助努力が足りないのでしょうか』と
 涙を流して訴えたダブルワークの母親。『ワーキングプア』の
 問題をどうすれば解決できるのか、すべての国民に保障され
 ているはずの憲法25条の生存権の精神をどうすれば現実の
 ものとすることができるのか。
わたしたち取材班は、いま新た
 な取材を始めている


続編の取材も始まっているようです。
制作者の真摯な姿勢と、「伝えたいこと」が伝わってきます。

ぜひ一読を。

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2007年6月22日 (金)

74期の記念講演決まる

74期岡山労働学校は、「日本の戦争教室」。
昨年秋に好評だった教室の第2弾です。

そして、
10月4日(木)の入学式・記念講演の
内容が決まりました!


神戸女学院大学、
石川康宏教授の3年生ゼミの
学生さんのなかから2人をお招き
して、
「慰安婦」問題についての学びや経験を、お話して
いただくことになりました!(講演タイトルはまだ未定)

今年の4月からこの問題を本格的に学び始め、
9月に「ナヌムの家」に行く学生さんの、
ホットなホットなお話を聞くことができます。

全体のカリキュラムは決まり次第またお伝えしますが、
記念講演は、必ずや全体の学びを
引きしめてくれるものになるはずです。

ご期待ください。

「行く」と決断してくれた学生さんに、感謝、感謝です。

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科学的なものの見方

今日はソワニエ看護専門学校の8回目の講義。
しとしとと雨が降るなか、行ってきました。

講義前段の「読書日記」では、
川島みどりさんの本を1冊紹介。

また、「私の本の手に入れ方・選び方」「本とは何か」
「“学”という字の成り立ちから考える“学ぶ”ことの意味」
なんてことを話してみました。

先週の感想文の中に、
「先生の紹介する本は、書店に置いてない」
というものがあり、その質問にこたえる形になりました。

紹介した本を「書店に探しに」行ってくれた、
という時点で、かなり嬉しいことですが。



今日のテーマは
「科学的なものの見方とは」でした。


以下、講義の概要。

一。長久の「看護・医療」読書日記
  ◇本とは、学ぶとは
  ◇今週読んだ本

二。科学って、なんだ?
 1。科学的とはどういうことか
  ◇「科学」というときのイメージは?
  ◇辞書でひくと
  ◇科学的とは、「正しい」とか「正しくない」とかいうことではない
   *ものごとの「ありのままの事実」から出発すること
   *そのなかにある法則性をみつけてゆくこと
   *その法則にそって、現実に働きかけること
   *科学に誤りはつきもの

 2。「ありのままに見る」ことの難しさ
  ◇人間の認識の過程で
  ◇「決めつけ」「先入観」の悪い例-血液型性格判断
   *人間の多様さの否定
  ◇看護と、科学的な観察・判断

三。観察力を育てるために(おまけ)
 1。「気づき」のアンテナを高めるトレーニング
  ◇気づく能力は感性によって高まる
  ◇生活のなかで訓練する
 
 2。関心のウイングをひろげる
  ◇人間、好きな人や対象に対しては関心をもつもの
  ◇ふだん関心がむかないような人や対象を「観察」してみる
   *患者さんに対する無関心→差別につながる


以上。


科学的・・・難しいわなぁ。
でも、看護師に必要なものの見方です。
がんばって訓練してください。

授業終了後、読書日記の紹介本のなかから、
『命のノート』(細谷亮太)『ナースの広場』(徳永進)を
「読みたい」と、2人から注文が入る。
これも、うれしい反応でした。


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耳をかたむけよ

地元の山陽新聞の本日朝刊が社説で
沖縄の「集団自決」の教科書削除問題を
掲載していたので、記念(?)としてのせておきます。

「耳を傾けよ」といっても、
今の安倍くんは、「それどころじゃない」混迷ぶり
におちいっていますが。

選挙により審判は近し。



「集団自決 沖縄の抗議に耳を傾けよ」

 
二十三日の慰霊の日を前に沖縄県で集団自決をめぐる
議論が沸騰している。第二次世界大戦中の沖縄戦で、日
本軍が住民に集団自決を強制したとの記述を削除するよ
う求めた今春の文部科学省の高校教科書検定意見がきっ
かけだ。

 
沖縄の住民たちは「集団自決は日本軍による関与なしに
起こり得なかった」と強く反発。その声は県議会まで上り二
十二日、文科省に記述修正の撤回などを求める意見書が
提出される見通しだ。
安倍晋三首相、伊吹文明文科相は
沖縄からの異議に真剣に耳を傾ける必要があろう。


 
文科省は三月、二〇〇八年度からの高校教科書の検定
結果を公表した。日本史A、Bで昨年の検定までは軍の強
制を明記したものもすべて合格にしていたが、方針を転換。
「日本軍は(中略)くばった手りゅう弾で集団自害と殺しあい
をさせ」との記述は「沖縄戦の実態について誤解するおそれ
のある表現」との意見を付け、修正を求めた。

 
結局、この教科書は「日本軍のくばった手りゅう弾で集団
自害と殺しあいがおこった」と変更。同様に他の教科書も「日
本軍により」などの部分を削除し合格となった。文科省は「軍
の強制は現代史の通説になっている」としながらも「当時の
指揮官が民事訴訟で命令を否定する動きがある上、指揮官
の直接命令は確認されていないとの学説も多く、断定的表現
を避けるようにした」と説明した。

 
沖縄の戦争体験者から歴史的事実をねじ曲げるものとの批
判が相次いだ。当然だろう。島民三百人以上が集団自決した
渡嘉敷村議会は記述修正の撤回を求める意見書を採択する
など沖縄県内四十一市町村議会の約七割が同調。県議会文
教厚生委も十九日、意見書案を全会一致で可決した。

 
意見書はきょう、本会議に提出される通しだ。「今回の削除・
修正は体験者による数多くの証言を否定しようとするもの」と
指摘、「一般県民を含む多くの尊い生命を失い、筆舌に尽くし
難い犠牲を強いられた県民にとって到底容認できるものでは
ない」と厳しく批判している。

 
主語のあいまいな受け身の形に差し替え、日本軍による強
制性を消し去ることを求めた文科省には何か政治的な意図が
あったのではないかと言われても仕方ない。
沖縄戦は米軍五
十四万人、沖縄守備軍は十一万人でとても勝ち目はない中、
住民を巻き込み多くの悲劇を生んだ。そして今、国土の0・6%
に在日米軍施設の75%が集中している。歴史と現実から目を
背けず、きちんと真実を伝えるのが教育だと沖縄は訴えている。




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2007年6月21日 (木)

コトの本質を見抜く

きょうは73期岡山労働学校の第6講義がありました。
参加は18名(先週よりは若干回復…)。

テーマは
「コトの本質を見抜く-使える弁証法」
講師は、わたくし、長久が担当しました。
(今日は教室風景の写真をとりわすれました)


以下、講義の概要。

一。コトの本質を見抜くために-カテゴリーの理解
 1。本質と現象

 2。原因と結果

 3。一般と個別

二。弁証法のおさらい
 1。「どうせ」という時、私たちはどういう見方になっているか

 2。ものごとを、運動・変化のなかでとらえる-弁証法
  ◇静止・固定は相対的、運動は絶対的

  ◇ものごとの中には、つねにその内部に相反する要素や傾向がある

  ◇この事物内部の矛盾こそが、発展の原動力となる

  ◇経験・理論の絶対化の危険

三。発展のすじ道について
 1。弁証法的な否定
  ◇肯定をふくんだ前進的な否定

 2。量的変化と質的変化
  ◇質とは何か

  ◇量とは何か

  ◇質と量のつながり

  ◇量の変化が、質の変化に転化する(発展)


以上。


弁証法を講義するときは、「例え話」が命。
概念の説明だけでは、ほぼ、理解できません。

弁証法の講義は、本当に難しく、失敗の連続です。

でも、今日の例えは、なんとなく感触がありました。
ふむ、量的変化の積み重ねですかね。


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2007年6月19日 (火)

2年目職員研修

きょうは13時半から、民医連加盟の林病院の
2年目研修
で憲法の講師をしてきました。

Dscn2213

 参加は16~17名ほど。
 2年目ということもあり、
 若い職員が多かったです。

 知った顔は1人のみ。




1回休憩をはさみつつ、15時まで、結構しゃべりました。
1時間半あると、かなりいろんなことが話せます。

内容は以前と比べるとモデルチェンジしてきつつありますが、
今日は若い人むけの話になるように、工夫をしてみました。

みなさん眠りもせず、よく聞いてくれていました。
ありがたや、ありがたや。

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2007年6月18日 (月)

おいでんせえ、倉敷へ

きのう(日曜日)は、全国医療研の記念講演(品川正治さん)
が倉敷であり、相方と一緒にいってきました。

Dscn2188


 来年11月(予定)の
 全国学習交流集会の
 会場になるであろう、
 倉敷市芸文館へ。
 下見もかねてきました。






Dscn2172




 なかなか広いロビー。








Dscn2173


 備前焼の
 コーナーも。

 







Dscn2176


 メインホールは
 こんな感じ。

 1階に約800席。
 2階は80席ぐらい。

 きのうは8割ちょっとの
 入り具合だったような。

 来年はぜひ
 ぎゅうぎゅうの満杯に
 したい。





Dscn2179


 舞台方面に
 みると
 こんな感じ。








Dscn2183




 品川正治さんの講演。

 言葉の重み、
 を感じました。







講演が終わると、会場を出て、美観地区をウロウロと。

Dscn2196





 なかなか風情が
 ありますな。






Dscn2197


 日曜日という
 こともあり、
 観光客が多かった。








Dscn2211



 有名な大原美術館。

 芸文館からは
 徒歩10分ぐらい
 でしょうか。





美観地区の少しはずれに、私のお気に入りの喫茶店が。
といっても、今回でたぶん2回目だけど。

Dscn2205



 かなり隠れ家的な
 存在です。

 この狭い道を
 通ると・・・












Dscn2203






 こんな感じのお店。 

 蔵を改築してるんです。

 奥の階段から入る。









Dscn2201





 中はこんな感じ。

 かなり落ち着く。
 










全国のみなさん、そして岡山のみなさん、
来年の秋は、倉敷へおいでんせえ!

Dscn2207


 いいところです。

 あらためて
 歩いてみて、
 そう思いました。






下見おわり。


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2007年6月16日 (土)

青い光が見えたから

最近読み終えた本。

『青い光が見えたから-16歳のフィンランド留学記』
                   (高橋絵理香、講談社、2007年)


とっても感動的な本です。一気に読みました。

フィンランドの学校風景や教育理念にも感銘しますが、
なにより高橋さん(今年23歳)の勇気と努力、
「自分らしさ」を取り戻していく姿が、印象的です。

ムーミンの国にあこがれ、たったひとりでフィンランドの高校へ留学。
片言しかできないフィンランド語、誰も知らない土地、文化の違い・・・。
多くの壁を試行錯誤しながら乗りこえていく絵理香さん。

1年目から4年目の、学校での集合写真が章の頭に掲載されて
いるのですが、3年間でほんとうに別人のように表情が違います。

エピローグの一部、を引用します。

 「見失ってしまった自分というものに区切りをつけ、生まれ変わる
 ような覚悟でフィンランドに来た頃の私は、自分の身以外何も持ち
 あわせていなかった。そんな私にフィンランドが思いもよらず与え
 てくれたのは、いつの間にか失くしてしまっていた『自分本来の姿
 をした自分』だった。私もまた、ここで出会ったたくさんの人々によ
 って、心を救われていたのだ」


『いまこそ、憲法どおりの日本をつくろう!-政治を変えるのは、あなたです』
                  (石川康宏、日本機関紙出版センター、2007年)

昨年12月の講演をもとにしたブックレット。
現在の「この国の姿」「情勢」がわかりやすく、テンポよく語られていく。

なんでこんなにわかりやすいのだろうか。
研究、研究。

労働学校の運営委員や受講生、
学習協役員にも、読んでもらわなければ。


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2007年6月15日 (金)

君たちはどう生きるか(6)

きょうの午後は、ソワニエ看護専門学校での第7講義
『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎)をつかっての最後の講義でした。


読書日記のあと、以下のような内容で話をしてみました。

【「雪の日の出来事」「石段の思い出」】
 
1。今週の範囲

   
「コペル君は暗い暗い世界へ落ちこんでしまっていました。
  卑怯者、卑怯者、卑怯者。聞くまいとしても聞えて来るのは、
  この無言の声です」

   
「コペル君は、自分がどうしてこんな事をしてしまったのか、
  自分ながらわかりませんでした」

   
「なんといってもコペル君は、友だちを裏切ったのでした」

   
「コペル君は、生まれてはじめて、胸を掻きむしられるよう
  な思いを知りました。…あやまる機会も逃してしまった!」

   
「今までに味わったことのない、苦しい、熱い涙が眼にあふ
  れて来て、三人の姿も霞んでしまいました」

   
「病気なんか、もっと、もっと悪くなれ! 悪くなって、悪くなっ
  て、しまいに自分が死んでしまったら…」

   
「ほんとうに、あのときの自分を思い出すと、コペル君は、自
  分ながら自分が厭になって来ます」

 
2。人間の悩みと、過ちと、偉大さとについて


  ◇人間だけが感じる、人間らしい苦痛とは?

    →とりかえしのつかない誤り
    →裏切り
    →劣等感、自己嫌悪感
    →むなしさ
    →自分の未熟さ
    →淋しさ

   こうした苦痛は、じつは、「人間らしさ」というものを、教えてくれている

  ◇人間にとって過去のもつ意味

   
「人間にとって、いったん生きられたその過去というものの
  意味は、もう決まってしまってどうしようもない、というものでは
  なくて、それは現在の生き方いかんによって、その意味を変え
  られることができるということです。人間にとって過去と未来は、
  現在によってその意味をえてくるのだからです」
     
(真下信一『時代に生きる思想』、新日本新書、1971年)

  
◇看護という仕事-人間らしい苦痛のなかで

   
*自分自身の「人間らしい苦痛」

   
「私たちに私たちの苦しみをお与えください、心をこめて私たち
  は天に向かって叫びます-無関心よりも苦しみをください-と。
  無からは何も生まれませんが、苦しみからは癒しがもたらされま
  す。麻痺よりも苦痛のほうがずっとましです。努力すること100回、
  そして波にのまれてもよいのです。そうすれば人は新しい世界を
  発見するでしょう。磯辺に無為に立ちつくすよりも新世界への道を
  先触れしながら波にのまれて死んだほうが10倍もよいのです」

   
「満足しないこと自身、ひとつの与えられた特権といえないでしょ
  うか? そのとおりです。あなたの種族、人類のために苦しむのは、
  ひとつの特権です-それは、救世主や殉教者たちだけのものでは
  なくいつの時代でも多くの人々に担わされてきた特権なのです」
        
(F・ナインチンゲール『思索への示唆』、カサンドラより)

   
*患者さんの「人間らしい苦痛」を想像する力

   
「この世の中に看護ほど無味乾燥どころかその正反対のもの、
  すなわち、自分自身は決して感じたことのない他人の感情のただ
  中へ自己を投入する能力を、これほど必要とする仕事はほかに
  存在しないのである」
   
(F・ナイチンゲール『看護覚え書』、補章「看護婦とは何か」より)




以上。


今日は、なんとなく先週よりはうまくいったかもしれません。
これも、私の「人間らしい苦痛」のおかげです(笑)。
「うまくいったー」って講義は、まずありません。
いつも、「しょんぼり」帰っていくんですもん。
だからこそ、悩んだり、試行錯誤して、前進していくのです。

でもやっぱり今週も、「あ、あの大事なことを言い忘れた!」
というのがありましたが。

さて、来週からは、
ものの見方(哲学)を教えます(3回で)。

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2007年6月14日 (木)

変化をつかむ

きょうは73期岡山労働学校の第5講義
講師は早島町議の須増伸子さん。参加は15名。
うーむ、減った。雨がふっていたのもあるのだろうか。

Dscn2166










しかし、参加者どうしのコミュニケーションというか、
わきあいあい度は、確実にアップしていて、いい雰囲気。
これも、量的変化の積み重ねの結果、ということですね。

そして、労働学校の優位性というか、その特質は、
この「期間の長さ」ということでしょう。
1回だけの学習会や、数回の講座では、
参加者どうしの交流はなかなか難しい。
「2か月間、10回程度の講義」という「量」が、
「質」にあたえる影響というのは大きい。

この「連帯感を感じながら学ぶ」という雰囲気がうまく育てば、
学びに与える効果は、けっして小さくありません。
もっと県内各地に、こうした学校をつくりたいです。


それはさておき、
今日のテーマ
は、「現実をとらえるすじ道(2)-変化をつかむ」です。

講義の概要。

1。世界のあり方は2つの考え方
 *形而上学
 *弁証法

  弁証法的唯物論

2。弁証法の諸法則
 *対立物の統一と闘争
 *否定の否定
 *量的変化と質的変化
 
  人間の認識も浅い真理から深い真理まで発展していく

  やっぱり実践が大切-未知への絶えざる挑戦


という感じでした。

「例え」で話されたエピソードなどは、
「ふんふん」と納得できるのだけれど、
弁証法のさまざまなカテゴリーに慣れていない参加者は、
なかなか理解するのに悪戦苦闘している様子でした。

弁証法は、奥が本当に深いし難しいけど、
その法則を理解しておくのと、していないとでは、
まったく物事を認識する力や、本質をつかむ力が
ちがってきます。

何回でも、くりかえし、身につくまで、
絶えざる学習が必要なのであります。

さて、私も来週の弁証法講義第2弾までに、
あらためて学びなおさないと!


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2007年6月13日 (水)

細谷医師の本、4冊。

最近読み終えた本たち。

まずは、聖路加国際病院の小児科部長、
細谷亮太さんの著書を4冊まとめて読みました。

『医師としてできること、できなかったこと』 
                (細谷亮太、講談社+α文庫、2003年)

『小児病棟の四季』(細谷亮太、岩波現代文庫、2002年)

『命のノート-ぼくたち、わたしたちの「命」について12のお話』
                      (細谷亮太、講談社、2006年)

『いつもいいことさがし-小児科医が見た日本の子どもたちおとなたち』
                     (細谷亮太、暮らしの手帖社、2005年)


本のすばらしさは、フツーに生きていれば絶対に出会えそうもない、
「すぐれた人」との「出会い」をつくりだせること。

また、出会ってしまいました。
教えられることが本当に多かった…。

小児ガンが専門の細谷先生。
子どもの「死」と関わり続け、また子ども自身の生きる力から
多くのことを学び、「いのち」の尊さについて、
私たちに語りかけてくれています。

涙、共感、感銘、笑い、驚き、喜び、悲しみ…
人間の豊かさを、あらためて実感できます。
どの本もオススメです。ほんとに。


『生きさせろ!-難民化する若者たち』(雨宮処凛、太田出版、2007年)

なるほど、こういう人だったのですか。
文章から、えらいエネルギーを感じます。怒りの。
現代の若者は、「生きること」すら奪われている状況にある、
まずは「生きさせろ!」という明快な主張。

読む価値は十分、あると思います。
よく調べているし。


『この時代に生きること、働くこと』(中村佑・島本慈子、岩波ブックレット、2007年)

『戦争で死ぬ、ということ』(岩波新書)の著者、
島本さんの最新メッセージ。勉強になりました。

そうなんですよ、非正規労働者は「声をあげることが困難」な
状況に客観的に置かれているんですよ。
正規は正規でいまターゲットにされている。

職場で「もの言えぬ労働者」をつくりだせば、
「世の中にものを言う」なんて難しいわな、たしかに。
支配は安泰、ということですか。

キーワードは、やはり、想像力。
想像するには、知性が必要です。
そして、選挙では、誰にもじゃまされず、1票入れれますゾ。


『アジアの平和を九条の心で-「九条の会」憲法セミナー』
             (加藤周一・澤地久枝・辻井喬、九条の会、2007年)


06年11月に九条の会が行った「憲法セミナー」を
まとめたブックレット。
しかし、あまり収穫なし。残念。


『「資本論」綱要・「資本論」書評』
          (エンゲルス・川鍋正敏訳、新日本出版、2000年)

なるほどー。たしかに見事な要約ぶり、そして書評の数々。
エンゲルスの七変化ぶり、面白い。さすがです。

「綱要」のところでは、「協業」「分業とマニュファクチュア」「機械と大工業」
のところがあらためてスッキリした感じです。人間の労働ってすごいなー。


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東京日帰り

きのうは東京へ日帰り往復。
学習運動組織の全国連絡会議の運営委員会
5月から中国地方ブロックの運営委員に任命されてしまったので、
会議招集を受けたしだいであります。

朝6時42分の「のぞみ」に乗り込み、東京へ。
あっという間に東京駅へ着き、労働者教育協会の事務所へむかう。


Dscn2152 


 もよりの
 御茶ノ水駅周辺。

 東京って、意外と
 緑ゆたかなんですよ。




11:00より会議。

勤労者通信大学の憲法コースの募集状況と今後の
活動方針を論議。
岡山県では月曜日にやっと2名受講が出たものの、
まだまだ全国の足をひっぱっている状況。
なんとか6月中にがんばりたいものです。


Dscn2155_1

 12時すぎに
 お昼休憩。

 それにしても、この
 事務所、乱雑すぎ!

 いい仕事できませんて。
 これでは。



午後からは、秋に予定されている
学習教育運動セミナーについての論議。
議論はなかなかまとまらない。うーむ。

全国3か所で、学習運動の担い手づくりを目的に
開催される予定のこのセミナー。
3か所のトップをきって、中四国・九州地方を主に対象にして、
岡山の倉敷で9月15日(土)、16日(日)に行います。
会場は芸文館の会議室。たくさんの参加、お待ちしています。
チラシができしだい、各方面に要請にうかがいます。

会議はその後、来年の勤通大の目玉になるであろう、
新労組コースの論議などを行い、
16時過ぎには終了しました。おつかれさまでした。

それと、
来年(08年)、倉敷で開かれる全国学習交流集会は、
11月の22・23・24(土・日・月)の3連休になる
見通しが強くなりました
。こちらもよろしく。

会議終了後は、お決まりの居酒屋へ。
16時半頃から交流会。楽しいひとときでした。
私は新幹線の時間もあり、18時頃、
さきに失礼しました。


Dscn2159
 新幹線からながめた、
 東京の夕焼け。

 さようなら。

 自宅に帰ったのは、
 22時半頃でした。
 あー、日帰りは
 わびしいなぁ。

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2007年6月11日 (月)

歴史に学び、歴史をつくる

きのうは73期岡山労働学校の特別講義がありました。
講師は関西勤労者教育協会の中田進さん。

参加は35名でした(少なくて残念!取り組みが弱かった…)。
なんと! おとなり広島や、高知からも参加がありました。
遠いところ、本当におつかれさまでした。


Dscn2150

 開始1時間ほど前には、
 突然のどしゃ降り雨。

 なんてこった。
 でもみなさん、そんな中、
 本当によく足を運んで
 いただきました。

「歴史に学び、歴史をつくる-社会発展史入門」というテーマでした。
 *社会の法則性
 *社会とは何か
 *社会発展の原動力・・・階級闘争
 *21世紀にいきる私たち

という感じで、13時10分ぐらいから、16時半まで、
なんと3時間20分の大講義でした(途中2回休憩はさむ)。


Dscn2145

 ユーモアたっぷりの
 中田進さんの講義は、
 大好評でした。





Dscn2147













16時半から17時までは質疑応答の時間でしたが、
ほぼ中田さんの「補講」のようになり、
4時間ずーっと中田さんのお話でした。

「えー4時間!?、それは長いわー」と思われるかもしれませんが、
中田さんの講義は、とにかくわかりやすく、おもしろいので、
「あっ」というまに時間がたってしまいます。

中田節健在! って感じでした。
感服いたしました。

中田さんの本も計13冊売れました。
今期初受講で、学童保育指導員のKさんも
いたく感動したようで、2冊買って、サインももらっていました。


以下、参加者の感想をいくつかご紹介します。


「学習には体力が要る、という指摘にハッとした」

「とてもおもしろく、勉強になりました。今まで知って
いる歴史とは違う、労働者を中心にした歴史でよく
わかりました。憲法のすばらしさもわかり、これを
変えてはならないと思います。作られた時もその後も
アメリカの影響は大きいと思いました」

「変わる方向に生き方を重ねる、印象的な言葉でした。
変化をリアルに実感し、想像力を働かせる必要性を
感じました。とても面白く、楽しい時間をありがとうござ
いました」

「4時間があっという間で、とてもおもしろかたです。
“歴史に学び、歴史をつくる”というタイトルの通り、
何かを“する”ためには、“学ばなければ”ならない
と改めて思いました」

「先生のお話、楽しく聞かせていただきました(わか
りやすかったです)。でも、大事なところ、ここはゆる
さないところは、強調されていて、そこのところは、
私も腹が立つことや、知らないこともいっぱいあり、
すごく勉強になりました」

「ずっと昔からの社会の発展の流れがよくわかり、
その中での矛盾や問題がとてもわかりやすかった。
本当に今も昔も明るいキザシが見えにくい中で、
これからどう社会が発展していくのか、自分がどう
いう社会にしたいか歴史を学ぶ中で自分も考え、
まわりにも問いかけながら、未来あるこどもたちに
どういう社会・日本を手渡していきたいのか、毎日
忙しいけど、その中でも少しずつ前に進んでいきた
いです。今日はなんだか元気をもらえたように思い
ます」

「今回の講義を聞いて、正しい歴史の真実を知るこ
とをしなければならないと思いました。学習→教材、
空間、体力。こつこつ無理しないで続けていきたい。
そして、憲法を絶対に守らなければならないと思い
ました。中田進先生ステキですね!」

「労働者一人ひとりの私たちが、学習をして、声を
出していく事が大切だと感じました。社会発展の話で、
原始共産制→資本主義までの経過、抵抗の中から
の団結、たたかいなどの流れがよくわかりました」

「とてもおもしろかったです。土台と上部構造の関係
がよくわかりました。知らない間に洗脳されているん
ですネ。かたよった学習をこれからも続けてゆきた
いと思います」

「テンポの良いお話で、大変おもしろく聞かせて頂き
ました。今日のお話を聞いて、たとえ小さな一人の力
でも、もっと前向きに頑張ろう、と思えてきました。ま
だ、どうしたらいいのか、手段などはよく分からないけ
れど、元気な気持ちになれたような気がします。あり
がとうございました☆」

以上。


今度、中田さんをお呼びするときは、
ぜひ200人は集めたい、と思います(決意)。


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2007年6月10日 (日)

ごちそうさまでした

きのう(土曜日)は、生協労組おかやまパート部会
新入組合員研修で岡山駅近くのオルガホールに。

11時15分から1回目の学習会。
いつものように、「労働者とは、労働組合とは」というテーマで
約1時間、話をしました。


Dscn2141










終了後、お弁当の「配給」をいただく。
む! なにやら豪華そうなお弁当ではないですか。


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 れんこん料理で有名な
 慈恩精舎のお弁当でした。

 うーん、おいしかった!
 ごちそうさまでした。





昼食後、近くの喫茶店で時間を過ごし、
13時45分から午後の部。

同じテーマでこちらも1時間、話をしました。

あわせて参加者は10名ほどでした。
みなさんおつかれさまでした。


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2007年6月 8日 (金)

君たちはどう生きるか(5)

きょうの午後は、ソワニエ看護専門学校で6回目の講義。
これまで、毎回、全員出席(33名)。うーむ、りっぱだ。

読書日記では、細谷亮太さん(聖路加国際病院小児科部長)の
本を3冊紹介しました。

本編では
「ナイチンゲールの生き方から学ぶこと」と題して、
おもにナイチンゲールが看護師になるまでの
苦闘の歩み、そしてその生き様、
を話してみました。

講義内容は省略しますが(けっこうな量なので)、
最後に紹介した、私が好きなナイチンゲールの
言葉を以下、引用しておきます。

これは、ナイチンゲールが世界で始めて創設した看護学校の、
学生に送った、1872年の書簡の冒頭部分です。



 「私たち看護するものにとって、看護とは、私たちが年ごと
 月ごと週ごとに≪進歩≫しつづけていないかぎりは、まさに
 ≪退歩≫しているといえる、そういうものなのです。

  経験を積めば積むほど、私たちはますます進歩していく
 ことができるのです。あなた方が私たちと共に過ごした1年

 間の訓練で得た進歩といえども、訓練を終えた≪後に≫毎
 年為し遂げていかなければならない進歩に比べれば、無に
 等しいといえるでしょう。
  
自分のことを『私はいまや「完全」なそして「熟練」した看護
 婦であって、学ぶべきことはすべて学び終えた』と思っている
 ような女性は、≪看護とは何か≫をまったく理解していない
 人であり、また≪これからも≫絶対に理解することはないで
 しょう。彼女はすでに退歩して≪しまって≫いるのです。
  
・・・すぐれた看護婦は何年仕事をつづけていても『私は毎
 日何かを学んでいます』と言うものなのです

  
私はあらゆる国々のさまざまな病院で、おそらく誰よりも多
 くの経験を積んできました(私の若い頃には、今のあなた方
 が学習してきたような学習の機会はなかったのです)。しか
 し、もし健康が回復して歩きまわれるようになったら、私はも
 う一度初めからやり直すつもりです。・・・そして私には過去の
 経験があるだけに、学びとることは毎日多いにちがいありま
 せん。
  
そして私は、自分の生命の最後の時まで毎日毎日努力し
 て学び続けることでしょう
。・・・他者を看護しながら学ぶことが
 不可能になったときには、看護されながら、つまり≪私を≫世
 話してくださる看護婦さんの看護を見ながら学ぶことでしょう。
 すべては経験なのです。
  
・・・看護とは、・・・毎日何かを学びつづけても終わることがな
 い、ひとつの分野、ひとつの道であるといえるでしょう

        
(『ナイチンゲール著作集第3巻』所収、現代社)


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気候変動!?

ちょっと小話。

今朝、NHKニュースをつけていたら、ドイツでやっている
サミットでの安倍首相の発言を写していた。

寝ころがっている私に、となりの部屋で相方が、
「安倍って、地球温暖化って言わなくて、『気候変動』って言うのよ」
と教えてくれた。

でもって、よくよく聞いていたら、たしかに
気候変動の問題については・・・」としゃべっていた。

うるおぼえだけど、
アメリカ政府は、二酸化炭素の大気中濃度の上昇と、
温暖化現象との関連を認めたくなくて、
絶対に「地球温暖化問題」とは言わずに、
「気候変動」って言っている、ということを何かで見た記憶がある。

アメリカ政府は、いまはどう呼んでいるのか、
知らないのだけれど、
安倍くんは、たしかに「気候変動」って言っていた…。

昔から地球の環境は激動につぐ激動で、
長いスパンで見れば、いつも「気候変動」してるんですよ。

いま問題になっているのは、温室効果ガスの削減で、
「地球の温暖化」をなんとかしてふせごうと、
世界中で努力しているところなんですよ。

意識的に「気候変動問題」という安倍くんは、
明らかに言葉を使い分けてます。犯罪的に…。

「美しい国、日本」の美しい四季も、なくなってしまうんですよ。
沖縄の美しい海の立役者、サンゴも死滅するんですよ、今のままだと。

ほんとうに、この人は、だめだ。


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運命のわかれ道!?

きのうは73期岡山労働学校の第4講義がありました。
講師はわたくし、長久が担当しました。
22名の参加でした。

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きのうのテーマは
、「運命のわかれ道!?-占い・血液型性格判断」

以下、講義の概要。

一。観念的世界観の起源
 
1。自然の脅威=説明できず(不安)
  
◇自然科学が未発達だった頃

 
2。“霊魂”観念の形成
  
◇夢に出てくるふしぎ

    
◆はるか昔の人びとのこうした考え方は、それ自体、
     ものごとの原因や真理をつきとめようとする努力の
     反映でもあったのです。
    
◆しかし、いったんできあがった観念的世界観は、手
     を変え品を変え、また時の支配階級に利用されなが
     ら、歴史的に形成・分化してきたのです。

二。現代日本に氾濫する占い・オカルト
 
1。非常事態の子どもの幽霊観

 
2。交通事故と星座の関係?
  
◇警察のホームページに・・・

 
3。占いに頼りすぎると・・・
  
◇「判断材料のひとつ」としているだけなら問題はないが・・・

  
◇占い師は「人生コンサルタント」のはずだけど・・・

 
4。細木数子、江原啓之を持ち上げるマスコミの責任


 5。なぜ、占い・オカルトに心ひかれるのか

  ◇人間の認識の過程で

  
◇社会的な背景

 
6。もし○○なら・・・○○するはずだけど・・・、と考えてみる


三。血液型性格判断

 1。血液型性格判断が大好きな日本人
  
◇1980年代になると、京都のある保育園で、血液型でクラス分けを
   する保育園が出てきた。血液型でそれぞれに違う色の園児服を着せる。

  
◇血液型には、差別や戦争と関わった暗い歴史がある

  
◇日経新聞のコラムに血液型性格判断批判

 
2。人間観の貧困-そのいきつく先は
  
◇一つの判断材料・視点だけで、その人を判断できるのか?

  
◇日常にひそむ、決めつけ、先入観

  
◇絵本『わたし』のもつ豊かな人間観

四。原因にこだわる心を
 
1。「客観的命題」と「主観的命題」を区別して考える
  
◇自分の好みで決められる問題と、決められない問題

 
2。主体性の獲得こそ必要
  ◇
人生、4つの大事(安斎育郎さんの問題提起)
   
①どんな価値のために生きるのかを自分なりに発見する
   
②価値実現のために主体的に生きる
   
③自然や社会のしくみについて科学的認識を習得する
   
④自分の価値観を相対化する

【参考文献】
『だまされない極意』(安斎育郎、日本機関紙出版センター、2005年)
『「科学する心」を育てる:』(安斎育郎、保健医療研究所、2000年)
『スピリチュアルにハマる人、ハマらない人』(香山リカ、幻冬舎新書、2007年)
『科学と非科学の間』(安斎育郎、かもがわ出版、1995年)
『「血液型性格判断」の虚実』(草野直樹、かもがわ出版、1995年)
『霊・因縁・たたり』(柿田睦夫、かもがわ出版、1995年)

『暦・占い・おまじない』(草野直樹、かもがわ出版、1996年)



以上。

講義のあとのグループ討論もかなり盛り上がってましたねー。
みなさん、関心の高いテーマだったようです。

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2007年6月 7日 (木)

選挙制度も「規制緩和」を

きのうの晩は、国民救援会倉敷支部の学習会へ
講師で行ってきました。

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 会場は倉敷民商の二階会議室。
 参加は10名。
 


「ここがヘンだよ日本の選挙」というテーマで
約50分ぐらい話をしました。

以下、講義の内容。

一。政治に国民の意思が反映されているか
 
1。虚構の多数
  
◇郵政選挙(05年9月)
   
*「郵政民営化、イエスか、ノーか」
   
*国政選挙とは?
    
・税制のあり方、これまでの政策・実績
    
・国のあり方全体を政策で論争するものではないのか
   
*国民は、その後次々強行される
悪法に「イエス」といったわけではない

    
「キーワードは『憎悪』だ。無党派層の多くは不況でもっとも
    打撃を受けている都市部の若者。高学歴にもかかわらず不
    安定な状況に置かれている彼らの中にはバーチャルなナシ
    ョナリズムに酔いしれ、ネット上でマイノリティーを攻撃する者
    も少なくない。小泉さんは彼らの憎しみを、不況でも身分が
    保障された公務員に向けさせた。このように『大衆の攻撃性』
    を煽動するやり方は、一歩引いてみると稚拙な手法だが、そ
    れにだまされるほど社会は閉塞している。禁じ手を糾弾でき
    ずに沈黙し続けたメディアの罪は大きい。また、野党は無党
    派層の不満を吸収できなかった」
                (『朝日新聞』
05.9.12、辛淑玉さんの話)

  
◇「劇場型選挙」を演出したマスコミ
   
*「いかに、おもしろくするか」
   
*視聴率至上主義の弊害
   
*二大政党制への誘導

  
◇小選挙区マジック
   
*この選挙で、自民党は衆議院の総議席数480(小選挙区300、
     比例代表180)のうち、296議席を獲得(占有率61.7%)。
   
*ところが、自民党の比例代表部分の得票率は、38.2%。
     
4割弱の得票で、実際の議席は6割超!
   
*小選挙区制度の特徴
    
・死票が圧倒的に多く、少数意見が反映されない
    
・二大政党に有利な選挙制度。とくに「風」がふく選挙では、
     小選挙区での「圧勝」が可能。民主党は小選挙区で36.4%
     の得票を得ているが、実際の議席占有率は17.3%。自民
     党は47.8%で73%の議席占有率。第
1党に有利。

    
≪小選挙区制は大政党を拡大コピーし、
                    小政党を縮小コピーする選挙制度≫

   
*もし、すべての議席が比例代表制だったら
    
05年総選挙の場合】
    
・自民183、民主149、公明64、共産35、社民26、国民8、新党日本12
    
・与党計247、野党計230

   
*アメリカ、二大政党制の悲劇
    
・米イラク反戦運動のシンボル、シーハンさんの「引退」の理由

二。日本の選挙運動、ここがヘンだよ
 
1。選挙と聞いて、何をイメージするか
  
◇名前の連呼、投票依頼の電話、テレビ報道は「注目選挙区」重視。
  
◇観客民主主義、おまかせ民主主義
    
「選挙は参加するものでなく見るものといった傾向は諸外国でも
    指摘され、『観客民主主義』とも称されています。しかし、本来、選
    挙とは、主権者国民が自らの意思を政治に反映させる重要なル
    ートで、主権者自らが選挙運動にかかわることで、自らの意見を
    自由に形成することが極めて重要であると言えます」
                     
(『ここがヘンだよ日本の選挙』67P)


  ◇おそらく世界一選挙の投票率が高い北欧の例

    
「デンマーク男性と結婚して現地で暮らしている日本人女性は現
    在数百人もいるが、異口同音に、『夫が政治について議論好きな
    ことに閉口しています』と言うほどである。『コネーム』(日本の市
    町村にあたる地方自治体)の議会は、ふつう夜間に開催される
    (議員は昼間それぞれの定職に就いているので、議員手当ては
    きわめて小額である。たとえば人口6万人のヘルシノア市で年間
    約
6万クローネ=約90万円)。議事の模様は地方テレビ局を通じ
    て中継される。議論に異議がある市民は、すぐに抗議できる仕組
    みになっている。投票率は、1998年の国民議会選挙で86.0%」
     
(湯沢雍彦『少子化をのりこえたデンマーク』、朝日新聞社、2001年)

    
「スウェーデンは世界でも有数のハイレベルな民主主義体制を実
    現している国である。私の滞在中に国会議員選挙があったが、日
    本にいては想像もできないような徹底的に明快な選挙戦があり、
    投票率は90%であり、政策選択の情報公開がある」

        (早川潤一『180年間戦争をしてこなかった国』Sanwa、1999年)


    「スウェーデンの総選挙は9月17日日曜日。ちょうど一ヶ月を切る
    ため、いよいよ選挙戦が本格化する。ただ、政策議論は今年に
    入ってからずっと続いてきており、各党とも枠組みがだいたい出
    来上がっている。これからの選挙戦で、それをいかにアピールし
    て票に結びつけるかが鍵になる。
     
スウェーデンの総選挙を経験するのは今年で2度目だけれど、
    日本と比べていいなと思うのは、立候補者が数台の車を連ねて、
    あちこちを駆け回って、自分の名前を叫び続ける『連呼』がない
    こと。これは選挙制度が基本的に「比例代表制」だから、立候補
    者個人を売り出して、票を集めるのではなく、党としての政策を
    アピールすることに力点が置かれるからだ。…だから、党として
    の街頭演説はもちろんある。それから、広場など人通りの多いと
    ころで、各党は『選挙小屋(valstugan)』を建て、関心を持った有権
    者に情報提供をしたりする」
             
(スウェーデンに暮らしている日本人のブログから)

 
2。「あれもダメ、これもダメ」で、有権者から政治を遠ざける日本の選挙制度
  
◇簡単に言えば、選挙になればなるほど、選挙情報に規制の網がかかる

   
≪日本の選挙制度の?≫

    *戸別訪問の禁止
    
*「事前運動」の禁止
      
「選挙期間を短縮し、事前運動も禁止されていて、はたして、
      主権者国民はこの短期間に候補者の政見、政策をはたして
      知ることができるのか。政治活動と選挙運動を峻別している
      ことも含めて検討すべき重大な問題であり、憲法
21条からみ
      て違憲の疑義が残ろう」(吉田善明『政治改革の憲法問題』)
    
*インターネット選挙運動の禁止
    
*公務員の選挙運動の禁止
     
【国公法弾圧堀越事件-ビラをまいただけで逮捕!?】
            
2003年11月の総選挙の前、東京・目黒社会保険事務所職員
             の堀越氏が休日に職場から離れた中央区の自宅近くで「赤
      旗」号外などを配布したことが国家公務員法・人事院規則に
      違反するとして04年3月になって逮捕・起訴された事件。当日、
      堀越氏宅、共産党千代田地区委員会、同党中央区議宅、同
      後援会事務所、目黒社会保険事務所、東京社会保険事務局
      の6か所が強制捜査を受け、パソコン、名簿、区議個人の手
      帳まで多数の物品が押収された。
    
*未成年者の選挙運動の禁止
    
*選挙期間本番での「複雑怪奇」な規制
    
*高すぎる供託金

  
◇これらの底流にあるのは、自民党政治の延命策

 
3。憲法21条をかかげて
  
◇歴史の反省の上に生まれた「表現の自由」
  
◇基本的人権のなかでも最も重要なものの一つ

さいごに:まだ、「戦争反対って言える」

以上。


感想交流もそれぞれの経験などふまえて、
よい感じだったと思います。

日本の選挙の「民主化」も必要な課題ですねぇ。
4月のいっせい地方選挙でも感じましたが、
選挙になればなるほど、訴えにくくなる、というのは、
本当におかしなことです。
選挙制度の「規制緩和」が必要です。

小選挙区制度のうえに虚構の多数を得ている
自公政権に、参議院選挙で痛い目にあわせてやりましょう!

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2007年6月 6日 (水)

新聞の切り抜き

「今晩の学習会に使える資料がたしかあったような・・・」
ということで、久しぶりに新聞の切り抜きの山を探ってみました。

Dscn2129












この「新聞のスクラップ」という作業は、手間がかかるので、
続けるのは非常に労力がいるのですが、
やっておくとかなり有効であることがわかります。

結局、今晩の学習会で使えそうな切り抜きは
なかったのだけれど(いったいどこへ消えたのか?)、
今度の労働学校や、次の憲法学習会で使えそうな資料が
あるわあるわ。ばんざーい。やはり、宝の山でした。

それにしても、分野別に分類しておかないと、
探すのに時間がかかって、どうしようもない。
なんとか、時間のあるときにやっておきたいと、決意したのでありました。

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2007年6月 5日 (火)

や、やばい・・・

10日(日)に、岡山労働学校の特別講義がせまってきています。
関西勤労協講師の中田進さんをむかえて、
社会発展史の講義をしてもらうのですが、じぇんじぇん声かけが
すすんでいません!!

あれこれと課題に押しやられ、「なんとかなるだろ」的な
心持ちでいたけれど、やっぱり墓穴を掘っている状況です。

なんとか挽回せねば!!

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2007年6月 4日 (月)

その「生き様」とは

『伝記 世界を変えた人々⑤ ナイチンゲール』
         (パム・ブラウン著・茅野美ど里訳、偕成社、1991年)

を、あっというまに読み終えました。
日野原重明さんの「ナイチンゲールと日本の看護」の解説つき。
ナイチンゲールの伝記ものは4冊目か。

今週、ナイチンゲールが看護師になるまでの苦闘の日々とその努力を
講義するという無謀なチャレンジをします。

この人のあまりに巨大な業績に深々と頭を下げながら、
とりあえず、その「生き様」を語ってみたいと思います。

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2007年6月 2日 (土)

梅酒づくり

きのう、9時すぎに自宅に帰ると、
1年にいっぺんの「行事」が待っていた。

梅酒づくり、である。

わが家の梅酒づくりは4年ほど前から始まった。
毎年この時期につくり、それをずっとつけておき、
夏になると、2年ほどまえにつくった梅酒を
ちびりちびりと飲んでゆく。

店で売っている梅酒よりコク(?)があり、うまい。

今年の梅は「なんかいつもより小さめ」(相方)だそうだが、
しっかりとした梅酒になってくれることを期待して、
ひたすら梅につまようじで穴をあけていく。

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たぶん、今日つくった梅酒は2年後に味わうことになるでしょう。
楽しみ、楽しみ。

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2007年6月 1日 (金)

事実を大切にする

きのうは73期岡山労働学校の第3講義
講師は労働学校常連講師、早島町議の須増伸子さん。
参加は17名でした。

Dscn2116









「現実をとらえるすじ道-事実を大切にする」というテーマでした。
相変わらずのわかりやすい講義でしっかりまとめて
いただきました。


以下、講義の概要。

*はじめに-現代若者をとりまく哲学・価値観
 ・「美しい日本」、「歴史教科書」
 ・「自己責任論」
 ・「青春を鮮やかに、潔く美しく生きろ」
 ・「親学」
 ・ニート、フリーター、派遣社員、貧困、未婚、少子化、過労死、リストカット

*哲学とは

*哲学の根本問題
 ・哲学は、二つの大きな陣営に分かれる
 ・世界の根源は何か?
 ・物質と精神、どっちが先?

  唯物論-物質を根源的と考える
        働くものの哲学
  観念論-精神を根源的と考える
        観念論の落とし穴
        「べきだ」「はずだ」「気のもちようだ」「今どきの若い者は・・・」

  物質とは・・・
  精神とは・・・

 唯物論に立つ人の態度は
  ①独断、先入観、幻想からではなく、事実をしっかりふまえ、
   そこから出発すること
  ②どのような神秘をも仮定せず、心がけの問題に解消したり
   せず、物事の客観的は本質、私たちがおかれている客観
   的な状態にしっかりと目を向けること
  ③正しい認識に導かれた実践こそが、幸せな暮しを実現し、
   社会を変える原動力になること

*人間は真の自由をつかめるか?
 ・人は誰でも自由を欲する
 ・必然的な法則を科学的に認識し、実践することで自由は拡大する

*唯物論は実践の科学-世界を変えるために
 ・実践が現実を変える
 ・実践は人間の認識を発展させ、さらに発展した認識は実践を発展させる

*人間は真理をつかめるのか?
 ・真理は実践によって検証され、より真理にちかづく

*おわりに
 「きけわだつみのこえ」日本戦没者の手記
 「戦場で心が壊れて」ベトナム戦争の元海兵隊員アレン・ネルソン
 「生きさせろ」雨宮処凛


以上。



参加者の感想

「自分の哲学を持っていないと世の中に流されること、社会を
正しくとらえることが大切なことがわかりました。『戦前の方が
よかった』という歴史の逆行がおきているのが恐ろしいと思い
ました」

「今日の講義は聞いていて楽しかったです。唯物論と観念論の
違いを初めて知りました。もっと詳しく知りたくなったし、唯物論
のことを聞いて、現実をしっかりとらえることは大切なことだと
思いました」

「唯物論の話がおもしろかった。物事を正しく、正確にとらえる
こと、客観的な事実に目を向けること、など自分もそういう風に
生きていきたい。出来ない時もあるけど・・・」


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