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2007年5月18日 (金)

君たちはどう生きるか(3)

今日の午後はソワニエ看護専門学校の4回目の講義。
今日も全員出席のなか、話をすすめてみました。

「看護・医療」読書日記では、
徳永進さんの2冊の本をもとに、いろいろと語ってみました。
『わたし』(谷川俊太郎作)という絵本はいいですね。
いろんなところでこれから活用できそうです。

そして、講義の中身は以下。レジュメをそのまま貼り付け。


「ニュートンの林檎と粉ミルク-人間の結びつきについて」

 1。今週の範囲の要約
  
◇補足資料「いっぽんの鉛筆のむこうに」(谷川俊太郎)

 
2。社会を支える活動
  
◇社会を形づくる3つの側面
   
*経済的関係、政治的関係、文化的関係
   
*その関係なしに、他の関係は成り立たないものは・・・経済的関係
   
*みんなが労働を放棄したら、社会は1日たりとも成り立たない
  
◇経済的諸関係-労働によって結ばれる関係(生産関係)
   
*いまは資本主義社会
    
その大きな特徴は、ほとんどの労働生産物が『商品』として生産
    されるということにある。
    
・商品とは、簡単に言えば、他人に売るためにつくるもの
    
・昔は商品経済は部分的だった
   
*分業が高度に発達した社会
    
【分業とは】
     
①ある労働を、こまかく分割し、分担して仕事を行う行程のこと
     
②社会全体の必要な労働を、それぞれが手分けして行うこと
   
*人と人との関係が、物(サービス)によって媒介される
  
◇分業による生産力の高まり→自由の飛躍的拡大
   
*分業は何をもたらしたか
    
①職業の選択
     
「自分はどんな仕事につくのか」という問いかけが生まれたのは、
     身分制度社会が崩れてから。つまりごく最近のこと。
    
②専門性の高まり-生産力の向上
     
もっぱらそれを専門にして仕事をするというのは、熟練度や作業
     能率、知識はいやおうなしに高まる。労働者が使う道具も、特定
     の作業にもっとも効果的に役立つ専門の道具として発達・完成さ
     せられる。
      
・もっぱら資源を採取する人
      
・もっぱら部品の組み立てだけをする人
      
・もっぱらエンジンの開発だけする人
      
・もっぱら医療の研究だけをする人
      
・もっぱら消防訓練をして火事にそなえる人
    
*それぞれの専門性が高まれば、当然、習得すべきもの、学ぶべ
      きものも多くなる
      
・ソワニエ看護“専門”学校
       
労働がどんどん専門性を高めてきているということは、これま
       で「できなかったこと」ができるようになったり、これまで「知ら
       れていなかったこと」を「知れる」ようになったりと、不自由を克
       服し、自由を拡大する活動でもあるのです。
    
*さまざまな「自由獲得」を支えるのは、無数の人間の労働


 3。ただし・・・
  
◇資本主義社会は、根本的な問題点も

    
「人間は、人間同志、地球を包んでしまうような網目をつくりあげた
    とはいえ、そのつながりは、まだまだ本当に人間らしい関係になっ
    ているとはいえない」
(96P)

    
「これは、人類が今まで進歩して来て、まだ解決できないでいる問
    題の一つ」
(97P)

以上。



なんか今日の講義は調子がでなかったなー。
というか、これがいまの私のレベルなのでしょう。
修行、修行。

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