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2007年4月 2日 (月)

アインシュタイン・ロマン

最近読み終えた本。

『オール1の落ちこぼれ、教師になる』(宮本延春、角川書店、2006年)

小学校のときいじめにあい、学校嫌いに。
小学校、中学校と、勉強にまったく意味や目的が見出せず、
通知表はいつもオール1。
漢字は名前しかかけず、英単語はBookだけしか知らない。

そんな著者が、人との出会い、また、アインシュタインとの出会いに
よって「自分が生きている世界はこんなにすごいのか」と、
劇的に変わっていきます。

「物理を学びたい」と一念発起し、定時制高校へ。
猛勉強のすえ、名古屋大学に合格し、
その後、母校の高校で教師になるまでのお話です。

やっぱり勉強は、目的・目標をもつことがなにより大事だということを
あらためて感じさせてくれる本です。

ところで・・・、著者の人生を一変させたのが、
23歳のときに見たNHKスペシャルの『アインシュタイン・ロマン』(全6回)。
アインシュタインの考えたこと、彼の生み出した相対性理論を
わかりやすい解説と映像で番組化したものです。

なにをかくそう、私もこの番組はビデオで全部録画して、
何回も見ていました。1991年放送ですので、当時高校生でした。
驚きの理論、発想豊かな映像と構成、そして美しい音楽・・・。
大好きな番組です。物理の勉強はそれほどでもなかったのですけど(笑)。

じつは、この『アインシュタイン・ロマン』のオリジナル・サウンドトラックCDまで
もってるんです!(これは結構希少かも)

Dscn1693
 なんで買ったのかは覚えてませんが、
 よほど気にいったんでしょうね~。
 いまでもちょこちょこ聞いてます。

 メインテーマ曲なんか最高です。




『使える弁証法-ヘーゲルが分かればIT社会の未来が見える』
                    (田坂広志、東洋経済新報社、2005年)

題名にひかれて、おもわず買った本。

著者は、弁証法の、
「事物の螺旋的発展」の法則、
「否定の否定による発展」の法則、
「量から質への転化による発展」の法則、
「対立物の相互浸透による発展」の法則、
「矛盾の止揚による発展」の法則、

を使って、現在の経済現象を分析していきます。

なるほどおもしろい視点だなーと思うところもあったのですが、
哲学的な視点でのみ経済現象を取り扱っているので、
全体的に説得力に欠ける気がしました。

弁証法って、たしかに社会情勢の分析に「使える」と思いますが、
世界観ですからねぇ・・・。もっと奥深いと思うのですが。

ということで、あまり「使える」本ではありませんでした。


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