« プロの教育者から学ぶ | トップページ | 明日は投票へ行こう »

2007年4月 7日 (土)

「集団自決」修正の抗議集会

沖縄戦の「集団自決」に関する「軍の関与」を教科書から
削除させた問題で、6日、沖縄で抗議集会が行われたようです。


市民200人、抗議集会/「集団自決」修正(『沖縄タイムス』7日付)


「軍命 確かに聞いた」
 
二〇〇八年度から使用される高校歴史教科書の検定で、
沖縄戦の「集団自決」に日本軍が関与したことを表す記述
を文部科学省が削除させたことについて、県内の市民団体
が六日、那覇市古島の教育福祉会館で緊急抗議集会を開
いた。「集団自決」の生き残りの参加者は「(日本)軍の命
令を確かに聞いた」と証言。軍の関与を否定した検定に対
し「はらわたが煮えくり返る思いだ」と怒りをあらわにした。
約二百人の参加者からは「
声を上げなければ、沖縄戦の実
相がゆがめられるばかりだ
」など、危機感を訴える声が相次
いだ。

 
渡嘉敷島の「集団自決」で生き残った女性(83)は、日本
軍が各家庭の男性に手りゅう弾を配り、日本軍の命令で島
民が集合させられて「自決」を強いられたことなど、当時の
状況を詳しく証言した。
 
 「手りゅう弾で死ねなかった人たちはカミソリで切りつけ合っ
ていました。軍の命令だから集合するように、と確かに聞いた
んです。
誰も死ぬことなんか望んでいなかった」。女性は切

と当時を振り返り、「教科書の書き換えを許してはいけない。
沖縄戦を子孫に語り継がなくてはいけない」と訴えた。

 本島中部の高校教諭の男性(55)は「日本軍の強制は明ら
かなのに、事実がこれほど簡単にねじ曲げられてしまう現状
は怖い。戦場にされた沖縄から声を上げなければ、数の暴力
に押し流されてしまうばかりだ」と危機感をあらわにした。

 集会は「沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育を
すすめる会」(高嶋伸欣・福地曠昭共同代表)が主催。「沖縄
戦の実相をゆがめ、戦争の本質を隠蔽する暴挙は許せない」
とし、検定の修正指示撤回を求めるアピールを採択した。


識者「歪曲」加速を懸念
 
 
高嶋伸欣琉球大学教授は「いま声を上げなければ、次は沖
縄戦の住民虐殺の否定にもつながりかねない」と懸念。「現場
教員は教科書問題自体を教材に取り上げ、子どもたちに考
えさせるなどの工夫も必要だ
」と強調した

 
山口剛史琉大准教授は、大阪地裁で元軍人らが岩波書店な
どを訴えている「集団自決訴訟」について、「原告が検定を利用
して(勝訴)判決を勝ち取ろうとするのは問題だ」と影響を危惧。
裁判の行方を注視するよう呼び掛けた。

|

« プロの教育者から学ぶ | トップページ | 明日は投票へ行こう »

日記」カテゴリの記事

コメント

初めまして!!
沖縄の當山と申します。
この件、自分たちとしてはとっても心が痛むものがあります。辛いです。
この事件も含めて、沖縄の本当の歴史というのを知って欲しいんです。これこそ歴史教科書にも記載されない大きな意味を持つものであって、沖縄と日本の関係もそこから来ているということ。
集団自決問題は氷山の一角でしかないんです。

投稿: 當山久喜 | 2007年4月 9日 (月) 11時12分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/175096/6008205

この記事へのトラックバック一覧です: 「集団自決」修正の抗議集会:

« プロの教育者から学ぶ | トップページ | 明日は投票へ行こう »