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2007年3月15日 (木)

われわれはどこに行くのか?

最近読んだ本。


『松井教授の東大駒場講義録-地球、生命、文明の普遍性を宇宙に探る』
                         (松井孝典、集英社新書、2005年)

『われわれはどこに行くのか?』(松井孝典、ちくまプリマー新書、2007年)



著者の松井さんは、東京大学大学院教授で、専攻は地球惑星物理学。
2冊立て続けに読み、重なる部分も多かったですが、
『われわれは…』のほうが一般向け。あっという間に読めます。

なるほど、と思ったのは、私たちが考えている生物学、
つまり「生命とは何か」という問いは、「地球生物学」であり、
私たち地球の生命が(たとえば、細胞
できている、DNAで複写など)、
この宇宙で普遍性のある存在なのかどうかは、未知であるということ。

そーいわれれば、そうです。私たちは、私たちの生命しか知りません。
地球外生命の発見が21世紀には期待されます。

土星の衛星、エウロパには、地下に海が存在していて、可能性が高い。
2010年代半ばにはNASAの調査が入
るのだとか。これに期待!

これだけ広い視野をもった著者の、資本主義分析、文明分析も、
たいへん興味深く読みました。

また、『われわれは・・・』での、

本当の豊かさは何かといったら、自分の時間を自分がどれくらい
コントロールできるか
だと思います

「自分の時間が8時間しかない人が幸せなのか16時間使える人が
幸せなのかという判定をすれば、これは勝ち組・負け組逆転する」

という指摘もそのとおり。

私たち人間とは・・・ということを考える日々であります。


『これ以上、働けますか?-労働時間規制撤廃を考える』
          (森岡孝二・川人博・鴨田哲郎、岩波ブックレット、2006年)



その人間を破壊するもののひとつ
が、私は「長時間労働」だと思います。
体だけでなく、精神、そして人間性も破壊する!

ホワイトカラー・エグゼンプション批判の本です。

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