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2007年3月31日 (土)

真実は一つなんだ

きのうの晩、NHKのニュースを聞いていたら、
わが耳を疑うようなニュースが飛び込んできました。

沖縄の「集団自決」に、日本軍の関与があったという教科書の
記述が文部科学省の検定でチェックが入り、
削除されてしまったというのです。

「慰安婦」の次は、沖縄戦ですか。
もう、いいかげんにしてください。

沖縄の人は、このニュースをどう受けとめるでしょう。
本当につらい。つらすぎます。許せません。

真実は一つです。
今日の「沖縄タイムス」の記事を以下、掲載しておきます。

[視点] 

真実のわい曲許せず 600人死亡の惨劇消えぬ

 二〇〇五年六月、日本軍「慰安婦」問題を教科書から
削除させる運動を続けてきた自由主義史観研究会が、
次なる標的として、沖縄の「集団自決」に関する記述を
あらゆる教科書や出版物から削除させる運動に着手した。
その後、元軍人らによる「集団自決」訴訟、また家永教科
書訴訟で国側証人だった作家曽野綾子氏が書いた「ある
神話の背景」が再出版された。そして今年、高校歴史教科
書検定は、「集団自決」における日本軍の関与を消し去っ
てしまうという新基準を示した。

 
米軍上陸前から、日本軍は、住民に対して「女性は強姦
され、男は戦車でひき殺される」というデマを流し、捕虜に
なる恐怖をたたき込み、厳重に保管していた手りゅう弾を
「いざとなったら死ぬように」と配った。慶良間諸島の各地
で住民が、口にする事実はまぎれもなく日本軍の関与を示
している。

 
沖縄戦の実相を象徴する「集団自決」。軍関与を否定す
る動きは、今後、沖縄戦全体を否定する動きにつながって
いる。

 
有事の際の国民協力を定めた国民保護法の成立、防衛
庁の省への格上げ。有事への備えは着々と整いつつある。
その時に、銃後も前線もなくなり、当時の県民人口四分の
一に当たる十二万人を失った
沖縄戦の記憶、「軍隊は住民
を守らない」という教訓は、今の日本には邪魔なだけだとい
うことを一連の動きは示している。

 
「集団自決」を語る住民の言葉は重い。ある男性は、目撃
した光景を、あたかも六十二年前に戻ったように語る。カミ
ソリを持つしぐさ、首筋からの血しぶきがサーッと降りかか
り、全身真っ赤になったこと。「目の前にその場面があるん
です」。鼓動が乱れる、息をのみ、目には涙があふれている。
身を削るように語り続けるのは、証言後は同じようにぐったり
していた母親が「生き残った者の使命だよ」という言葉があっ
たからだ。
 慶良間諸島の「集団自決」では約六百人が亡くなった。死者
の沈黙、家族を手にかけたゆえの沈黙
、犠牲となった人数の
数倍も数十倍も沈黙がある。その沈黙を利用して「集団自決」
の真実をねじ曲げようとする動きを許すことはできない

                      (編集委員・謝花直美)

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2007年3月30日 (金)

怒涛(どとう)、そして怒涛。

怒涛の3月が終わろうとしている・・・。

そして、さらなる怒涛が待ち受ける4月。

選挙に勝利し、総会を成功させながら、他にも多くの課題を
クリアしていかなければいけません。

体調に気をつけて、がんばりまっす。

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2007年3月29日 (木)

ああ、名古屋地裁もか

とある用事で今日夕方、
中国「残留孤児」国家賠償岡山訴訟・岡山県原告団&弁護団の
記者会見に行きました。新聞記者の人が結構いました。

名古屋地裁の判決が今日出て、それを受けての記者会見です。

この中国「残留孤児」国家賠償裁判は、全国で裁判が行われて
いますが、これまでいくつかの地裁で判決が出ています。

しかし、神戸以外は、すべて、原告敗訴です。

今日の名古屋地裁も、先日の徳島地裁に引き続いての、
原告敗訴。

この国の司法は、つくづく、おかしくなっている、と思います。
憲法の人権感覚を、裁判官は身につけているのでしょうか。
とてもそうは思えません。ただただ、気分が暗くなります。

岡山県原告団の方3人が、それぞれ思いを語っていました。
ときには激しい口調で。

この呼びかけに、応えなければならない、と思います。

帰国した「残留日本人孤児」約2500人のうち、
約2200人がこの裁判に参加しています。

どの方も、すでに高齢なうえ、生活は本当に苦しいのです。
裁判中に亡くなられた方が、東京で18人、名古屋でも12人います。

裁判支援の決意を、あらためて心に誓いました。


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納得の戦後責任論

『戦後責任論』(高橋哲哉、講談社、1999年)を読み終えました。

とりあえず目次。

Ⅰ戦後責任を問い直す
 *「戦後責任」再考
 *記憶・亡霊・アナクロニズム
 *ジャッジメントの問題

Ⅱネオナショナリズム
 *日本のネオナショナリズム1
 *日本のネオナショナリズム2
 *ネオナショナリズムと「慰安婦」問題

Ⅲ私たちと他者たち
 *汚辱の記憶をめぐって
 *哀悼をめぐる会話
 *日の丸・君が代から象徴天皇制へ



いま、こうした時期だからこそ、
私のなかでヒットするところがたくさんありました。

高橋さんの考察というのはいつも新鮮な視点を
与えてくれて、とても勉強になります。

とくに、私たちの世代の戦後責任について、
ある程度考えていたことが、より整理され、
あらたな視角をもらい、広く捉えなおすことができました。

秋の労働学校で、「戦後世代の戦後責任」について、
この視点で1コマやるかなー。

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2007年3月28日 (水)

ふらふら、ふら~(頭が)

今日は7時半に出勤してきて、ひたすら会報づくり・・・。
で、なんとかいま出来あがりました。

結局『資本論』連載は書けず・・・
仕事の効率の悪さはいかんともしがたいです。
あー。いやだいやだ。

頭がまわってないので、これで帰りますです。


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2007年3月27日 (火)

大枠で言えば、いい話

きのうは県学習協の常任理事会がありました。

ほんとーは、総会議案を議論する予定だったのですが、
別の重大な案件が浮上し、その問題でほぼ時間をつかって
議論しました。

そして出た方向性は・・・。 またご報告します(なんやそれ!)

大枠で言えば、いい話です。


そして、今晩は岡山労働学校の運営委員会。

5月10日開校の「哲学教室」は現在受講申込み9名。
きのうは、チラシを見たという学童保育指導員の女性から、
「73期の労働学校を受講したいんですが・・・」と事務所に
電話がありビックリ! まったく知らない人でしたから。

哲学教室、いまのところ、なかなか反響がよいです。
あと1か月半。目標40名、なんとしても達成します!

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2007年3月26日 (月)

徒歩1分の桜

さきほど、とある用事で学習協から徒歩1分の枝川に
行ったのですが、桜が咲き始めていました!

Dscn1684




 今日はポカポカ陽気で
 かなり気持ちいい・・・。






T梨さんに伝言。

そのうち、平日の昼に、ここでTちゃんと3人で花見ランチしましょう!
1時間は無理だと思うので、30分ぐらいで。
お花見弁当買ってきますので。


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2007年3月25日 (日)

法律違反のオンパレード

最近、雇用問題で何度か、岡山駅前で街頭宣伝活動をしています。
そこで
実際に出あった、若者の実態をご紹介します。


【いきなり給料半分】
会社からいきなり給料を半分にすると言われた残業代も出ず
土日が休みだと言われたがほとんど出勤。休日手当てもでない。
ボーナスにと冷酒2本渡された。サラダ油を渡された人もいる。
時給にすると5百数十円しかなく、1年続かずやめた。

【深夜だけど900円】
定時制高校に通いながら夜10時~3時まで居酒屋でバイトをし
ている18歳の女性。
深夜手当てがついて時給900円。働きと
給料が比例していないと思う。深夜手当ての割増率が法律どお
りでない可能性があるので店長に聞いてみることに。

【残業代いっさい出ない】
労働時間は11時間ぐらいで給料は15万円。ボーナスは冬に
5万円くらい。
残業代はいっさいつかない。休みがすくない。

【ノルマきつくて、休日出勤ばかり】
証券会社で休日出勤していた23歳の男性。
朝9時から深夜0時
まで仕事。ノルマが厳しいから今日も明日も出勤で休みがない


【子育てと両立しない】
求職活動中の30歳の女性。看護師をしていたが、子どもができ
て妊娠中にも夜勤があったり、授乳時間の確保などに理解がなく、
両立できずに辞めた。子育てをしながら働く環境をつくってほしい。

【異常な残業、母子家庭のよう】
主人(36歳)は
異常なほど残業をしている。そのぶん給料は増え
たが、
家族と過ごす時間が減り、母子家庭のようなもの。主人の
会社は残業しなければ10万円台の手取り。

【じっさいと違う】
ハローワークや求人誌に載っている内容と、仕事内容は手当てが
ぜんぜん違うことが多すぎる。20代、女性。

【基本給の中に残業代?】
建築業界。友人の会社では、
残業代は基本給の中に48時間分ふ
くまれていると会社は言っている
。50代の先輩が先日過労死した。
だいたい日割りで換算すると賃金は1日7000円前後が相場だ。

【会社の半分は派遣社員に】
製造業の30代男性。
いま会社の半分が派遣社員。以前は製造は
派遣ができなかったけど、規制緩和でどんどん入ってきている。
派遣の人の賃金は20万ぐらいだがいろいろな名目で引かれて、
結局手元に残るのは14~15万円。



若者が、使い捨てにされ、まともに生活ができない。
こんな社会に未来はありません。

だから、私は選挙をたたかうのです・・・!


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2007年3月23日 (金)

否定の否定だったとは

きのうのつづき・・・。

芥川龍之介の
『鼻』を寝る前に読みました。

ずっと以前に読んだ印象では、
主人公の長い鼻が短くなって、それを懐かしむ感じで
小説が終わっていたようなイメージがなぜかあったのですが・・・。

あらためて読んでみると、

主人公の鼻が、
最初長い→ある治療で短くなる→ある朝起きてみると再び長くなっていた

という終わり方だったのです!

しかも、これは、弁証法の否定の否定の法則ではないか!
と勝手に(笑)解釈しました。

元の鼻の長さになって、外見上は以前と変わらないように
見えますが、主人公の内面は質的変化を起こしています。

うーむ。発見でした。

小説を知らない人には、「なんのこっちゃ」の話ですが。


さーて、今日も仕事がんばるぞー。


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2007年3月22日 (木)

暗いぞ羅生門

総会議案を明日中には書かないといけません!!
でもってキューキューとしています。

この1週間はなかなか本も読めず・・・

寝る前に、10年ぶりぐらいで、
芥川龍之介の小説など読んでいます。

『羅生門』、やっぱり暗い。どう解釈したらいいんでしょうねー、これは。
明るい気分になりたいのに、選択を間違えました。

あ、ちなみに、内容は黒澤明の映画『羅生門』とはまったく違いますので。
短編で、あっという間に読めます。

次は、『鼻』を読みます。

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2007年3月20日 (火)

何度でも!

最近、極度のスランプに陥っている私。
きのうもパソコンの前に座ってはいたものの、
いっこうに集中力が出ず、仕事がすすまない。

今日もあかんな・・・と思いつつ、出勤してきました。

で、最近ドリカムの「何度でも」という曲をよく聞いていたのですけど、
ふと、今朝よくよく歌詞を聞いてみたら(いままでは曲がよいので聞いていた)、
なんか励まされたなー。

あきらめるなよ!って感じで。
やっぱ歌はええなー。



何度でも  
DREAMS COME TRUE


作詞:吉田美和/作曲:中村正人、吉田美和/編曲:中村正人


こみ上げてくる涙を何回拭いたら

伝えたい言葉は届くだろう?

誰かや何かに怒っても出口はないなら

何度でも何度でも何度でも立ち上がり呼ぶよ
きみの名前声が涸れるまで
悔しくて苦しくてがんばっても
どうしようもない時もきみを思い出すよ

10000回だめでへとへとになっても
10001回目は何か変わるかもしれない

口にする度本当に伝えたい言葉は
ぽろぽろとこぼれて逃げていく

悲しみに支配させてただ潰されるのなら

何度でも何度でも何度でも立ち上がり呼ぶよ
きみの名前声が涸れるまで
落ち込んでやる気ももう底ついて
がんばれない時もきみを思い出すよ

10000回だめでかっこ悪くても
10001回目は何か変わるかもしれない

前を向いてしがみついて
胸掻きむしってあきらめないで叫べ!

何度でも何度でも何度でも立ち上がり呼ぶよ
きみの名前声が涸れるまで
悔しくて苦しくてがんばっても
どうしようもない時もきみの歌を思い出すよ

この先も躓いて傷ついて傷つけて
終わりのないやり場のない怒りさえ
もどかしく抱きながら
どうしてわからないんだ?伝わらないんだ?
喘ぎ嘆きながら自分と戦ってみるよ

10000回だめで望みなくなっても
10001回目は来る

きみを呼ぶ声力にしていくよ何度も
明日がその10001回目かもしれない…


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2007年3月19日 (月)

リアルタイムなイラク

明日は、イラク戦争開戦から4年。
世界各地でイラク戦争への抗議運動が高まっています。

日本では残念ながら最近のイラク情勢について、
よくわかる報道が少ないのが現状。

ジャーナリストの綿井健陽さんが、現在、イラクの首都
バグダッドに入って、毎日
現地報告をブログで書いています。
リアルタイムなイラクです。

ぜひご覧ください。→ http://blog.so-net.ne.jp/watai/

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『学習の友』4月号

『学習の友』4月号のご案内。

【主な内容】

★特集:家族と夕食をとれますか-男女ともに人間らしい働き方を

 *労働者の実態と財界・政府の労働力戦略(中嶋晴代)
 *外国での仕事と家庭の両立施策(柴田真佐子)
 *パート労働法はどう変わる?(井筒百子)

★僕らの都知事を-吉田まんぞうさんにきく
★願いがかなう自治体に一番大事なこと(角田英昭)
★改憲派ゼッタイ有利の国民投票法(渡辺登代美)
★連載-講座「あなたとすすめる労働組合活動」
  第7回-宣伝・学習など日常活動の意義とポイント


「あなたとすすめる労働組合活動」のところで、
林精研労組の副委員長で、かつての岡山労働学校の仲間、
日裏安代さん(県学習協理事)が連載講座の活用経験を紹介しています。

 労働組合運動の発展のために、いかに学習するかが課題だった。
 執行委員会の最初に、全員でこの連載講座を読み合わせている。
 効果的に学習ができ、それが会議の議論に生きている。

 私たちがぶつかっている問題のために書かれたような内容に、
 ベテラン役員も「すばらしい」と唸り、新人は「そうなのかぁ」と納得。

 この連載はぜひ本にしてほしい。
 『友』に期待しているし、私もみんなに『友』を薦めたい。


てな感じの内容です。
日裏さんおつかれさまです。ぜひ『友』の活用を広げてください。

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2007年3月16日 (金)

おもしろ憲法講座(4)

今回の話は、「おもしろ」くはありませんが、私の考えていることを
率直にご紹介します。

『あたらしい憲法のはなし』という小さいパンフレットがあります。

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 戦後、文部省が作成し、
 
全国の中学生が学んだ教材です。
 (すぐなくなりましたが)

 現在、日本平和委員会などが
 
復刻版を出版しています。


これが、長らく民主勢力のなかで、学習教材として、
また憲法を考えるうえで、「なかなか良い内容」として、
活用されてきました。

私も4年ほど前までは、学習会などで紹介していました。
わかりやすく憲法を学ぶ点では、使える部分がたくさんあるし、
たしかにこれをつくった人の思いが伝わってくる内容ですので。

しかし、いつ頃からか、この『あたらしい憲法のはなし』の中身に
重大かつ決定的な弱点があることを、認識するようになりました。

それは大きく3点あります。

 ①天皇の戦争責任をまったく問題にしていないこと
 ②日本の侵略戦争についての叙述がまったくと言っていいほどないこと
 ③当時、日本から切り離された沖縄などへの言及がまったくないこと

じつは、これは戦後日本の弱点を集中的にあらわしている問題として、
解決していない問題である、と思うのです。


では、具体的に見ていきたいと思います。

まず、
天皇の戦争責任について、です。

『あたらしい憲法のはなし』の5章が「天皇陛下」となっていて、
冒頭、こう書かれています。

こんどの戦争で、天皇陛下は、たいへんごくろうをなさいました
なぜならば、古い憲法では、天皇をお助けして国の仕事をした
人々は、国民ぜんたいがえらんだものでなかったので、国民の
考えとはなれて、とうとう戦争になったからです」

これでは、あの戦争で、昭和天皇にはまったく責任がなく、
「まわりの人間が暴走して戦争したので、昭和天皇は苦労が
多かった」という理解を与えてしまいます。

歴史的事実は、これとは違います(説明ははぶきますが)。

天皇の戦争責任を不問にした(これはGHQの政治的力が働いたのですが)
ことが、日本の侵略戦争全体の責任の所在をあいまいにした
大きな原因の一つであることは間違いありません。

そして、これは、現在でも引き継がれている問題です。
「昭和天皇は平和主義者だった」と言う人が、まだまだ多いわけです。

昭和天皇の「聖断」のおかげで、どれだけ多くの人の命が
犠牲になったことか。

映画『硫黄島の手紙』が話題になっていますが、
1945年早々の御前会議で、「降伏」という決断を昭和天皇が
していれば、あのような「玉砕」の悲劇もおきなかったし、
本土空襲、沖縄戦、原爆投下もなかったわけです。

その侵略戦争全体の最高責任者である昭和天皇にたして、
「ごくろうをなさいました」はないだろう、と思います。


続いて、
日本の侵略戦争の叙述についてです。

パンフでは、6章「戦争の放棄」の部分です。
ここは、よく朗読などもされ、有名なところですが、
ここにも重大な欠落があります。

その最初の部分を書き出しておきます。

「みなさんの中には、こんどの戦争に、おとうさんやにいさんを
送りだされた人も多いでしょう。ごぶじにおかえりになったでしょ
うか。それともとうとうおかえりにならなかったでしょうか。また、
くうしゅうで、家やうちの人を、なくされた人も多いでしょう。いま
やっと戦争はおわりました。二度とこんなおそろしい、かなしい
思いをしたくないと思いませんか。こんな戦争をして、日本の国
はどんな利益があったでしょうか。何もありません。ただ、おそ
ろしい、かなしいことが、たくさんおこっただけではありませんか。
戦争は人間をほろぼすことです。世の中のよいものをこわすこ
とです。だから、
こんどの戦争をしかけた国には、大きな責任が
あるといわなければなりません
。このまえの世界戦争のあとでも、
もう戦争は二度とやるまいと、多くの国々ではいろいろ考えまし
たが、またこんな大戦争をおこしてしまったのは、まことに残念
なことではありませんか」


たしかに、言っていることに、間違いはありません。
しかし、ここには、明確に侵略戦争への謝罪の気持ちがなく、
「戦争一般の否定」というところにとどまっています。
日本の数倍、数十倍の被害にあったアジアの人々への
言及もありません。

「こんどの戦争をしかけた国には、大きな責任があると…」
と言っていますが、なぜはっきりと、「日本に」と書いていないのか。
このあたりに、非常に疑問を感じます。

本文では、そのあとに、戦力放棄の説明があり、
「みなさんは、けっして心ぼそく思うことはありません。日本は正しい
ことを、ほかの国よりさきに行ったのです。世の中に、正しいことぐら
い強いものはありません」 とあります。

この説明も、不十分だと思うのです。
「正しいことを、ほかの国よりさきに行った」のはそうかもしれませんが、
その前に、侵略戦争という重大な誤りを犯しているのです。

この叙述だけ読むなら、日本は正義の味方、英雄ですが、
事実はまったく逆で、「戦争放棄の憲法をつくる」という選択を
しないと、まわりの国が許さないし、国際復帰もできなかった、
それだけの誤りをおかした、その結果としての「戦争放棄」なのです。

現在、日本軍「慰安婦」問題をはじめ、歴史認識の問題で、
いまだに政治家たちが妄言をはいているわけです。
そして、それを許しているのが、日本国民なのです。
日本の戦争についての教育が決定的に不足しています。

このパンフをいくら学んでも、解決への力は育たないのではないでしょうか。


最後に、
沖縄などの問題です。

戦後すぐ、北緯30度線から南の奄美諸島、沖縄諸島は、
日本から切り離され、日本国憲法の適用除外とされました。

このパンフでは、その問題についての叙述はありません。

憲法制定と沖縄の犠牲の問題については、
次回のこの「講座」で書こうと思うのですが、
結論だけ言えば、この平和憲法は、沖縄の犠牲があったからこそ、
その有効性を発揮しえたのだ、ということです。

このパンフを読んでの「感動」がよく語られるわけですが、
当時も今も、
この憲法から除外された「沖縄の犠牲」を
想像できない日本人の弱さ
が、ここにもあらわれています。



以上、3点にわたって、『あたらしい憲法のはなし』の問題点について、
私なりに考えていることをご紹介しました。


べつに私は、このパンフの普及を妨害するためにこれを
書いたのではありません(笑)。
ただ、そこに「語られていない問題」があることを
しっかり示したうえで、活用することが必要ではないか、と思うのです。

なぜなら、この3点は、「いまだに解決していない問題」だからです。
解決しているならば、なにもこんなモンクは書きません。

 *戦争責任の問題
 *侵略戦争の教育の問題
 *憲法より安保が優先される沖縄の問題

見事に引き継がれているのです。

そのことを強調して、長くなりましたが、このへんで終わりにします。

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2007年3月15日 (木)

われわれはどこに行くのか?

最近読んだ本。


『松井教授の東大駒場講義録-地球、生命、文明の普遍性を宇宙に探る』
                         (松井孝典、集英社新書、2005年)

『われわれはどこに行くのか?』(松井孝典、ちくまプリマー新書、2007年)



著者の松井さんは、東京大学大学院教授で、専攻は地球惑星物理学。
2冊立て続けに読み、重なる部分も多かったですが、
『われわれは…』のほうが一般向け。あっという間に読めます。

なるほど、と思ったのは、私たちが考えている生物学、
つまり「生命とは何か」という問いは、「地球生物学」であり、
私たち地球の生命が(たとえば、細胞
できている、DNAで複写など)、
この宇宙で普遍性のある存在なのかどうかは、未知であるということ。

そーいわれれば、そうです。私たちは、私たちの生命しか知りません。
地球外生命の発見が21世紀には期待されます。

土星の衛星、エウロパには、地下に海が存在していて、可能性が高い。
2010年代半ばにはNASAの調査が入
るのだとか。これに期待!

これだけ広い視野をもった著者の、資本主義分析、文明分析も、
たいへん興味深く読みました。

また、『われわれは・・・』での、

本当の豊かさは何かといったら、自分の時間を自分がどれくらい
コントロールできるか
だと思います

「自分の時間が8時間しかない人が幸せなのか16時間使える人が
幸せなのかという判定をすれば、これは勝ち組・負け組逆転する」

という指摘もそのとおり。

私たち人間とは・・・ということを考える日々であります。


『これ以上、働けますか?-労働時間規制撤廃を考える』
          (森岡孝二・川人博・鴨田哲郎、岩波ブックレット、2006年)



その人間を破壊するもののひとつ
が、私は「長時間労働」だと思います。
体だけでなく、精神、そして人間性も破壊する!

ホワイトカラー・エグゼンプション批判の本です。

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2007年3月14日 (水)

禁酒を命ずる!

最近、混迷におちいっている仕事のストレスからか、
はたまた帰りがおそく、ぐったりするからか、
家でビールをくいっと飲んでしまうんです(当然つまみも…)。

そんでもって、朝、体が重い…。
ちなみに、私の起床時間はだいたい6時半前後。
結構早いでしょ?

自慢します(?)が、私は朝、相方より15分~30分早く起き、朝食を準備し、
ふとんをしまい、洗い物をし、洗濯物も干し、ゴミだしをする、
「主婦な人」なのです。ま、たんに朝が強いだけなのですが。

そんでもって、8時になると、「子ども心」をよびもどし、
「にほんごであそぼ」と「ピタゴラスイッチ」を見てから出勤してくるのであります。


・・・それはどーでもいいのですが、お酒の量が増えているため、
ほとんどベスト体重だった1か月前から、およそ2キロのアップ!
こんなことでは、年度末&4月の総会&選挙のハードワークを

のりきれませんて。


「長久啓太に禁酒を命じます!!」


・・・ということで、少なくとも、
選挙がひと段落するまで、基本的にお酒は飲みません。

1か月だもの、できるわさ。
勝利の祝い酒ですよ、次は。


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2007年3月13日 (火)

「消費税増税はんた~い!」

や、やばいっ。仕事がすすまないっ。
政治的決戦も近づいているし。

・・・そんな危機感をいだきながら、
今日は「
3・13重税反対全国統一行動」に参加しました。

仕事ではなく、零細団体・学習協の専従である私は、
毎年「確定申告」というものをしないといけないのであります。

で、11時半に事務所を出、テクテク岡山駅まで歩き、
久しぶりに山陽本線に乗って、倉敷駅まで。
なるほどー。各駅停車でもわずか16分で倉敷かぁ。

「ちょっと早くついたな」と思い、美観地区をまわっていくことに。


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 お、大原美術館だぁー。
 入りてー。

 さようなら。






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 平日でもやっぱり
 観光客けっこういるなー。









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 統一行動
 倉敷集会に参加。

 ね、眠い…。






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 倉敷の商店街を
 デモ行進。

 「消費税増税はんた~い」
 「納税者の権利を守れ~」







Dscn1655
 倉敷税務署の前で
 対峙する。

 集団申告を黙々と
 する参加者のみなさん。







ということで、
私の確定申告も、そそくさと終了しました。

再び、倉敷駅から山陽本線で岡山駅まで帰り、
テクテクと事務所に帰ってきたのでありました(16時前)。

で、まだまだ仕事・・・。
や、やばいっ。

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2007年3月12日 (月)

第73期 岡山労働学校

岡山県労働者学習協会が主催する、
第73期岡山労働学校が、5月10日(木)より、開校します!

今回の労働学校は、
哲学教室です

記念講演に、広島労学協事務局長の二見伸吾さんをむかえ、
「憲法9条の哲学~ヒロシマから世界へ」というテーマで行います。

また、6月10日(日)には、関西勤労協講師の中田進さんを
むかえて、特別講義「歴史に学び、歴史をつくる~社会発展史入門」
を予定しています。

以下、全カリキュラム&募集要項をご紹介します。


【第73期岡山労働学校『哲学教室』カリキュラム】

①5/10(木)記念講演「憲法9条の哲学-ヒロシマから世界へ」
 *二見伸吾(広島労学協事務局長)


②5/17(木)第1講義「人間という奇跡(1)-地球・生命の大進化」
 *坪中明久(県学習協講師)


③5/24(木)第2講義「人間という奇跡(2)-脳と体のふしぎ」
 *伊原潔(県学習協会長)


④5/31(木)第3講義「現実をとらえるすじ道(1)-事実を大切にする」
 *須増伸子(早島町議)


⑤6/ 2(土)ふれあいコンパ


⑥6/ 7(木)第4講義「運命のわかれ道!?-占い・血液型性格判断」
 *長久啓太(県学習協事務局長)


⑦6/10(日)特別講義「歴史に学び、歴史をつくる-社会発展史入門」
 *中田進(関西勤労協講師)


⑧6/14(木)第5講義「現実をとらえるすじ道(2)-変化をつかむ」
 *須増伸子


⑨6/21(木)第6講義「コトの本質を見抜く-つかえる弁証法」
 *長久啓太


⑩6/28(木)第7講義「世界を学ぶ哲学-歴史・人間・文化」
 *藤原真(県高教組書記次長)


⑪7/ 5(木)第8講義「自分らしさを育てる-人間の社会性について」
 *長久啓太


⑫7/ 7(土)修了式&修了コンパ

【募集要項】
時間:18:30~21:00(6/10の特別講義のみ13:00~17:00)
会場:岡山市勤労者福祉センター(岡山市春日町5-6)
受講料:10,000円(県学習協会員は8,000円、学生は4,000円)
     単発参加は1回1,500円(学生600円)、入学式・特別講義は1,000円

申込み先:岡山県労働者学習協会まで


・・・いまなぜ哲学学習か?

リテラシーという言葉が最近よく使われるようになりました。
さまざまな情報や環境を自分で判断し、読みとく力のことです。
「いったいこの先どうなるのか」
「問題がありすぎて、何から手をつけたらいいのか」
といった状況の中で、まさに、社会や時代、
そして自分自身を読みとく力となるのが、哲学の学習です。



今期の労働学校の
募集目標は40名!
3年ほど前にやった哲学教室は20人だったので、倍の目標です。

チラシはすでに完成済。
さらに今回は、街頭で労働学校のチラシをまきまくろう計画を
たて、はがきサイズのチラシも作成。これから大量宣伝に入ります!


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2007年3月10日 (土)

46億年 私たちの長き旅

最近読み終えた本。


『動物と向きあって生きる』(坂東元、角川書店、2006年)

相方に、「読みなさい」と言われ、読んだ本。

北海道、旭山動物園獣医・副園長の坂東さんが、
自身の歩みをふりかえりながら、動物と人間のかかわり方、
動物園の役割と目指すものについて語っている本。

これはいい。とってもいい。おすすめです。
野生動物とペットは違う。そこの認識がはっきりしました。

読んでいて、最初のほうは、「なんて暗い人だ」と思ったけど、
“動物と向きあって”生きているその姿は、
とても共感し、学ぶところがありました。


『プロフェッショナル仕事の流儀スペシャル-明日から使える「仕事術」』
          (NHK「プロフェッショナル」政策班、NHK出版、2007年)


いくつか取り入れたい「仕事術」を学びました。
が、プロフェッショナルの道は険しい・・・。


『46億年 私たちの長き旅-地球大進化と人類のゆくえ』
                    (高間大介、NHK出版、2005年)


NHKで2004年に放送された、
『地球大進化-46億年・人類への旅』(6回シリーズ)。

その番組制作責任者をつとめた著者が、
番組づくりのエピソードや苦労もふくめて、
6回分の放送内容をなぞりながら、
あらためて「私たちはどんな存在か」を考えた本。

放送自体もほぼ見ていて、とても感動したのですが、
この本を読んで、人間や自分の“かけがえのなさ”を
またしても深く実感したのでありました。

最近、金森俊朗さんの本をよく読んでいたのですが、
小学生に、「君たちは奇跡的な存在なんだ」ということを
いろんな角度から教えている姿が印象的でした。

こうした人間観が、いまとっても大事だと思います。
本当に、私たちは、すごい存在なんですよ。

そして、地球や生命の進化の歴史という側面からみても、
やはり私たちは「奇跡的」と言えるんだと思います。

どれだけ、幾多の荒波をのりこえた「命のリレー」を経て、
私という人間が存在しているのか…。
そのうち、私が実際に知っているのは、わずか3代ぐらいのものです。

地球という星で、ホモ・サピエンスとして生を受け、
そしていま、これだけの文明社会を発展させてきた
時代に生きている・・・。

これだけで、ほんと、奇跡です。
このもらった命を、せいいっぱい、輝かせなきゃ!

そしてみんなが、命を輝かせることのできる、
そんな社会にしないとなー。やっぱり。

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2007年3月 9日 (金)

おもしろ憲法講座(3)

今日は、憲法の「読み方の順番」について考えます。
憲法を「全文読み」するのは、かなり労力がいります。

そこで、読むコツを学習会などで紹介することがあります。
勝手に「長久読み」と名づけていますが・・・。

どんな読み方かと言うと、「1章と10章を入れ替える」ということです。
日本国憲法の構造は、つくるときに「明治憲法と同じ構成で」、
という制約があったものですから、国民主権の憲法でありながら、
第1章に「天皇」の条項がきています。

それを最後にまわし、かわりに10章の「最高法規」をもってきます。
この
第10章は憲法が自分のことを「自己紹介」しているところです。

「わたしく憲法は、こういうものであります」と、
3つの自己紹介をしています。

97条
「わたくしには、人類が長い時間をかけて勝ちとってきた基本的人権
というものが書かれています。これは過去のいろいろな苦難の歴史を
のりこえて獲得されたもので、今と未来の世代の人びとに、信じて手
渡されたされたものであります」

98条
「わたくしは、日本国の最高のルールなのであります。だから、私に
書かれていることに反する法律や行為は、無効なのであります。
 また、国際的に決められたルールで、日本がそのルールを締結した
場合は、これを国内に誠実に取り入れ、守っていくものであります」

99条
「わたくしが命令したことをしっかり守り、それにもとづいて仕事を
しなければならないのは、天皇、摂政、国務大臣、国会議員、裁
判官やその他の公務員であります」


と、いう感じの自己紹介なんです(長久解釈)。

でもって、現行憲法では、自己紹介が一番最後に書かれている
からわかりづらいのです。これを一番最初にもってくる。
こうすれば、憲法とはどんなものかがまずすっきりわかり、
格段にその後の条文が読みやすくなると思うのですが、いかがでしょうか。


実際に、その構成だと、こんな感じになります。



日本国憲法


 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて
行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による
成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政
府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにする
ことを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法
を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであ
つて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこ
れを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍
の原理であり、この憲法はかかる原理に基くものである。われらは、
これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
 
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する
崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公
正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。
われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠
に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占め
たいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免
かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無
視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なもので
あり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関
係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と
目的を達成することを誓ふ。



第十章 最高法規


第九十七条
 
この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわ
たる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多
の試練に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永
久の権利として信託されたものである。 


第九十八条

この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命
令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その
効力を有しない。

 
②日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実
に遵守することを必要とする。 


第九十九条
 
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員
は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。



第二章 戦争の放棄


第九条
 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際
紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
 
②前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを
保持しない。国の交戦権は、これを認めない。



第三章 国民の権利及び義務

第十条
 
日本国民たる要件は、法律でこれを定める。

第十一条

 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が
国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利とし
て、現在及び将来の国民に与へられる。


第十二条

この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力
によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用し
てはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する
責任を負ふ。


第十三条

すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求
に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法
その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

第十四条

 
すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会
的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、
差別されない。

②華族その他の貴族の制度は、これを認めない。 
 ③栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典
の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受けるものの一代に限り、
その効力を有する。



(以下省略)



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2007年3月 8日 (木)

まりお

今日、用事で「岡山生活と健康を守る会」に寄ったら、
「まりお」くんがお出迎えしてくれました。

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2007年3月 7日 (水)

都知事選とジャーナリズム

今日の朝日新聞を読み、いよいよ「もうやめよーかなー」と思いました。

1面では、いっせい地方選挙の知事選で、「自民と民主 激突」
という見だしで、いかにも“地方政治で対決姿勢を見せる民主党”という
ことを強調しているようでしたが、まったくこれまでの事実の検証がない。

たとえば岡山県でも、岡山県議会では、
民主党をふくむ「民主県民クラブ」は、この間の知事提案の
議案にたいし、1回も反対していません。100%賛成です。
地方政治の実態として、自民党と民主党のあいだに、
なんの政策的対立もありません。

そうした実際の検証なしに、「激突」と騒いでいる朝日新聞の
見識が問われます。

さらにヒドイのはこの日の社説「都知事選-これで面白くなった」。
http://www.asahi.com/paper/editorial.html

 元宮城県知事が立候補表明をした。
 「対照的な2人」だ。これで面白くなった。

ジャーナリズムの姿勢とは思えない社説です。
競馬予想じゃないんだから、「有力な対抗馬が出て、レースが盛り上がる」
的発想です。傍観者の態度であり、都民の暮らしや都政のあり方に
ほとんど関心をむけず、その角度から石原都政の2期を検証することもしない。

情けないぞ! 朝日新聞!

先日、ビデオジャーナリストの綿井健陽さんのブログを見ていたら、
仲間内で、「しんぶん赤旗を読まないといまの日本の政治がわからない」
という話題になったそうです。http://blog.so-net.ne.jp/watai/

これは私も実感します。

ちょうど、今朝の「しんぶん赤旗」で都知事選挙の特集記事を
組んでいました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-03-07/2007030725_01_0.html

朝日新聞との対比でぜひ読んでみてください。

どちらが都民の声を伝え、ジャーナリズムの力をもっているか…。

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2007年3月 6日 (火)

おもしろ憲法講座(2)

憲法9条をうたった歌はけっこうな数ありますが、
以下ご紹介する2つの歌は歌詞がとっても気に入ってます。



『9をまく』(9LOVE編、大月書店、2005年)より

エクアドルの先住民キチュア族の若者が、日本の憲法9条を
知って、歌をつくり、CDが完成した。

リーダーのルイス・タビさんは、歌をつくった動機について、こう語っている。

 「僕は、日本の憲法9条がとても好きです。なぜって、僕の思いや考え
 と似ているから。この憲法に書かれていることが、僕の国(エクアドル)
 や自分が生きているこの世界でできたらいいなあって思います」



世界に平和を

とても遠い東の地で
僕はたくさんの人に出会った
この地球に生きるすべての
生命あるものを慈しみ
惜しみなく愛情を注ぐ人たち
彼らは戦争放棄の道を選ぶ
平和を求め 訴え続ける

あらゆる問題を力ではなく
戦わぬ心と深い愛で乗り越える
この星は、そしてこの母なる大地は
もうずっと悲鳴をあげている
皆と繋がり、歩き出そう
この地球の平和を見つけるために





続いては「あいとポッポパーティー」 
http://blog.goo.ne.jp/meetang_simantoe
というブログで知った歌
(ごろんびーの音楽研究室というサイトより転送)


「ジョーについて ~スーパーケンポウ・9・ジョー~」


作詞・作曲 ごろんぴー


1.
スーパーケンポウ・9・ジョー
ジョーの拳法世界一

パンチもしなくても
キックしなくても
ジョーは強いぞ 
戦わなくても勝てる

試合が始まるその瞬間
気合
「9・ジョー・9・ジョー」
ジョーが叫ぶ時

行くぞ
「9・ジョー・9・ジョー」
ジョーが見つめる時

相手は自分の弱さ気づく 

2.
スーパーケンポウ・9・ジョー
ジョーの剣法世界一

剣や刀を振らなくても
ジョーは強いぞ
戦わなくても勝てる

試合が始まるその瞬間
気合
「9・ジョー・9・ジョー」
ジョーが叫ぶ時

行くぞ
「9・ジョー・9・ジョー」
ジョーが構える時

相手は自分の負けを悟る

3.
スーパーケンポウ・9・ジョー
ジョーの武道は世界一

戦わずして勝つことできるんだ

ジョーは真(まこと)の武道家
けんかの弱い俺たち守る強い味方

どこかで殴り合いが始まる気配
誰か「9・ジョー」叫ぶと
ジョー現れ
話し合いだけで解決

世界のみんながジョーを呼んでいる
これからもジョーの力 必要だ
世界に羽ばたけ ジョー


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2007年3月 5日 (月)

ドキュメント72hours

私は、自他ともに認める「テレビっ子」なのですが、
最近は、「見たい」と思うテレビがあまりないのが実情です。

民放はまずほとんど見ません。
最近見ているのは
「華麗なる一族」ぐらいです。

もっぱら見ているのはNHKです。
NHKはニュースはさっぱりダメですが、
ドキュメント系番組は秀作が多い。

私のよく見ている番組は、

「鶴瓶の家族に乾杯」  http://www.nhk.or.jp/kanpai/

「一期一会 キミにききたい!」   http://www.nhk.or.jp/151a/

「プロフェッショナル 仕事の流儀」 http://www.nhk.or.jp/professional/

「ドキュメント72hours」
   http://www.nhk.or.jp/docu72/index.html

ですね。

共通項は、「フツーの人の、ありのままの姿」が見れること。
「プロフェッショナル」はちょっとフツーではありませんが。

芸能人が出て、「食べているか、笑っているか、騒いでるか」している
番組に嫌気がさしている人は、どうぞこの4つの番組を見てください。

とくに最近のオススメは「ドキュメント72hours」です。
ほんとに、いいですよ、これ。
みんながんばって生きてるんだなーとか、
へーこの仕事、こんななんだー、とか。


以下、番組紹介(番組HPより)


<同じ場所・同じ人々を 3日間・72時間見つめ続けてみる>

  「ドキュメント72時間」は、全く新しいタイプのドキュメンタリーです。
 同じ場所や同じ人々を3日間・72時間撮り続け、30分に凝縮させる。
 ドキュメンタリーにありがちなお説教や予定調和の構成は一切ありま
 せん。「リアリティ」に徹底的にこだわって、撮影開始から72時間のあ
 いだにカメラの前で起きたことを、ありのままに伝えます。
  
気にもとめていなかった社会の片隅の出来事。ニュースからはこぼ
 れ落ちてしまうささやかな喜びや悲しみ・・・そうした日常の断面の3日
 間を見つめているうちに、自分には関係ないと思っていた社会の営み
 が、自分ととても近しく、一瞬一瞬を大切にしていることが見えてくる・・・
 そんな番組を目指します。

  人と人とのつながりがどんどん希薄になっている今、少しだけ立ち止
 まって、自分以外の日常のドラマに目を向けてみませんか。



ちなみに、次回の放送は・・・

3月6日(火)23:00~ 
「福岡 人情屋台通り」

 
全国で最も屋台が多い福岡市。中でも、ビジネスの中心街
である天神地区には、70軒が集中している。2坪あまりの狭
い店内で肩を並べた瞬間から、知らないもの同士でもすぐに
打ち解ける。屋台には、誰もが訪ねてみたくなる懐かしい人
情があふれている。
 
30年以上地元サラリーマンの憩いの場になっている店や、
若い芸術家の卵が集まる店を3日間にわたって追い、屋台独
特の魅力と、店主とお客それぞれのドラマを見つめる。


おもしろそー。これは見たい。


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2007年3月 3日 (土)

おもしろ憲法講座(1)

日本国憲法にまつわる「へー」という“ブログ連載講座”を
これから、ちょこちょこと書いていきたいと思います。


『世界の憲法集〔第三版〕』(有信堂、2005年)という本があります。


世界の主要国、18カ国の憲法が収録されているのですが、
読むと結構おもしろい。


以前、他国の人権規定を日本国憲法の人権規定と見比べて読んでみたことが
あるのですが、その中で「おもしろいなぁ」と思う条項に出会ったり。

例えば、

イタリア憲法の第36条「労働に対し平等な報酬を受ける権利および休息権」。

1.労働者は自己の労働の量および質に応じ、およびいかなる場合にも、
  自己およびその家族に対し、
自由にして品位ある生存を保障するに
  足る報酬を受ける権利
を有する。
2.労働日の最高限は、法律によって定められる
3.労働者は、各週の
休息および有給年次休暇をとる権利を有し、これを
  放棄することはできない



いいでしょー。
「自由にして品位ある生存」とか、「有給休暇は放棄できない」とか。
まったくイタリアらしい。

あと、ヨーロッパの憲法では、
「死刑の禁止」というのが入っている
ところが結構多いですね。


そして、よーく他国の人権規定と比べて読んでみると、60年前に
つくられたにもかかわらず、日本国憲法の人権規定が、世界水準の先進性と、
どんな問題にも対応できる柔軟性をもった内容だということがわかります。


また、日本国憲法は、9条2項をもっているがために、
軍事や軍隊に関する規定がいっさい出てこないのですが、
この本に
収録されている18か国の憲法を見ると、
必ず「軍事」や「軍隊」に関する条文がある
のです。

以前、講義の準備で調べたものがあるので、ご紹介します。

【アメリカ合衆国憲法】
 
*第1条第8節11「宣戦布告」12「陸軍の設立」
  13「海軍の設立」15「民兵の召集」
 
*第2条第2節1「大統領の軍司令権」

【イタリア共和国憲法】
 
*第52条「兵役の義務および軍隊の組織」

【インド憲法】
 
*51A条4「国を防衛し、要請されたときには軍務に従事すること
【オーストラリア連邦憲法】
 
*51条6「陸海軍による連邦および各州の防衛…武力の統制」
【オーストリア連邦憲法】
 *第1節第4款「連邦軍
【1982年カナダ憲法】
 *第4条2「非常事態における会期の延長」 *第11条(f)「軍法会議

【スウェーデン・統治法典】
 
*第10章9条「国防軍
 
*第13章「戦争および戦争の危機
【スペイン憲法】

 *第8条「軍隊
 
*第30条「国防の権利および義務、良心的兵役拒否」

【大韓民国憲法】
 
*第39条「国防の義務」 *第74条「大統領の国軍統帥権」

【中華人民共和国憲法】
 
*第55条「兵役に服する義務
【デンマーク王国憲法】
 *81条「国家の防衛に貢献する義務

【ドイツ連邦共和国基本法】
 
*12a条「兵役およびその他の役務」 *第10a章「防衛事態

【フィリピン共和国憲法】
 
*第16条第4節「国軍の構成」5節「国軍の管理」

【ブラジル連邦共和国憲法】
 
*第5編第1章「国土防衛事態」2章「国軍」143条「兵役の義務

【フランス共和国憲法】
 
*第15条「軍隊の首長」 *第35条「宣戦

【ベルギー国憲法】
 
*第182条「軍隊の採用方法等」

【ポーランド共和国憲法】
 
*第26条「」 *第85条「祖国防衛義務
 *第134条「軍についての大統領権限」

【ロシア連邦憲法】
 
*第56条「非常事態下の権利と自由の制限」 *第59条「兵役の義務


・・・という具合です。世界の主要国の憲法では、
「もし有事になったら」「軍隊はこう構成します」「防衛の義務」といった

条文がどこかにあるのです。それが「普通」なのです。

日本国憲法は、その意味で「普通」ではありません。

「戦力はもたない」「交戦権は否定」ということですから、
「戦争」ということをまったく想定していない憲法なのです。

しかし、21世紀に入ってますます、
そのことの意味が、光輝いてきているのです。

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2007年3月 2日 (金)

事務所改造 第1段階

最近、仕事の合間をみて、ちょこちょこと仕事場の
配置整理・資料整理をしています。

ずっと以前から、このあまり広くない事務所をいかに
快適な空間にするか、考え続けていました。
仕事の効率やアイデアを生むためにも、大事ですから。

 以下、私の構想・・・
  *現在4つもある机を大胆になくし、1つないしは2つの机とする。
  *もちろん、机は新しい机を買いたい(できれば木の素材)
  *他にも、食器棚、収納具など、整理すれば必要でなくなるものが
    ずいぶんあるので、これも大胆になくしていく。
  *つまり、どれだけ広く、自由度の高い空間にするかが、問題意識
  *できたスペースで、現在「長久文庫」として若い人たちに本の
    貸し出しをしている本棚を2つ(現在は1つ)に増設し、充実させる。
  *つまり、広く感じ、本があり、そして仕事が快適にできるスペース

・・・ということなのですが、机を買うとかにしても、お金がないのが悩みどころ。
とりあえず第1段階としては、数十年にわたって蓄積された資料やモノを
次第に少なくしていくことから始めようということです。

で、不必要なものはバシバシと捨てていっているのですが、
中間段階では、「これは結構いける」という感触をつかんでおります。

いま、パソコン机(これもかなり古い木の机ですが)の上には
まったくモノがありません。これはなかなか快適です。

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もともと整理整頓は嫌いではなく、やりはじめると
のめり込んでしまうタチなのです。


さらに第2弾、第3弾と、楽しみながら事務所改造をしていきます!


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2007年3月 1日 (木)

徒歩3分の議会傍聴

午前中、数年ぶりに岡山市議会の本会議を傍聴してきました。
学習協の事務所から岡山市議会までは、およそ徒歩3分と近いのです。

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 開会ちょっと前の
 議場の様子。
 



もうすぐいっせい地方選挙、ということで、
いま岡山市政はどうなってるのか、勉強に。

今日は、10時から共産党の田畑賢司さんの
代表質問がありました。

最初の質問は約45分。
かなり網羅的な内容で、参考になりました。

ところで、
途中、国会と同じく、居眠りをする議員の姿がちらほら…。
みんなで議論するのが議員のひとつの仕事でしょ。
人の話ぐらいしっかり聞きましょうよ。


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