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2007年2月10日 (土)

興味津々の『Newton』

本ではないのですが、本屋をうろついていて、
「お!」と目につき、おもわず買ってしまったのが、
グラフィック科学雑誌
『Newton』です。

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その3月号の特集が、
「地球で? それとも宇宙から? 最初の生命」
 ~モノから生物への「途方もない飛躍」~


というものでした。

「生命」と「生命でないもの」をわける特徴的機能として、
①『自己複製』-自分自身と同じ姿のものをつくりだす機能
          遺伝子情報をおさめたDNAを正確に複製すること
②『代謝』-自分自身を維持するため、材料とエネルギーを調達し、
       みずからの体を構成する部品をつくりだす

ということらしいです。

しかし、こうした生命の特徴がなぜ生まれたのか?
ということは、今のところはっきりしていないのだとか。

最近の説では、DNAやタンパク質よりも先に、
RNA(リボザイム)という物質から生命が始まったというのが
有力になっているとのことです。

38億年前に地球上に誕生したと言われる生命。
その精巧なつくりには、ただただ驚くしかありません。



また、その3月号のとなりにあった
『Newtonムック』(2006年4月発売)も、ついでに買ってしまいました。

これも興味深い特集でした。
「ここまで解明された-脳と心のしくみ」

各章のタイトルは、
「考える細胞『ニューロン』-こうして心は生み出される」
「心の一生をたどる-脳が語る心の一生」
「なぜ人は喜び悲しむのか?-心と脳のしくみ」
「脳はどこまで解明されたか?-『脳科学』の最前線」

この特集の方が驚きが深かったです。

若い人のなかでは、「うちはバカじゃけえ」「私は頭の回転がわるい」
と自分で思っている人がいますが、とんでもありません。

38億年の生命進化の結果、人間の脳は、
どんなスーパーコンピュータも及ばない情報処理能力をそなえ、
世界の脳科学者がよってたかって研究しても、
いまだに汲めどもつきぬ複雑な構造と精密さをもっているのです。

私たち人類は種でいえば「ホモ・サピエンス」で、「賢い人」という
意味なのですが、本当にそうなのです。

人間の脳には140億個のニューロンという神経細胞があり、
それらがたがいに複雑なネットワークを形成しながら、
ほかの生物にはない人間の脳の機能を支えています。

そんな「小宇宙」を一人ひとりの人間が持っているなんて・・・
本当に奇跡的な存在です。



すばらしく刺激的で、すばらしくおもしろい特集でした。

「自然科学の領域においてにしろ画期的な発見がなされる
     ごとに、唯物論はその形態をかえなければならない」
                (エンゲルス『フォイエルバッハ論』)

ということが、実感される学びでした。

あー自然科学おもしろい!

『Newton』もおもしろい!!
この雑誌はグラフィックが豊かで理解が格段にすすみます。

定期購読しよーかなー。

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