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2007年2月13日 (火)

フィンランドの元教育大臣

きのうのBS1チャンネルの「未来への提言」という番組(22:10~23:00)を見て、
あらためてフィンランドの教育改革に衝撃と感銘を受けました。

以下、番組の紹介文。

 世界のキーパーソンに徹底インタビューし、21世紀の
未来に道しるべを提示するシリーズ「未来への提言」。
第8回はフィンランドの元教育大臣オッリペッカ・ヘイノ
ネンさん(41)
を取り上げる

 
人口526万人の北欧の小国フィンランドは、いま、学
力世界一の国として注目を集めている。OECDの学習
到達度調査の成績では、読解力などの項目でトップ。教
育力の高さは、情報化時代の経済にも強みを発揮し、
IT企業の成長も著しく、国際競争力を示す指標でも世界
のトップランクにある。なぜ、フィンランドの教育は成功し
たのか。へイノネンさんは、90年代、
29歳の若さで教育
大臣に就任し、フィンランドの教育のグランドデザインを
描き、実現してきた中心人物
だ。フィンランドは90年代
に経済危機に陥り、失業率は20%にも達した。
不況を
脱するには、人という資源に投資する「教育」が最も大切
だと、大胆な教育改革に踏み切った

 
目標は、知識を詰め込むことではなく、変化のスピード
が激しい時代を生き抜くための「自ら考える力」を育てる
こと。そして教育の機会の均等をモットーに「落ちこぼれ
を作らないこと」や「生涯にわたって学習する能力を身に
つけること」に力を注いだ。教育現場への裁量権の委譲
など、大胆な改革の結果、フィンランドは経済危機を脱し、
世界一の教育力を手にしたのだ

 
日本でも、学力の低下や教育基本法の改正など、教育
現場のあり方が問われている。学力世界一を達成したフィ
ンランドの元教育大臣ヘイノネンさんへのインタビューから、
21世紀の教育のありようを考える。



「一人の落ちこぼれもつくらない」

「人はそれぞれ違う。成長の過程も、学習意欲がどのように
生まれるのかも人それぞれ。だから教育には柔軟性が必要だ」

「なぜ学校や、教師の自主性を尊重し、権限を委譲したのかと
言えば、彼らのほうが現場をよく知っており、プロだからだ」


言葉の一つひとつに哲学がありました。
教育大臣はやはりこうでなくてはいけません。
日本のI吹文部科学大臣とは雲泥の差です。

フィンランドは、世界一の読書国で、
国民の77%が毎日1時間以上本を読むとか。
図書館の数も日本の4倍ということでした。
生涯学習の国でもあります。


この番組が、昨年のこの時期ぐらいに、
NHK総合テレビで、夜の7時から放映され、
何百万人という人が見ていれば、
教育基本法改悪反対の運動はさらに大きなものに

発展していたに違いありません。

このフィンランド教育の姿こそ、
改悪される前の教育基本法の目指す姿だったからです。

改悪教育基本法がいかに世界の流れに逆行しているか
ということもはっきりと分かる内容でした。

誰かビデオとってないかなー。
これはどんどん活用したい番組です。

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コメント

お久しぶりです。
この番組見られませんでした…。でも「教育に口は出さずに、金は出す」という感じでしょうか。日本の4倍の図書館、羨ましい!
日本の「教育改革」の問題はやっぱり現場不在と哲学のないことなのかしら…と思います。日本政府も、現場に口出ししてる暇があったら、子ども達がのびのび学習し遊べる環境を整えてほしいですね。学費の運動頑張ろう、と改めて思いました。
では、大変ですが、集金も頑張ってください!

追伸:修了レポート届きました☆ありがとうございます。

投稿: まなべ | 2007年2月13日 (火) 16時43分

まなべさん、コメントありがとうございます。
修了レポート遅くなり、すみませんでした。

私も実はこの番組を見ようと思っていたわけでは
なかったのですが、たまたまそのチャンネルを
つけて、テレビの前でボーとしてたら、この番組
が始まって、慌ててテレビ欄で確認したという
わけです。事前に知っていたら録画してたかもしれません。
すばらしくいい番組だったので、NHKはもっと宣伝すべきでした。

フィンランド教育のことは、本などもいろいろとありますが、
やはり映像つきで、元教育大臣が直接その理念を語っている
番組だったので、本当によく理解できました。

で、さっそく今日、高教組の書記局に
「誰かビデオとってませんか?」と聞いたのですが、
残念ながら無いとのことでした。「誰か高教組の
先生がとっているかもしれないから、もしあったら教える」
ということなので、発見されたらまなべさんにも
見てもらえるようにビデオダビングしますので。

ではまたー。

投稿: 長久 | 2007年2月13日 (火) 17時44分

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