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2007年1月27日 (土)

国鉄労働組合

きょうは11時から国労岡山地本第一支部旗びらきの前段学習会に
講師で行ってきました。会場は岡山市南方の南方コミュニティーハウス。
昨年もこの旗びらきに「憲法」で呼ばれ、今回は2回目でした。

参加は20数名だったと思います。
きょうは
「労働法制どうなる、どうする」と題して、約45分話をしました。

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講義の概要はこんな感じでした

【憲法を、私たちの立ち位置として】
 *第27条2項-「勤労条件の法定主義」
 *資本家と労働者の経済的実力差は圧倒的なひらきがある
   したがって、自由放任ではなく、労働条件は法律で規制をする
 *労働条件の最低限のルールを定めたのが、労働基準法

【労働時間をめぐるたたかい】
 *世界にまれにみる長時間労働が蔓延する日本
 *サービス残業根絶を目的とした厚生労働省の通達
  ・労働時間の管理責任は企業にあることを明確にした
  ・通達が大きな威力を発揮し、5年間で5千をこえる企業が是正を受ける
  ・財界の危機感が広がり、労働時間の規制をなくすという動きに
  ・サービス残業の合法化

【財界がねらうこと】
 *労働時間の規制をとっぱらう(ホワイトカラー・エグゼンプション)
  ①1日8時間などの、労働時間の規制の歯止めをなくす
  ②したがって、残業代もなくす
  ③「一定の要件」はいったん導入してしまえば、どんどん緩和できる

  ・財界人の主張-『週刊東洋経済』1月13日号より

 *ホワイトカラー・エグゼンプションのおよぼす影響
  ・残業代ゼロで年収はどうなるか
  ・過労死への道-自由法曹団の2つの裁判事例から
 *その他の労働法制「改正」も問題だらけ

【労働時間短縮こそ私たちの要求】
 *憲法25条「健康で文化的な生活」を常に念頭に
  ・私たちの生活はこれでいいのか?
  ・食事、睡眠、家庭生活、自由時間…
  ・働きすぎで、近所付き合いも政治参加も困難に
  ・自分の健康、仕事上のミス、交通事故…
 *労働時間を短縮し、過重労働をなくすために
  ・労働者は何をなすべきか
  ・労働組合は何をなすべきか
 *いっせい地方選挙と参議院選挙が大きな意味をもってくる




学習会終了後、旗びらきに。私も引き続き参加させていただきました。
手づくりおでんなどに舌鼓をうちながら、ビールをグビグビ飲みました。


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 鉄道おじさんの
 手づくりおでん




旗びらきでは、各職場の状況報告もされたのですが、
JR西日本の安全軽視体質はなんら変わっていないことを痛感する話ばかり。

「福知山線のような事故が今後3年~5年のあいだに起きても、不思議はない」

「岡山駅の大停電が起きる状況もある」

「自分でいうのもなんだが、うちの車(電車)には乗りたくない」

などなど。おそろしー。
JR西日本、えーかげんにせーよー。

各職場では、要員の不足による長時間過密労働、
安全に関わる部署の外注化がすすみ、その中で必死にふんばろうとしている
国労のみなさんの姿が印象的でした。

そして、今年は分割民営化、不当な解雇が行われてから
ちょうど20年の節目の年。
「今年こそは」との思いや声が聞かれました。

2月16日には、倉敷駅前で32時間のハンガーストライキをするとか。
寒い時期ですので、お体に気をつけて、がんばってください。


ふつーに接していると、どこにでもいそうな「酔っ払いのおじさん集団」
なのですが、国労のみなさんの話を聞いていると、
それぞれ国労組合員としての生き様を背負ってるなーと思ってしまうのです。

しかし、「国労のやつとは飲みにいくな」ということがいまだに
言われている職場もあるそうです。許せません。

鉄道の安全を瀬戸際で必死に支えているみなさん、
これからもがんばってください。


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