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2007年1月12日 (金)

突きつけられた~

映画、『硫黄島からの手紙』は観ましたか?
前作である『父親たちの星条旗』とあわせて、歴史に残る反戦映画です。

そしてなんと、『学習の友』の3月号(2月18日発売)に、
『硫黄島からの手紙』の映画紹介を書くことになっってしまったのです!
が、わずか750字なので、この映画の真髄を書くことは不可能。
かなり悪戦苦闘しましたが、なんとか原稿ができました(ふぅっ)。


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  映画のパンフレットをみながら、
  パソコンのまえで苦悩する私。





中身は読んでみてください、ということなのですが、
書けなかったことを少しブログに書いてみます。

この『硫黄島からの手紙』を観て最初に思ったことは、
「本来この映画は、日本人がつくるべき映画だ」ということでした。

硫黄島のたたかいは、昨年NHKのドキュメント番組をみて、
私もその実相を知り衝撃を受けたのですが、
若い人なんかは特にこの映画を観るまで、おそらく
硫黄島のたたかいについてはまったく知らないという人が圧倒的だと思います。

日本の戦争の真実、その悲惨を伝えるのが、なぜ日本人にできないのか?
もちろんまったくそういう作品がないとはいいません。
が、ここまで力強い作品として、完成度をもって、つくられているか?
と思えば、うーむといわざるをえません。

映画評論家の山田和夫さんが、『前衛』の2月号で、
日本映画に突きつけるハリウッド、良心の声となった」と、
この二部作を評していますが、まったく同感です。

クリント・イーストウッド監督には脱帽するしかないのですが、
こうした映画をアメリカ映画界につくられてしまった、
ということを、やはり日本映画界は深刻に受けとめるべきだと思います。

日本人があの戦争を真に総括できていない、
というところにも要因がありそうですが。

え、えらそーに書いてしまいました。
これは、「日本映画にもっとがんばってほしい」という叫びでもあるんです。
そのために国は、映画界への支援を抜本的に強化すべきです。

ともあれ、この二部作、観てない人はぜひ観てください。

それが一番言いたかったのですが。

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