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2006年11月18日 (土)

看護学生のつどい

今日の9時半から、岡山県民医連の看護学生のつどいに、
講師で行ってきました。20人ちょっとだったと思います。
看護学生半分、看護職員半分ぐらいだったそうです。
会場は岡山医療生協のコムコムでした。

2日間の合宿で、広島の大久野島(日本軍が毒ガスを製造していた島)に
行くそうです。出発前、前段の学習会ということでした。

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「未来のために、加害の記憶を」
というタイトルで話をしました。
タイトルはパチリですが、内容はオリジナルです(笑)。

【講義のおおまかな概要】
日本の侵略戦争と憲法9条
日本はアジアで何をしたのか-侵略戦争の実態
 「1931.9.18」「1937.7.7」「1941.12.8」「1945.8.15」
 アジアでは日本の侵略戦争によって2000万人以上が犠牲に
  →資料や証言で具体的に見ていきました
 1人ひとり、名前をもち、家族もあり、夢や希望を抱きながら生活していた人
  「1人称の死」「2人称の死」「3人称の死」-戦争を考える視点
 アジアの人びとの痛み、苦しみ、思いに対する想像力を

国際公約としての憲法9条
 憲法9条は、侵略国日本の、アジアと世界に対する国際公約
 もう2度と戦争はしません、そのための武器ももちません、という誓い
 9条改正は国内問題ではない
 前文にその誓いがあるし、それが憲法の原点
 北朝鮮にもし憲法9条ができたら…

私たちの戦争責任を考える
 元西ドイツ大統領の演説から(『荒れ野の40年』の一部を紹介)
  私たちに問われていること-「真実を求める」こと
 言葉での謝罪を行動で覆す政治-それを許しているは日本国民
  たとえば、日本軍「慰安婦」の問題で考える
 靖国神社参拝は、アジアの人びとからどう見られるか
  ドイツの首相が同じことをしたらどうなるか
 歴史学習の空白-相互理解の障壁
  私たち一人ひとりが、学び手、伝い手となるほかない
 ふたたび同じ過ちを起さない責任
  “いのち”と向きあう医療者として、戦争の愚かさを学び、伝えること
   ある従軍看護婦の言葉
  相手の立場にたつ想像力を
   「看護者たる者は、いまだ経験していないことであっても、
   それを感知する資質を持たなければならない」(ナイチンゲール)
  未来をつくるために行動すること
   学ぶ仲間づくり
   政治変革


以上、1時間15分の講義でした。

今日はかなり早口でしゃべったきがします。改善すべきところですな。

講義終了後、去年岡山であった平和委員会のピースエッグで
同じ班になった水島の看護師さんと「元気してるー」という会話をして、
会場をあとにしたのでした。


準備の過程で、あらためて『荒れ野の40年』(岩波ブックレット、1986年)
を読んでみたのですが、やっぱりヴァイツゼッカーってすごい!
こういう政治家を生み出す日本に早くしたいです。

さて、これから教基法改悪反対の大集会に行ってきま~す。
それから東京だ。

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