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2006年11月16日 (木)

進化する赤ひげ

きのう、岡山医療生協が主催する、
前進座の芝居「赤ひげ」があり、夜の部で鑑賞してきました。
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実は私、「赤ひげ」は通算5回目なんです。
黒澤明の映画『赤ひげ』は2回みました(ビデオですが)。
前進座の芝居も実は3~4年前に1度みたことがあります。
そして今年に入って、映画や芝居の原作である、
山本周五郎の『赤ひげ診療譚』(新潮文庫、1964年)も読んでるんです。

したがって、ストーリーはほとんどわかっていました。
でも、やっぱり泣けるんですよね。

また、きのうの芝居をみていて、改めて気づいたことがあります。

それは、原作の小説や映画にはない、前進座のメッセージ性です。
いや、原作や映画にもそうした面はたしかにありましたが、
今日の医療情勢がそのメッセージの普遍性をより光らせている、
と感じたんです。前進座の脚本も、間違いなくそれを意識して、
今日的につくられています。

本当に苦しんでいる人びとの医療費を削る、政治のあり方。
施政者の無知と無能。その“世の常”に決して迎合せず、たちむかう赤ひげ。
そして、人間の“生と死”への尊厳…。

“赤ひげ”の語る言葉は、時代をこえて、
私たちに強い励ましを与えてくれています。

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